2023年9月山梨の旅(武田八幡宮) | この美しき瑞穂の国

2023年9月山梨の旅(武田八幡宮)

2023年9月23日の朝、宿泊した旅館の池にて。


錦鯉たちが餌をねだって足元にやってくる。皆で口をパクパクする姿を見て餌を上げたかったのだが餌をどこで売ってるか分からなかったのでお預け。錦鯉ちゃんたち、ごめんね。


旅館をチェックアウトすると、宿に近いコメダ珈琲店へ朝食を食べに訪れた。


コメダ珈琲店はモーニングに訪れる客が朝から大勢来ており、しばらく並んだ。朝から並ぶことになるとは・・・さすがコメダ。

ちなみにこの日の朝食はバカでかいみそカツパン。




コメダのメニューはいい意味で裏切られる逆写真詐欺などといわれるが、本当に凄い!一人で食べきれるかなと思ったがちゃんと食べられた。とにかく分厚い味噌カツがちゃんと揚がっていて衣サクサクでお肉ジューシーで美味しい!それとカツパン用のパンもまた美味しい!コメダはデカいだけでなく味も美味しいのだ。

斜め向かいのテーブルにいたおやっさんが僕がみそカツパンを平らげるのを見て微笑んでいた。それは男子でも一個食べきるのは結構大変だからだ。


みそカツパン美味しかった。ごちそうさまでした。



朝食後は石和温泉駅から中央本線で韮崎駅へ向かった。そして韮崎駅でレンタサイクルを借りて武田八幡宮へ向かった。


山梨県はとにかく坂道が多い。武田八幡宮へ向かう道はひたすら急な登り坂が続き、とにかく疲れた。


韮崎駅から約3.6km、武田八幡宮に到着。







武田八幡宮は弘仁13年(822)嵯峨天皇の勅命により武田武大神(日本武尊(やまとたけのみこと)の御子・武田王(たけだのきみ))を祀る祠をこの近くにある桜の御所から当地へ遷宮し、筑紫の宇佐神宮より八幡大神を勧請し、武田王と合祀したことによる創建とされる。


そして保延6年(1140)甲斐源氏の源新羅三郎義光(みなもとのしんらさぶろうよしみつ)の曾孫・龍光丸が13歳の時に武田八幡宮の神前で元服し、武田太郎信義(たけだたろうのぶよし)と名乗ったという。これが甲斐の戦国大名武田家の発祥とされている。そのため武田八幡宮は武田家の氏神として尊崇されてきた。


武田八幡宮の社前にて火水埴の清祓いを奏上してお参りしようと思ったのだが、蚊が多くて辟易した。

近年僕はほとんど蚊に刺されないのだが、それでも耳元を間断なく飛び回られて嫌気が差し、火水埴の清祓いを奏上することなく祓詞と二礼二拍手一礼の簡素なお参りで済ませた。山の中で蚊に集られるのは本当に嫌なものだ。せっかく雰囲気の良い神社だっただけに残念である。


武田八幡宮をお参り後はこの山梨旅の最後に日本武尊と宮簀媛(みやずひめ)の間の御子・武田王が眠るとされる桜の御所・王仁塚を訪れた。

(つづく)