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読書と本たち、珈琲、手帳。
素朴な日々の暮らし。

こんにちは*


土曜日の午後。
三連休ですね。


きのうの夜、仕事帰りに見上げた空。
まんまるのきらきらした
お月さまが浮かんでいました。

あ、満月かな  と思ったのですが
今朝手帳を開いてみると
きょうが満月のようです。

冬の夜空に満月。すてきです。*





年末年始の疲れが
いまいち取れずに 
よたよたしている毎日です。笑

ゆっくり回復してゆきたいと思います^^

*……*……*……*……*……*……*……*……*

さて、読書のはなし。


「さんかく」千早茜 祥伝社

千早茜さんが祥伝社って
何だかめずらしいのかな?と
思った「さんかく」。

新潮社、文藝春秋で多く出版しているイメージ。

とてもおもしろい、興味深い作品でした。

視点を変えた物語の進め方が
本当に上手い 千早茜さん。

文庫になったら ぜひとも
本棚に仲間入りしてもらいたいです。

文庫になるにはまだまだ先です。


装画は西淑さん



すてきな一冊です^^

その流れで久しぶりに
「森の家」講談社文庫 を読みました。


不思議な、でも少し共感できる
切なく寂しい 家族のかたちの物語。

うまく言えない複雑な感情を
こんな風に 物語として
言葉に紡ぎだせる……
すごいな と思います。


*

まだ 年末年始の 江國香織さんの
「抱擁、あるいはライスには塩を」の
流れが心に残っていて
「金米糖の降るところ」小学館文庫
を読みました。

これもだいすきな物語です。*


「こんぺいとう」と変換すると
「金平糖」しか出てこないので
ずっと 何故 "金米糖" 表記なのかなあと
思っていました。
金平糖と金米糖は別のものかしら? とも。

物語の流れとしては
金米糖は金平糖と同じなんだな と思いながら 
調べたことがなかったのですが

金平糖の古い表記が "金米糖" のようです。

なんとなく "金米糖" のほうが
かわいらしい雰囲気がします。**

金米糖に関して江國さんが
どんな意味を持たせているのか
想像するしかないのですが、

わたしは 
かわいらしさ と
ちょっと古めかしさ と
ちょっと変わっている感 
なのかな と勝手に思っています。*


金米糖~ の流れで
今は「がらくた」を読んでいます。

こちらも不思議な夫婦の物語。
(そういうのすきです。)

金米糖~ とがらくたは
ちょっと構図が似ている気がします。





*……*……*……*……*……*……*……*……*

きょうも 読んでくださり
ありがとうございました*



すてきな連休になりますように。**



如奈。
















李子柒さんのYouTube
あいかわらずはまっていて
毎日 繰り返し観ています。**

貼ったのは 手作り醤油の動画です。