シナ公船観察記事455~シナ海軍、尖閣諸島でなく屋久島の領海侵入 | 朱雀ひのでのブログ

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なぜ停船命令を出し、拿捕しなかった?

 

中国海軍測量艦 屋久島周辺の領海侵入 海軍艦艇で6回目4月以来

 

 

 

防衛省は、中国海軍の測量艦1隻が20日、鹿児島県の屋久島周辺の日本の領海に侵入したのを確認したと発表しました。
中国海軍の艦艇の領海侵入は6回目で、ことし4月以来です。防衛省は、警戒・監視を続けるとともに航行の目的を分析しています。

 

防衛省によりますと、20日午後6時50分ごろ、中国海軍の測量艦1隻が屋久島の南の接続水域を航行しているのを確認し、測量艦は午後8時ごろ、日本の領海に侵入したということです。

海上自衛隊の補給艦「ましゅう」や鹿屋基地所属のP1哨戒機が情報収集や警戒・監視にあたり、測量艦は3時間半ほどたった20日午後11時半ごろ、口永良部島の西の領海を出て、西に向かったということです。

中国海軍の艦艇の領海への侵入はこれが6回目で、ことし4月以来です。

防衛省は警戒・監視を続けるとともに、中国海軍の領海侵入などの動きが活発になっているとして、今回の航行の目的を詳しく分析しています。

松野官房長官「外交ルート通じ懸念伝えた」

松野官房長官は、午前の記者会見で「海上自衛隊の護衛艦による監視などを行うとともに、わが国周辺海域での中国海軍艦艇のこれまでの動向を踏まえ、外交ルートを通じて懸念を伝えた。引き続き、中国海軍艦艇のわが国周辺海域での動向を注視し、警戒監視活動などに万全を期していく」と述べました。

 

 

シナ海軍の「測量船」が日本の領海に侵入した目的で考えられることは?

 

一つは安倍元総理遭難後に、日本の防衛に穴がないか、あるいは日本政府の出方が変わるのかを見極めることでしょう。

 

そして二つ目は、潜水艦や戦闘艦でなく測量船ならば、日本を刺激しないと高をくくって領海侵犯の実績を作り、尖閣諸島に引き続き、沖縄諸島、更には鹿児島(本土)に近い、大隅諸島にまで主権主張をするきっかけにしたいのでしょう。

 

また屋久島は、自衛隊基地配備計画が進んでいる、種子島沖の馬毛島が近いです。

威力偵察を狙ったものかもしれませんね。

その気になれば、我が国(シナ)の槍は、そこまで届くのだぞという威嚇の意味を含んでいると見るべきかもしれません。

 

さらに有事の際のために、あわよくばで日本領海の海底地形や海流その他を調べることも、狙ったかもしれません。

まあすぐに監視の目がついたので、そういう真似はさすがに出来なかったでしょうが。

もし海上自衛隊が執拗に監視を続けて圧力をかけなければ、完全にデータをつかむまで居座ったでしょうがね。

 

他国領海内の測量など、どの国でも外国船に許可など降ろす国などありません。

そんなことをされたら、有事に防衛が難しくなりますから。


その疑いを持たれるような行動をシナ海軍の測量船がやらかしたわけですから、有害航行と見なして停船命令を出して、臨検すべきだったと思います。

無論、拒否するか逃亡するようならば、威嚇射撃の上で強制的に停船させるべきだったと思います。

その場合は、当然拿捕すべきですね。

シナが逆の立場なら、絶対そうしているでしょうし、あるいはいきなり発砲して来ても、おかしくないでしょう。

 

しかし日本政府の対応は、判を押したように同じ対応。

懸念程度を伝えるだけでシナが態度を改めるのなら、これで6回目の(シナ海軍による)領海侵犯など、あり得ないでしょう。

尖閣諸島に連続して(シナ)海警局の船舶を出没させるなど、あり得ないでしょう。

20日時点で96日連続で出没しており、完全に日本を舐め切っているからこそ出来ることです。

 

もし日本が拿捕なり撃沈をしてくる懸念を感じるなら、もう少し慎重な行動をしていたでしょう。

 

せめて懸念を伝える際に、「次はない」と威嚇しておくべきだったと思いますね。

その位できないようでは、到底日本を守る憲法改正など、岸田政権には荷が重いという見方が変えられませんね。