今日、電車の中で見た光景。
優先席に3歳くらいの女の子を抱っこしたお母さん。隣に5歳くらいの女の子。
親子の前にひとりのじいさんが立った。
わざとらしい咳払い。席を譲れといいたいらしい。
しかし、お母さんは動かなかった。ていうか、動けなかった。
抱っこしてる下の子は、もう今にも寝そう。寝ちゃったら、そのこを抱っこして電車内で立ち続けるのは不可能。それに上の子が立ったところで確保できるスペースは僅か。
複雑な顔をして座り続けた。
あたしも「そりゃ動けないよなあ」と思った。
しかし、じいさんはぶつぶつ文句を言い続けた。
かくしゃくとして、とても席を譲らなきゃいけなきょうな高齢者には見えなかったんだけど。
電車を降りてから、なんとも不可思議な気持ちになった。
じいさんの行動は論外として、何歳くらいまでの子が乳幼児なんだろうって。
優先席には「お年寄り、妊婦のかた、乳幼児をお連れのかた優先の席」とある。
3歳だと、微妙な年齢だなあと思ってしまって。
まあ、寝てしまったら何歳でも重くて席を譲るのは勘弁してだけど。
じいさんは5歳の子を立たせろと言いたかったのかなあ。
でも、じいさんの尻、半分も入らなかったよ?
下の子の足がお母さんの膝からはみ出ていて、たぶんじいさんの膝を蹴っただろうし。
それでも座りたかったのかなあ。
でも、あたしも姪っ子を抱っこしてて、そのじいさんが目の前に立っても
動かないな、うん。