
朱砂会 宴シリーズ番外編 第二弾「若夏の宴」、無事に終演しました。
お足元の悪い中お越し下さいました常連の皆さま、誠にありがとうございました

雨のおかげで、池が出現しました

古民家の、昭和に増築された応接間にて、太宰治「誰も知らぬ」を語りました。
この日は、女学校三年になる娘の婚約発表の日でして、馴染みの新聞記者さんとのお話、という設定でした

この黒留袖、衣装にでも使って、と頂きまして、
和裁士の母いわく、昭和40年代後半〜50年代前半にお嫁に行った世代に流行った細工だそうで、昭和15年発刊の「誰も知らぬ」の内容よりは世代が若い着物になってしまいますが、朱砂会の常連のお母様方、そこはお目が肥えていらっしゃるので喜んでいただけたようです

これこれ、これがやりたかったんです

初対面のお母様方が同じテーブルで交流しておられたり、賑やかな和やかな歓談となりました

演目の内容や解釈については、facebookにて少し触れております。是非そちらもご覧頂けたらと思います。
今回は、演目の内容から狭い場所で限られたお席でしたので常連さんを優先にご案内致しました。
次は9月29日に大井神社にて、「宵闇の宴」と称しまして、いつものスタイルに、朗読講座の生徒さん、そして尺八の新田みかんさんをゲストに迎え、芥川龍之介「藪の中」を語ります。
どうぞお楽しみに
