魂捧げる、生命。草間彌生展 | 愛知/名古屋/星占い/水エレ/セルフラブ。

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国立新美術館で開催中で
話題の草間彌生展。

国内過去最大級の個展で、
昨年文化勲章を受賞しているし、
そりゃ話題になりますわ。

上の情報は全然知らなかったけど、
ファンやコラボレーションも多いから
必然的に気になる存在でした。

美術館を入ると、もう人だらけ。
え、こんなに混んでるの?!と思ったら
入場列ではなく、グッズのレジ待ちでした。
60分待ち。気が遠くなりそう。
それくらい、みんな草間さんが
好きなんだね。


ほっとしたところで、いざ入場。
まず目に飛び込んできたのは
富士山を思わせる青い山と
対照的にオレンジを使った
とてもインパクトのある大きな絵と
草間さん自身の展覧会コメント。

その絵とコメントから
ひたすら力強さを感じる。

「私の最愛の作品群を見てほしい」
「草間芸術を感じてほしい」と。

基本的に自分の作品にいつもどこか
満足のいかないスズキ的には
「最愛の」といえることは素晴らしく
自身の絵や芸術に生命を捧げていることが
物凄く伝わってくる。


大広間に入るとそこにはずらりと一面に
魂のこもった絵が。

2m×2mカンヴァスが
130枚程並んでいる。

ベタ塗りで色彩が強いこともあって
1枚1枚インパクトがあるのに
こう並ぶと
圧倒的過ぎて、見てるほうが倒れそう…汗

この「わが永遠の魂」シリーズは
2009年から今に至るまで
描かれ続けていて、
死や天国、魂や生命などのワードが
タイトルに多いことからも
そういった意識や
なおさら芸術に魂を捧げる気持ちなとが
強く現れているのだと思う。

(そういえば一部撮影可能なんです。
今どきの展示ってすごいよね)


大広間を抜けると、
貴重な初期作品から順々に展示されている。
水玉のイメージが強い草間さんですが
日本画も勉強されているので
初期作品はちょっと印象が違う。
ただどれも幻想的。

個人的には水玉の電飾が
反復し増殖する「鏡の間」が
好きだったなあ。


あとは展示室の外にあった
白い部屋に来場者で水玉シールを貼り付ける
体験型インスタレーション。

既に水玉だらけ。

この写真を見てほしい。
この笑顔。
こんなに楽しむことが他に
どこにあるだろうか。
童心の塊。



芸術に魂を捧げる。その力強さは
行ってみないとわからないし、
行ったらエネルギーをもらえるので
ぜひ足を運んでいただきたいところだ。

※ボリューミーな内容だったので
同時開催のミュシャ展まで
回れなかった‥
また今度ね。