こんにちは*
晴れて気温が上がっています。
青空がまぶしいです**
きょうは 今年一年で読んだ本の
特にお気に入りの
4冊について書きます。*
お気に入りの岩波書店100thのブックカバー。
KALDIのマグカップ。
手縫いのコースター。
一昨年あたりから始めた
年間Best本。
選ぶ基準は
"その年に初めて読んだ本" です。
新刊か既刊かは問わず
ハードカバーか文庫かなど
形態も問わず。
シリーズものならシリーズで
一つとカウント。
その年に初めて読んだ(読み終わった)
本(シリーズ)から選びます。
昨年はこちら 2018年 best3
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まず 2月の頭に
「未必のマクベス」を読み、
(図書館で借りて読み始め
あまりもにはまった為
読み終わる前に購入しました。)
ああ、これは今年のベストに入るなあ と
思いました。^^
それから9月に「マチネの終わりに」を読み、これはベストだわ と確信しました。
それから精霊の守り人シリーズを再読して
やっぱりこの物語は素晴らしい!と
感動し、これでベスト3は決まりね、と
思ったところに…
11月。
「ある男」を読み、
どうしてもこの一冊を!と熱く想い
今年はBest3ではなく、Best4になりました。
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では、改めまして
「未必のマクベス」早瀬耕 ハヤカワ文庫
わたしがこれまで読んできた本とは
まったく違うジャンルの本。
書店で何面にも平積みしていて
表紙の写真から
スケールの大きな物語が浮かび
惹かれました。
この本……じわじわきます。
読み終えて 何日も何日も
この物語のことを考え続けてしまいます。
何とも言えない
切ない気持ちになる物語です…
けっこう分厚い本ですが
あっという間に読み切りました。
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「守り人シリーズ」上橋菜穂子 新潮文庫
今年は精霊の守り人シリーズを読み込む!と
昨年末に決めて とりかかりました。
(長いシリーズです。)
上橋菜穂子さんの本は
獣の奏者、鹿の王を
読み込んでいたので、
すんなりと上橋菜穂子さんワールドへ
入りました。*
チャグムの成長
バルサ、タンダの穏やかな絆
壮大な世界観
たくさんの感動をくれる物語です。*
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「マチネの終わりに」平野啓一郎 文春文庫
何で今まで読んでなかったのだろうと
後悔に似た気持ちになりました。
あんなに話題の本だったのに。
書店で平積みを何度も見ていたのに。
出逢えてよかった、と
しみじみ感動する物語です。*
11月に公開された映画も
とってもすてきです。*
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「ある男」平野啓一郎 文藝春秋
「マチネの終わりに」で
平野啓一郎さんの紡ぎ出す世界に魅了され、
満を持して読んだ一冊。
この本は昨年に出版されたのですが
書店で平台を見て
帯の言葉にはっとした本でした。
「人は過去に傷を負っても
真実の愛にたどりつけるのか」
といった言葉が書かれていました。
(文の内容は覚えていますが、言葉はうろ覚えです。)
帯の言葉に強く惹かれ
図書館で予約を入れて
待つこと一年と数ヶ月。
その間に「マチネの終わりに」を読みました。
マチネの終わりにを購入したときは
それが 待ちに待っている本の
著者であるとわかっていませんでした。
マチネの終わりにを読み、
平野啓一郎さんってすごい!!!と
感動して、あれ?そう言えば、と
ようやく気が付きました。
そんな経緯で読めた一冊で…
期待以上に、想像以上に、
感動した物語でした。**
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以上が2019年Best4でした。**
何故こうして
ある本と出逢ったことから
読んでからのことを
徒然と書くのかな と自問自答をしてみると、
出逢った時から その本の
物語が始まっている と
(無意識のうちに)
思っているからだと思います。
また、
その物語と出逢ったことが
"わたしという一冊の物語" のうちの
一頁の出来事だとも思っています。
*
未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA) [ 早瀬 耕 ] 1,080円 楽天 |
ある男 [ 平野 啓一郎 ] 1,760円 楽天 |
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皆さま 今年はどんな素敵な物語に
出逢われましたか?
来年も本と過ごす毎日が
穏やかで安らかで
充実した時間になりますように。**
長々と書いてしまいました。
最後まで 読んでくださり感謝です。**
いつも ありがとうございます**
如奈。