以前、ちょっと書いた日本で買ってきたミニプロジェクター2万5千円。

そのままでは、パソコンの画面の投影ができないという問題があって、

しばらくいろいろやってい見ていたが、方法が見つかった。追加費用は900円くらい。

 

http://ameblo.jp/suwakobase/entry-12232226927.html

(腕時計の下にある奴がプロジェクター。下の黒いのはケース。中に3脚と電源、USBケーブル、リモコンが入っている。電源は電池内蔵なので、充電しておけばとりあえず使える。PCのUSBからも電源がとれるので、ACに指す部分は必須とまでではない。

 

リモコンで一通りの操作はできるが、文字の入力、ユーザーID、パスワードを入れるときには、画面のキーボードで文字を拾いながら入れるのだが、きつい。無理。

帰国時にUSBキーボードを持って帰ってきたが、重宝する


 

簡単な機能紹介:

このプロジェクターELEGIANT E05はプロジェクターというよりも、

パソコンと言った方がしっくりくる。これにマウスとキーボードをUSB経由で接続するとよくわかる。

単に表示が液晶画面ではなく、壁に移すというだけのもの。バッテリー内蔵かつWIFi内蔵。

ホントにノート型パソコンと遜色のない新しいタイプのPC。

スターウォーズのR2D2が画像を空間に表示するが、こいつはややそれに似ていて壁に表示する。

 

アンドロイドOS (WIndowsのようなポジションでEXPERIAなどのスマートフォンのOSで活躍中。)の元で、

プロジェクター本体(ほぼPC)にインストール済みのアプリをつかって、MS Office製品やPDF,画像のファイルを表示できる。

もとのファイルは、USBメモリーやネット上のリソースをつかうコンセプト。

 

だから、意外なことに、プロジェクターと言う割に、持っているパソコンのDVIやVGAにつないで、こいつで表示することができない。

そもそも画像入力端子がどこにもない。

しかし、凄いのはここから。

 

IphoneではAIRPLAY対応、アンドロイド系ではMiracast対応

Iphoneの画面を何も手を加えずに、そのままプロジェクションできる。

条件として同じWIFIネットワークにいないとならない(IphoneもプロジェクターもWIFIで同じアクセスポイントに接続)。

プロジェクターのメイン画面からMiracastを選択するとIOSとAndroidの選択メニューがありIOSに対応している。これを立ち上げるとIphoneからはAirplayをすると以下のような画面が現れる。Iphone画面の下から上にスワイプするとでてくる画面でAirplayミラーリングを選択。

ここにでているHappy Castプロジェクターなので、こいつを選択。それだけでプロジェクターにはiphoneの画面と同じものが表示されるようになる。後は動画でもゲームでもIphoneの画面を壁に移してみることができる。事前に両方ともWIFIにつながっているのが前提。

A4位の大きさで見るときは、普通の室内位の明るさでは問題無い。

 

問題はパソコンの画面をどうしたらこのプロジェクターで表示できるか?

折角のプロジェクターなので何時ものノリでパソコンなどでも使いたいのだが、そのままでは無理。というのも画像の入力端子が無い。メディア(USBでもネットドライブでも良いが)経由で投影したいファイルをプロジェクターのアプリで表示させて投影することはできる。

しかし、それでは不便なのだ。紙のマニュアル(古い)にはオーディオジャックが3in1 AVとか書いてあるが、本体にあるマニュアル(新しい)では改定され単なるオーディオ出力となっていた。物好きにも念のため3in1ケーブル(1200円位 120rib rp)を買ってきてで試した。結果は単に音を出力できただけであった。入力しても本体から音は出ないし、画像はプロジェクターにもモニターにも出ない。信号がつながってない。

 

しかしAirplayのような方法でパソコン画面を表示できないものか?

結果はできた。

スマートフォンをパソコンのモニターに使うソフトがあった。

このプロジェクターはスマートホンと同じアンドロイドOSなので、それを試してみたらうまく行った。

komadoというソフトウエアで、PC用(無償)、IOS用(?)、android用(時間制限付は無償で解除は有償)とあった。

http://komado.abt.jp/

PC側にダウンロードして導入。

同時にプロジェクターのメインの画面から

APP Storeを選ぶと

Google playのWebが開くからそこでkomadoを検索

(この時はUSBマウス、USBキーボードをつないでおくと、とても便利)

するとKomado2とkobadoがでてきて、komadoはFreeとあるが、私が入れたのはkomado2の方でこちらは時間制限解除するには有償。komado(Free)も後から試してみたが不安定だったり、変なプロンプトがでっぱなしで、うっとおしい。ちなみに有償といっても900円程度(98,000 Rp)であったから、AVケーブルより安い。宣伝する気は毛頭無いが、珍しく満足してしまった。

PC側でkomadoが上がっていれば

プロジェクター側のAll Appsからkomado2を立ち上げればよい。

プロジェクター側には、接続可能なPCが表示されているので、それを選択すればよい。

プロジェクターのアプリを終わるにはマウスで画面上あたりをクリックすると雷みたいなマークがあって、そこで右クリックをおしつづけたらExit this appが表示され、それを選択すると終わる。

面倒な場合、メインメニューのVideoを選ぶとでてくるアプリ選択の一つにKomado2を登録しておけば、App:komado2を探す手間が多少省ける。

以上でPCとプロジェクターの設定はお終い。

 

標示の仕方を選べる。

デスクトップ拡張

見せたいところだけをPC画面の右側にプロジェクターの画面がくっついているイメージで、見せたいところだけプロジェクター側で表示したいときに使える。

パワーポイントなどはスクリーンショウを実行すると、プレゼンテーション部分は普通にプロジェクターで実施される)

この表示先の解像度をえらべる。プロジェクターの解像度は854x480であるが、それ以上でも、其の画面サイズの時の状態で表示してくれる。当然、解像度を超える部分は適当に間引かれるので細かい字などは読みにくい。(当たり前ですが・・・)

 

ミラーリング

PCの画面と全く同じものを表示する。

解像度はPCと同じものを想定する(だからミラーリングなんだけど)。それが表示できるように画素は間引かれた感じになる。

 

WIFI環境のないところに持ち出したら使えないのか?

使える。

このプロジェクター単体がPortable Hot spotの機能をもっていて、プロジェクターが作るWIFIにPCやIphoneをつなぐことができる。そこからインターネットにつなぐ等はできないのだが、PCのプレゼンテーションだけであればAirplayやkomadoなどが使えて問題ない。

これはプロジェクターのメイン画面からSetting -> Network -> Protable ho...を選べば

Portable Hot spotの画面がでて、上のボタンをオンにするとSSIDやパスワードを設定できる。SecurityはWPA2 PSK. Show passwordとあるので、押してみたらデフォルトが12345678になっていた。

 

WIFI環境が無いからそうするので、PCをインターネットにテザリングなどでもつなげないかどうかは、やってないのでわからない。

ETEHRNETケーブルでつなげば良さそうな気がするが、同様に検証していない。

また、ファイヤーウォールなどで素直につながらない環境では、安直にProtable Hot spotが使える。

 

ここまで考えた奴は偉いと思う。

それなのになんでkomado2相当のアプリを入れていないのか、大変不思議である。

おそらく設計者は知っていて、わざとやっている。大人の事情か?

ここまでちゃんとやっていれば、全然OKなプロジェクターなのに、ヒントも入れてないから、たどり着くのに苦労する。

買った人たちのコメントが不評なのはもったいない気がする。

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2017/2/14追記:

ルーターの設定によっては見えなくなることが判明。

対策はEable Short GIとEnable Client IsolationをOFFにすることでAir Playできた。

 

実はルーターをいじったせいで、急にプロジェクターが見えなくなった。

同様にネットワークプリンターも今まで使えていたのに急に使えなくなった。

どうなったのか一瞬わからなかった。新しいワイヤレスネットワークプリンターにはつながっていたので、ルーターは疑っていなかったのだが、比較的昔から使っていたワイヤレスネットワークプリンターがダメになり、プリンターの設定を丸一日かけていたが、何のことはなく、ルーターを2台にしてWDSに挑戦していたときに、この二つの機能もオンにしてしまっていたせいだった模様。

Airplay出来ない人は、一度、ルーターのこの機能を殺してみると良いかも知れない。