二十四節気《大寒》。 | 机の上のちいさな箱

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読書と本たち、珈琲、手帳。
素朴な日々の暮らし。

こんにちは*




月曜日になりました。



きょうは 二十四節気の最後
二十四節気 大寒 です。

一年で最も寒い時季。
大寒の終わりの日が「節分」。


七十二候では
大寒 初候「款冬華」ふきのはなさく
大寒 次候「水沢腹堅」さわみずこおりつめる
大寒 末候「鶏始乳」にわとりはじめてとやにつく
と続き 春に近づいていきます。


節分の次の日は立春。

いよいよ春になります。*

まだまだ 暗くなるのが早いですが
春に近づき
昼が長くなってきていることを
実感したいな と思います。*



*……*……*……*……*……*……*……*……*

【読書の話。】


読書は
気持ちの流れ 思考の流れ を
繋いでくれるもの。

同じ本を読んでも
同じ流れになるとは限らず
一期一会の 感情、思考。



そんな 一期一会 がすきです。**


*


久しぶりの
「神様のボート」は
とても とても よかったです。


葉子さんの生き方は
およそ 現実的ではないのかもしれないけれど
葉子さん自身にとっては
それは現実で たしかなもので
幸せなものなのだと思います。


そして、
そんな 葉子さんの世界と
一緒に行きながら、
まっすぐに育ち
自分の生き方、世界を
見付けていける力を持った 娘の草子。

彼女の在り方も また
切なくて 切なくて、
切ないです。



この物語は、
江國さんの物語で
一番 狂気を含んだ物語
なのかもしれない。

「泣く大人」はエッセイです。

「泣く大人」と「名残の花」を
携えて きょうもまた
いつものように 過ごしています。


「名残の花」
澤田瞳子さんの新しい本です。

明治時代、鳥居胖庵の物語です。

このあたりは詳しくないので
調べながら 確かめながら 
読んでいます。

*……*……*……*……*……*……*……*……*


きょうも お立ち寄りくださり
ありがとうございました*


低気圧が発達し、
天気や気温が不安定ですね。

ご自愛ください。**


新しい一週間が
佳き時間になりますように。*



如奈。