遅まきながらレミゼ観劇日記。
あたしは何度も見てるけど、妹は初観劇。しょっちゅう一緒にミュージカルを見てたから、てっきり観てると思ったがw
ちょいと歌詞や演出が変わっていた。最後、ファンテーヌが出てくるのが上手(かみて)からになったのはよかったな。前の下手から登場だと、歌いだすまで気づかない場合があったし。
キャストがずいぶん変わって、はじめてみるキャストばかりだった。別所哲也バルジャンは思ったよりよかった。あんなに声量がある人とは思わなかったわ。
今回、エポニーヌを演じる知念里奈ちゃんを見たくて行ったんだけど、よかった!すっごくよかった!
ミュージカル役者としての彼女を見るのは初めてだったけど、よかったぁ。
妹が以前から「彼女は歌は確かにうまいけど、何かインパクトが薄い。個性がない。歌手としてよりミュージカルに出たほうがいいんじゃないか」と言っていて、ミュージカルに出始めたとき、「よかった」と心から喜んでいたのだ。
知念ちゃんのエポニーヌは亡き本田美奈子のようだった。いや、本田美奈子のような役者さんになるんじゃないかと思ってたので想像通りで嬉しかった。
お芝居を観てめったに泣かない妹が泣いていたし、あたしもうるるときたし、やっぱりレミゼはいいわぁ。もいっかい観たい。
あたしを含め、何回も観たリピーターが多かったようで、拍手のタイミングの暗黙のルールがわかっていてイラっとすることがなかった。あ、一回「何で今拍手するねん」って人がいたかw
でもな~。昔、何度も見に行っていたときのキャスティングが恋しい。
本田美奈子のエポニーヌは無理として、岡幸二郎アンジョルラスと純名里沙コゼットと岩崎宏美ファンテーヌをいつか実現してもらえないかな~。アンジョルラスは台車に乗って旗を振り回すシーンがあるんだけど、そのときに民衆に埋もれちゃいかんのよ。岡さんはいつも頭ひとつ出ていたのよ。コゼットの歌で最後にすんごい高音を伸ばすフレーズがあるんだけど、難なくきれいにすっと出していたのは純名里沙だけなのよね。ほかの人も良いんだけど、あの高音シーンで「やっぱり純ちゃんがいい」になってしまうのよねえ。岩崎さんは深みが違う。夢破れての悲しさが一番効くのは彼女なのよ。
見に行った24日は偶然ファン感謝デー開催日で、森公美子さんや別所さんの面白トークが聞けた。面白かった~♪
アンサンブルの女性4人が聴かせてくれた「オンマイオウン」もよかった。妹は「別にあれはいらんかった」とほざいてたけど、アンサンブルの人たちが帝劇でソロを歌うことなんてありえないし、あんなに歌唱力があってもアンサンブルなんだなと思うと芸の世界は厳しいとあたしは感動したな。
トークが面白くて時間が遅くなってしまって、お姉ちゃんちに行くんじゃなくてよかったと思ってしまった。
疲れてあれから23区外のお姉ちゃんちまで行くのしんどかったもん。
また見に行きたいな。チケット・・・さがそw