夢見心地 花見心地
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俺は恋をしたんだと思う

なぜだと思う なのかというと、俺は一目惚れというものをしたことがなかった。今回は一目みてその人との繋がりを失いたくないと思えた。
だが、俺は人を好きになるのに抵抗がある。今まで俺は人を好きななってその人を、激しく傷つけ、悲しみのみを残してきた。だから俺にとって人を好きになるとは人を傷つけてしまうということだと考えている。
だから今回はそうならないようにとしたい。それができなければまた、ひとりの女性を深く傷つけ、自分の心を押し込めるのだ。

秋の空

俺は最近気づいた事がある。秋というものが嫌いということだ。季節が変わり、過ごしやすくなり、肌寒ささえ感じる。それ自体は季節の変わり目を肌で感じることができて心地よさを感じた。
だが、俺は秋の太陽が嫌いだとわかってしまった…
俺は仕事中の昼ご飯というものを食べない。その時間は行きつけの喫茶店でコーヒーを飲みながら小説を読むことにしている。そして、店から出たときに店内に入る前と明らかに違う太陽の光の色に気づいたとき、自分はどこかいてはいけないような場所にいるような気がしてしまう。その時、自分の心がここにいてはいけないと語りかけてくる。だから俺は太陽から逃げるように足早で店へと戻る。
あの光は確かに暖かく世界を包み込んでくれてはいるが俺にはどうしても心を不安にする光でしかないのだとわかった。

俺の考え…

俺は鳥になりたかった。今ふとそんな事を思い出した。遠くに行きたい。幼い頃の俺は何もできなくて自分の住んでいる世界しか知らなかった。だからだろう…遠い世界に憧れたのだ。
今でも空を見上げると思えるのは誰も俺を知らない場所で静かに暮らしていけたらいいということだった。
病気をしてその後遺症、それを他人に聞かれると胸が苦しくなった。俺はそんなことすら気にならないくらい誰もいない場所に憧れて、そうもいかない現実に苦悩され続けていた。
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