前説で
「知らないジャニーズの人がセンター ⤵️」と書きましたが、教えてもらってびっくり!!
公式
4月20日
シアタークリエ6月公演 ミュージカル
— 東宝演劇部 (@toho_stage) 2023年4月23日
『ダーウィン・ヤング 悪の起源』
物語のクライマックスで歌われる
ヤング家3名による、儚くも美しい
三重唱を韓国版の歌唱動画でご紹介❗️
日本語での歌唱をお楽しみに✨#大東立樹 #渡邉蒼 #矢崎広 #石川禅
https://t.co/YB5kFRKk9mhttps://t.co/w44tGsCNm8
韓国版歌唱披露
♪青い目の目撃者♪
5月17日
6月6日
https://natalie.mu/stage/pp/darwin-young
末満健一さんへのインタビュー
6月7日
渡邉蒼さんver
舞台写真(渡邉蒼さんver)
舞台写真(大東立樹さんver)
【公演レポート】“得体の知れないもの”を解き放つ…大東立樹・渡邉蒼らの「ダーウィン・ヤング」開幕(写真20枚 / コメントあり)https://t.co/JYd3r2YaYE pic.twitter.com/B5E940vhs0
— ステージナタリー (@stage_natalie) 2023年6月7日
舞台写真多め
【本編】
内容にふれています
マチネ
ミュージカル「エリザベート」ルドルフ役候補に
次は大東立樹さん来るかな?
と楽しい妄想を。
まだまだ声は弱いけど音程はしっかりしてるし、
細面な顔立ちが似合ってるように感じます
6列目センターブロックちょっと下手より
先に書いておく
「めちゃくちゃ面白いし、
沼になる作品だし、
全ての俳優が歌えて演技ができるってサイコーに幸せで、
CD化かBlu-ray化とか再演とか
とっとと情報を出してください」
な作品です
時系列に出来事を並べると
60年前
最下層第9地区で暴動がおこった。
その時リーダーだった赤いフードを被った額に傷のある少年ラナー(石川禅さん)は、自分達の味方だと思っていた大隊長が実は自分達を粛清する側になった事を知って彼を絞殺。
その後、
第9地区に好意的と噂されていたダーウイン家のベルを鳴らし、
家に入れてもらう。
そして
今は過去を隠したまま第1地区で最も成功した実業家として生活をしている
ジェイ・ハンター(石井一彰さん)が自宅で殺された。
犯人は友人のニース・ヤング(矢崎広さん)
ジェイの父親は戦場カメラマンで、
息子のプライムスクール入学のお祝いに過去の自分の撮った写真集をあげた。
その中には30年前の第9地区の暴動の写真があり、
額の傷のある少年の写真が載っていた。
それがニースの父親と同じキズでは?っとこの事を公表すると言われたニースは、
父を守るためにジェイを絞殺
だか
世間では未だ犯人は不明な事件になっている。
その後
ニースは毎年行われるジェイの追悼式典に参加していて、
今も彼の影にも怯えている
この怯えは
友人を殺してしまった事への贖罪と、
友人が持っていた写真で父ラナーの過去がバレる事の恐怖と二重にある。
、、、これは2幕ではっきりするがそれまでのニースはちょっとトロい感じの男の子だったけど
この写真のアーカイブを消すために教育庁長官になる必要(アーカイブのアクセス権はこのクラスにならないとダメだった)があり、それからは勉強をして働き続けた
そして今
ダーウイン・ヤング(渡邉蒼さん・大東立樹さん)はプライムスクールに入学。
同じクラスのレオ・マーシャル(内海啓貴さん)と意気投合。
その一方で
ジェイの姪ルミ(鈴木梨央さん)と
ジェイ・ハンターを殺した犯人を捜すことなってしまう
この演出が、
末満さんが若い子頃所属していた劇団「惑星ピスタチオ」の西田シャトナーさん的に見える
さて
物語は1幕は謎はあるけど、
登場人物がとても素敵に描かれている
石川禅さんは16歳役をそのいい声で「それがどうした!」って感じで演じられて
ただ
大隊長とのやり取りで
「お前はいくつだ?」
「はい!!16歳です」では客席からクスクス笑い声が漏れていた😁
矢崎広さん演じる父ニースヤングが、息子ダーウインに「ウインザーノット」の結び方を教えてあげるシーンは、
理想的な父子の姿が見えるし、
だから次の悲劇が悲しすぎる
そして1幕ラストで
父が友人を殺したことがばれてしまい、
その事は息子にも突然わかってしまう
2幕
バス・マーシャル(植原卓也さん)、
ニース(矢崎広さん)、
ジェイ(染谷洸太さん)の16歳のシーンが
かわいいすぎる
そして
どんどん真相がわかってきて怒涛の伏線回収!
祖父ラナーは仲間のために隊長を絞殺してから、
それからネクタイが閉められなくなった
だから余計に、
父ニースと息子ダーウィンが歌う「ウィンザーノット」の「あなたとは違う」のセリフになるのが辛い。
おまけにニースはラナーが元第9地区出身である過去を知っていて、
でもラナーはニースがそのことを知っている事に気づいていないようだった。
だからラナは、自分に対していつも不機嫌なニースに「私はいつまでお前に気を遣っていないとダメなのか?」と言っている
そして
ダーウィンは父の友人殺しを隠すために、
自分の友人レオを殺してしまう
その演出が、
赤い紐をアンサンブルの人たちがどんどん巻きつけていくやり方でしょうで照明も赤く染まっていってゾクゾクするし、
父世代の2人も同じ場所にいるから副題の「悪の起源」が強く感じる
「プライムスクール⑴」
♪誰も教えてくれない
あの彼方の空の青さを
草の香りの息苦しさを(略)♪
1幕で聴くとこちらの方を覚えてしまうが、
2幕で聞くと
♪誰も覚えてはいない♪
となり歌詞も逆の言葉が使われていて、
全てを知った後に観る2回目は、答え合わせであり、さらに地獄を見た
さて
祖父ラナーは自分が生き残るために人を殺して
革命リーダーの立場を捨てた
父ニースは
祖父が第9地区出身であることを隠そうとして、
友人を殺した
息子ダーウインは
父が友人を殺した事を隠すために友人を殺した
子供が親を守るために殺人を犯す事に、
救いがあって欲しいと願いますが、
立場が変わるとそんな綺麗事は言ってられないのが現実
ましてや
もう1人の友人ルミ(鈴木梨央さん)がこの真相究明がしたいと考えていて、その協力をダーウィンに願う、、、
韓国のミュージカルの話はパンフレットに詳しく書かれていて興味深く読みました
日本と同じように輸入ミュージカルばかりだった始まりから、
今は自前の劇場があり劇団員を抱えてるまるで四季のような存在が、次々オリジナル作品を作っているようです。
そういえば観劇した
「フランケンシュタイン」
「ジャック・ザ・リッパー」も韓国ミュージカルで今も続々と日本に輸入されている
美しいモノも魅せて欲しいけど、
心をえぐるドリドロしたモノ、救いようのない物語も大好きで観たいので
「日本もそーゆー作品を作ろう!」
、、、理想はミュージカル「デスノート」の再演版の救いようのない暗闇です
観劇した6月22日は石川禅さんの誕生日🎂
60年前の第9地区の反乱の時、
「16歳です(っと自分で言っているからそうです(笑)」のシーンで大隊長に年齢を揶揄われる時、
「本当は59歳だよな」と言われて、
禅さんが「なんか昨日まで58歳と言われていたんですが、どうして?(今日は59歳と言うのですか)」と言っていたし、
マチネのカテコでは
何やら植原卓也さんとキャッキャされているな〜っと思ったら、
植原さんもお誕生日🎂
それにしてもダーウィンとレオの
♪君の瞳に僕が映る♪
とか
顔を見つめあって笑う
とか
モジモジ照れたり
そんなシーンにとてもBLの香りがしたし、
もしその読み方が正しいなら、
ダーウィンは友人であり好きになった人を殺したと言う事になる
おまけに
ルミはこの事件の真相を調査すると言い、
その協力をヤングに掛け合う。
ダーウィンの心が穏やかになる日は永遠に来ないし、父と同じように何十年も地獄のような日々が続く人生は辛いだろうに、、、
再演希望ですし、
さすがは我らの末満健一さん!と勝手に称賛します🎉
今回は潤色になっているけど、「何を変えたのか」をすっごく聞いてみたい
今回のキャストはできる人たちばかりですが
派手さの少ない人達です。
、、、例えば大きなミュージカルでセンターを張るとか、チケットがガッツリ売れるという意味で
ですが
歌って芝居して、
聞いた話では日を追う事にチケットが売れているそうです
「わかる!!」
矢崎広さん🌹
ちょいとぼんやりで可愛い16歳と46歳の父役の幅広く演じていて、
特に殺してしまったジョーイの影に怯える表情は秀逸
あー
もう一回観たい!
曲もとっても華やかで良い曲ばかりなので
CDを待ってます🙏
🈵員御礼続出中のミュージカル
— 東宝演劇部 (@toho_stage) 2023年6月22日
『ダーウィン・ヤング 悪の起源』
6/22(木)は、ラナー役 #石川禅 さん
&バズ役 #植原卓也 さん誕生日❗️
カンパニーでお祝い🎉
いよいよシアタークリエ公演は
6/25(日)まで、お見逃しなく✨#ダーウィン・ヤング
📌チケットのご案内https://t.co/v5yi3LwvFK pic.twitter.com/S2ZKalVejZ
おめでとうございます🎂
追記)
自分の事ですが
シアタークリエ 終演21:05
東京駅21:24発の新幹線にギリギリ乗車
「やればできた~」
っというわけで
日帰り遠征ができるだけの脚力(駅の階段を駆け登る)が残っていたことがうれしい