注目記事1953~国連で朝鮮戦争の終結宣言呼びかけを行った文在寅 | 朱雀ひのでのブログ

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韓国大統領、朝鮮戦争の終戦宣言を改めて呼び掛け 国連演説で

 

 

 

[国連 21日 ロイター] -     韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、国連総会で演説し、朝鮮戦争の終結に向けた決意を改めて表明した。

同大統領は「朝鮮戦争の終戦宣言に向け、改めて国際社会の協力を要請したい。韓国・北朝鮮・米国の3カ国、あるいはそれに中国を加えた4カ国が共同で、朝鮮戦争の終戦を宣言することを提案する」と述べた。

北朝鮮はかねてから休戦協定に代わる正式な終戦宣言を求めており、文氏も就任以来、北朝鮮との関係構築に積極的に取り組んできた。文氏は終戦宣言が北朝鮮の非核化を促すとしているが、米国は北朝鮮が核兵器を放棄することが先決だと主張している。

 

 

まったく、場違いな時に、場違いな提案をする、文在寅ですね。

世界的なコロナ禍で、70年も放置されてきた話を今する必要はないでしょう?

また戦争・紛争にしても、世界的な関心事はアフガニスタン問題、そしてシナの膨張主義であって、カビの生えた問題を、今する必然性は、ないでしょう。

 

それを百万歩譲るとしても、それより先にすべきことがあります。

 

朝鮮半島の非核化。

北朝鮮の弾道ミサイル問題の解消。

 

それを放置して朝鮮戦争の終結宣言だ?

寝言は寝て言えとしか言えませんね。

 

第一、韓国は確かに朝鮮戦争の当事国ですが、終結宣言に関しては、当事者ではありません。

朝鮮戦争当時、韓国大統領だった李承晩が収支狼狽して国民と軍を見捨てて逃げ出し、戦線崩壊させ、あまつさえ日本に亡命政権を作ろうとしたとされています。

一説には、GHQのマッカーサー元帥に九州を割譲させる要求すらしたとされています。

無論拒否の上、韓国に留まるよう厳命し、当事者能力を喪失状態の李承晩から指揮権を取り上げて、米軍主導で戦線を立て直して、国連軍が主体となって、韓国側の戦線を支えたことで、その後韓国が主導権を失ったのです。


当然停戦協定でも蚊帳の外に置かれ、国連軍と北朝鮮軍との間で結ばれたため、その時点で当事者能力を奪われていたのです。

そもそも停戦する事自体、当時李承晩は納得しておらず、停戦協定に至るまでに韓国軍を使嗾して北に独自に攻め入って返り討ちに合って、国連軍の足を引っ張るなどしていましたから、アメリカを始め、各国から信頼を失っていて、交渉参加を認められなかったのです。

 

70年そのまま引っ張ることになったのは世界的な冷戦構造も影響しましたが、基本、停戦協定はその後の講和条約締結(当然国際法上の戦争終結を意味する)に至るための道標であるので、停戦協定の当事者が当然講和条約交渉に当たるのが当然のことです。

 

つまり韓国は、朝鮮戦争の終結を謳う権利はないのです。

そうしたいのであれば、国連軍を主導した国々にそれを交渉するように求めることしか出来ないのです。

 

文在寅は、アメリカに以前から求めていましたが、トランプ政権には事実上無視され、バイデン政権もそれに倣っています。

だから世界的にも、一応報道されているのレベルで、各国が反応していないことからも、(各国は)勝手なことを言ってやがるの扱いですね。


そもそも文在寅は金正恩と会談した時に『朝鮮戦争の終結宣言』を勝手に出したが、改めてこういうことをしなければならないのを見ても、それが明らかです。
 

文在寅にしてみれば、あの時のトランプ大統領の反応が意外だったのでしょう。

それで気づけばまだしも、このような愚行をするあたり、救いようがないですね。