【慰安婦問題】無責任に若者に期待する韓国人 | 朱雀ひのでのブログ

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問題解決させたはずのことを蒸し返す、韓国人

 

盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時に統一部長官を務めた人が、朝日新聞のインタビューに、次のように答えたと、報じられました

(リンク切れの際は注目記事667参照)

 

「何度も謝っているのに韓国は許してくれないという不満が日本にあるのを知っている」「しかし韓国の国民は、慰安婦問題や歴史教科書の問題で日本国内から出てくる言動を見る度に、心から謝っているわけではないと感じてしまう」

 

 

日本の不満を知っていたのなら、なぜ問題を解決する方向に考えなかったのでしょうか?

それを『韓日関係はもっと悪くなるだろう』とは、過去に(韓国の)政権にいた者の発言としては、無責任ですね。

それはあなた方が悪化させる政策を取っていたからでしょうが。

 

韓国の主張は元から言いがかりばかりで、そもそも日本が謝罪する義理などなかったのですが、それはとりあえず、脇に置きます。

 

仮に韓国の主張が正しかったとしても、その都度国家間条約を取り交わし、解決を図ってきたのです。

それも『これで問題は解決』と、何度も謳って来ました。

それをあとから、『心から謝っているわけではない』から、謝った内に入らない、きちんと謝れというなら、キリがありません。

 

 

被害者の感情を前面に出せば、交通事故や犯罪の示談は不可能になるのと同じ

 

被害者の方々には失礼を承知で例えますが、韓国の言うそれは、交通事故や犯罪の被害者やその遺族の心情と同じです。

 

交通事故や犯罪の被害に遭われた方、あるいはその遺族は、被害をこうむった加害者に対し、「生きている限り許す事は出来ない」、いや「子々孫々まで、許さない」という感情を持たれている方も、多数いらっしゃることと思います。

 

その感情は、それぞれの方々にとっては、当然のことでしょう。

しかしそれで加害者に対し、未来永劫謝罪と賠償を求め続けるのでは、お互いにとって不毛な感情を持ち続ける事になります。

 

加害者が、贖罪の気持ちを持たなければならないのは当然としても、未来永劫と言われたら、反感を持つでしょうし、ましてそれを子々孫々までと言われたらたまらないでしょう。

いくら先祖が犯した過ちと言えど、「そんなもの、知らねーよ」と言いたくなるでしょうね。

 

だから示談という形で、謝罪と、一定の金銭で解決を図るというのが、一般的な解決のルールとなっており、自動車保険などは、それを目的として普及しています。

 

それで感情では被害者側が納得できないとしても、被害者と加害者間で生じた問題は、これで区切りとする事で、双方が再び謝罪や賠償を持ち出さないことにするものです。

だからこそ、交通事故での賠償額は、今や天井知らずになっていますね。

それは、そういう事だからです。

被害者から、解決について、一応の納得を得るために。

 

韓国の主張は、それを捻じ曲げるもの。

『被害者の感情』を前面に出せば、未来永劫、問題は解決不能になってしまいます。

それを納得させるのは、それがどういうものであれ、被害者自身にしか出来ないものです。

加害者が被害者の感情に完全に寄り添う事は、どうやったって不可能です。

 

 

これでどこを『若者に期待』出来るというのか?

 

個人であれば、関係を断つという事も出来なくはありませんが、国家間の話だと、完全に関係を断つことは不可能です。

もちろん国交断絶自体は不可能ではありませんが、対馬海峡を隔てただけの隣国では、現実には完全な交流の断ち切りは、地理的に無理です。

 

だから理不尽な要求と感じつつも、出来るだけ日本は韓国の要求に応えてきたのです。

それを『被害者の感情』を前面に出して、解決を図ったはずの事を蒸し返せば、積み上げてきた関係性が、崩れます。

まして韓国の主張は、どう見ても事実でないことを言い立ててくるのですから、始末に負えません。

 

韓国の主張は、『認められないが、韓国民の感情を少しでも和らげるため、日韓関係の未来のために、「癒し」として志を差し出します』という主旨のものが、(慰安婦問題の)日韓合意であり、「癒し金」だったのです。

 

仲介者のアメリカの手前もあったため、日本はそこまで譲歩したのです。

それをちゃぶ台返しするのですから、『もう無理』としか言いようがないですね。

 

韓国の方は、長年の反日歴史教育で、日本に対する負の感情を年々強化しており、むしろ若年層の方が、日本に対する悪感情を持っているのです。

 

日韓双方の若者が、お互いの国に対して悪感情を強化し続けているのです。

これでどう、『若者に期待』するの言うのか?

本気でそういうのなら、まず自国民の感情を、コントロールの方向へ持っていってほしいものです。