すたこらの雁書

すたこらの雁書

日々の出来事、雑感・花の便り・・を綴っていきます。

名前は中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚の白い苞を白頭巾に見立てたものです。

 

別名の山桑は、熟した実の形や表面が桑に似ていることに由来します。

 

秋には表面がぶつぶつの苺のような赤い実を付けます。

 

 

 

 

ミズキ科、本州~九州の低山に生育、樹高は5~10メートル、

 

 

 

 

開花期は5~7月、花ビラのような白い苞を4枚付け、中央に小さな緑色の花が密生します。

名前は真白な花ビラを、カリフォルニア州のシャスタ山の万年雪に因んで名付けられました。

 

アメリカの育種家ルーサー・バーバング氏がフランスギクにハマギクを交配して作出した園芸品種です。

 

 

 

 

キク科、園芸品種、昭和初期に導入、草丈は50~80センチ、

 

 

 

 

開花期は5~6月、花色は舌状花は白色、筒状花は黄色で、一重咲き・八重咲き種もあります。

名前はミモザアカシアと似ていますが、夏に花を咲かせ異なる性質をもつことから名付けられました。

 

別名の針槐はマメ科の槐(エンジュ)に似ていて、葉っぱのつけ根に針のような刺があることに由来します。

 

 

 

 

マメ科ハリエンジュ属、明治初期に北アメリカから渡来、樹高は15~20メートル、

 

 

 

 

開花期は5~6月、長さ10~15センチ程の総状花序を垂らし、香りの良い白色の花を多数付けます。

名前は、中国産の女苑(野草)に似ていて、それよりも小さいことから名付けられました。

 

別名の柳葉姫菊は、葉が柳の葉に似ていて、小さな菊のような花が咲くことが由来です。

 

繫殖力が旺盛で、他の植物を駆逐する恐れがあり、要注意外来生物に指定されています。

 

 

 

 

キク科ムカシヨモギヨモギ属、原産地は北アメリカ、明治維新前後に渡来し野生化、草丈は30~150センチ、

 

 

 

 

開花期は5~10月、茎先に花径2センチ程の頭花をたくさん付けます。

 

真ん中に黄色い筒状花があり、周りに白くて細い舌状花が付きます。

名前は漢名の棕櫚の音読み説と、古名の須呂が転訛したという説があります。

 

一般に棕櫚は、中国原産の唐棕櫚と本種の和棕櫚と区別して扱うこともあります。

 

和棕櫚は日本原産で、幹を包むシュロ皮をたわしや箒の材料にしています。

 

 

 

 

ヤシ科、原産地は九州南部で各地で野生化、樹高は3~10メートル、

 

 

 

 

開花期は5~6月、クリーム色をした粒状の花を房状に咲かせます。

 

葉は古くなると先端が折れて垂れ下がります。