一見常軌を逸している様に見える文在寅が、ある思考の下の行動をしているとすれば | 朱雀ひのでのブログ

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韓国の大統領を自称する、最近の文在寅の発言などを見ていると、およそ正常な判断を下しているのか、疑問に感じることが多々あります。

 

例えば5日に開かれたという韓国大統領府での首席補佐官会議とやらでは、次のような発言をしたと、報じられています

 

『(北朝鮮との)南北経済協力で平和経済が実現すれば、われわれは一気に日本の優位に追い付くことができる』

 

二重の意味で、呆れます。

 

一つは、数字的におかしい点です。

産経新聞がそれを分析した記事を出しています。

南北朝鮮の、GDPを見てみます。

 

韓国GDP    約  1兆5307億5100万ドル

北朝鮮GDP   約     307億 400万ドル

(いずれも2017年統計)

 

この2つを合わせると、

 

2国合計     約  1兆5614億5500万ドル

日本円で     約174兆8800億円

(当時のレート換算)

 

そして同年の日本はというと…。

 

日本GDP    約547兆4000億円

 

2国のGDPを合わせてもなお、日本はその約3.13倍にもなります。

 

どうやったら、『一気に日本の優位に追い付くことができる』と言えるのか?

実際韓国の市場は反応せず、「絵に描いた餅」にしか、見ていないですね。

 

そしてもう一つ。

韓国が北朝鮮と一体になるような経済協力をするということは、明白な(北朝鮮制裁決議に対する)国連決議違反です。

 

そんなことを、アメリカをはじめとした国際社会が認めるはずがありません。

何を考えているのでしょうか?

 

そしてまだおかしな点があります。

そもそも『日本の制裁』(韓国視点)に対抗するための方策なのに、韓国は日本の高度な数々の製品なしでは経済が成り立たないほど、産業構造が完全に日本依存度の高い国です。

 

普通に考えれば、最も機嫌を損ねてはいけない国と考え、全面対決は避けなければならないはずなのです。

 

それなのに、日本と交わした約束は、自己都合で破る。

それを何度も指摘されているにも関わらず、それを無視し、約束にないことを次々と要求し続ける。

 

日本が拒否すると見るや、アメリカに告げ口をして、要求を押し通そうとする。

オバマ前米大統領は、それに乗って、『慰安婦合意』の仲介を行いましたが、それを事実上破棄した韓国の行動をみて、アメリカはどう見ても呆れ、仲介者としての立場に泥を塗られたことに、腹を立てていると見るべきでしょうね。

 

今またアメリカに、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄をちらつかせて、『日本の制裁』(韓国視点)を撤回させる仲介役を取らせようとしていると、報じられています

 

しかし先日行われた日米韓3か国の外相会談の前日、河野外務大臣が説明した日本の立場に、ポンペイオ国務長官が理解を示していたと報じられています

 

この時、今回の輸出管理の措置や「徴用」をめぐる問題での日本の立場を説明したのに対し、ポンペイオ長官が、日本の立場はよくわかっていると理解を示していたのです。

 

また、今月24日に期限を迎える、日韓両国の安全保障上の機密情報を共有・保護するための協定=「GSOMIA」について、アメリカとしても韓国側に更新を求める考えも示したそうです。

 

日米の外務大臣同士がきっちりと意思疎通を交わしている以上、韓国の主張をアメリカが受け入れることは、ないでしょうね。

 

こう見てみると、どうしてもこういう考えがもたげます。

 

文在寅は、日米との亀裂を敢えて決定的に広げて、北朝鮮と一緒になる(北朝鮮に吸収合併される)ことを意図して行動していないか?

 

そう考えるのならば、文在寅の行動が一本の筋を持った行動であると、見ることが出来ます。

 

ただこの考え方は、あまりに韓国を悲惨な状況に落とし込んだうえでの、まさに売国行為であるため、にわかに断定するには判断材料が足りなすぎるのも事実です。

 

それでも文在寅が、錯乱しているのでなく、現実を見据えて行動していると仮定するのならば、一考するべき仮説です。

 

もしそうだとすれば、なぜそう行動しているのか?

 

一つの仮説としては、文在寅が、北朝鮮の工作員であるというものです。

工作員として、忠実に韓国を北朝鮮に売り渡そうとしているなら、一応納得できる見方になります。

 

もう一つは、『北朝鮮の核を手中にし、日本を核で脅せば、すべてが解決する』と考えている場合です。

誇大妄想もいいところの考えですが、韓国の巷の意見を拾い集めると、そのように考えている人たちがかなりいます。

 

もしそう考えて行動しているとすれば、非常に恐ろしいことです。

彼らに核を持たせるのは、マフィアに武器を持たせるようなもの。

日本に対してなら、躊躇なく使用する可能性が否定できません。

 

もっとも、そのそぶりを見せるだけで、潰されますが。

核を使用するともなれば、その兆候はアメリカがすぐ察知しますし、南北朝鮮もろとも、業火の下に葬られることになるでしょう。

 

これは仮説にすぎませんが、暴発する場合のシミュレーションとして、考えておく方がいいかと思います。