巡視船は、日本の漁船をシナ海警局の船舶に近づかないようにするより、そちらを追い払うべき。
4日午前2時25分ごろから、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に中国海警局の船2隻が相次いで侵入した。第11管区海上保安本部(那覇)によると、近くを航行中の日本漁船に接近しないよう、海保の巡視船が安全を確保している。
尖閣周辺での領海侵入は今年15日目。2隻は2日夕以降、領海内で操業中の日本漁船に接近しようとする動きを繰り返し、30時間以上にわたり領海に滞在した後、3日夜に領海外へ出ていた。
領海外側にある接続水域でも別の中国船2隻が航行しており、うち1隻は機関砲のようなものを搭載。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは82日連続で、平成24年9月の尖閣国有化以降で最長の連続日数を更新した。
本当にしつこいですね。
こうと決めたらじっくりと、数百年かけてもひっくり返そうとするのがシナ人の習性ですから、この位で音を上げていては、相手の思うつぼですが。
出来ることならば、巡視船にはシナ海警局の船舶を追い返して、日本漁船が自由に操業できるようにしてもらいたいものですが、ほとんど丸腰の巡視船に『機関砲のようなもの』で武装するシナ側を蹴散らせというのは、さすがに酷ですね。
残念ながら、漁船側に近づかないように促すのが、やっとでしょうね。
ただ日本政府には、ただこの様な対処療法だけでなく、是非やってもらいたいことがあります。
いわば舌戦で、シナの行動が無意味であることを喧伝し、尖閣諸島での日本の施政権に揺るぎがない事を、示すことです。
例えばこうアナウンスすればいいでしょう。
シナ政府は、日本の領土である尖閣諸島に、日本に無断で領海侵犯を繰り返す暴挙を常態化させ、力づくで領土を奪おうと、侵略行為を隠そうともしていない。
しかし我が国は、国境警備艇(巡視船)を常時パトロールさせて、領土を犯そうという行為を阻止し続けており、シナの船舶による我が国の漁船への拿捕行動も阻止しており、我が国への侵略行為を未然に防いでいる。
シナはこの3か月ほど、毎日船舶を繰り出しているが、我が国の守りは微動だにしていない。
この事実を前にしても、シナ政府は尖閣諸島を『自国領』と称しているが、事実に反し、滑稽である。
同様の行為を南シナ海でも行い、多くの国々と紛争を引き起こしているが、このような力づくで国境を変更しようとするシナの行為は、断固として認めることは出来ず、立場を同じくする国々と連携し、国際秩序を破ろうとするシナの行動に反対していくものである。
このような趣旨で、全世界に発信すべきだと思います。
シナは、さぞ怒るでしょうが、まず舌戦で、シナの行為を無意味化させることが目的です。
冷静に見れば、シナは連日船舶を尖閣諸島に出没させ、時には領海侵犯をしてきますが、それが今後100年継続しようが、尖閣諸島に上陸して、実効支配できない限り、単なる国際法違反の積み重ねにすぎません。
こちらはシナがそうしてくる限り、ずっと国際法違反、無断領海侵犯と言い続ければいいのです。
また自国漁船をシナの魔の手から守り続けることも、実効支配の事実の積み重ねです。
ただそれを崩されないように、尖閣諸島への上陸は許さず、漁船はずっと守り続けていかないといけません。
今のままの対処でいるなら、せめて舌戦で国際世論を味方につけ、シナの行動に根負けしないようにする覚悟でやっていただきたいです。