斎藤英喜の 「ぶらぶら日記」 -2ページ目

「ムー」トークイベントの記事が、『高知新聞』に掲載

先日の高知県立文学館の「ムー」展示、トークイベントの記事が、

『高知新聞』に載りました。Xの記事から。

 

 

 

 

それにしても、この話題が「学芸」欄に載るのは、さすがは高知ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『陰陽道の神々』が法蔵館文庫で復活します。

一部でその復刊が待たれていた(たぶん)、品切れ中の『陰陽道の神々』が法蔵館文庫で、復活します。

 

『陰陽道の神々 決定版』

本体1500円+税

2024年10月15日出版予定

 

もくじ

 右下矢印

 

 

「決定版」として、思文閣版の原本に2023年に執筆した

◇折口信夫の「陰陽道」研究・再考

を、付論として加えました。

 

また

◇二〇二四年の陰陽道――文庫版あとがきにかえて――

このあとがきも、病室で書きました。初校も入院中、ということで、この本も、いろいろと思い出深いですね。

 

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写真は、いざなぎ流の調査中の斎藤と、梅野さん。右は伊井阿良芳太夫。

ふたりとも若い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高知で、いざなぎ流

おとなくし家で静養してなさいと、あちこちから言われていたのに…。

先週末は、高知に行って、講演、トークイベントの仕事をしてきました。

 

しかし、この講演会に出ることが、退院の「目標」でもあり、また退院後の最初の講演仕事は、「高知」で、それも「いざなぎ流」でという気持ちでしたので、それが実現できて、なにはともあれ、よかった、よかったという思いです。

 

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3日は、高知県立歴史民俗資料館の《秘められた神と祭り》展示の企画の講演、

◇陰陽師からいざなぎ流へ―異貌の日本宗教史

 

二時間近くだったので、途中で息切れするかと思ったのですが、「完走」できました。

というか、まだ喋りたりなかった(笑)

 

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100名ちかくの参加者、さらにzoomでの参加者の方たちにも、たっぷり「いざなぎ流」の「すそと式王子」の、きわめてマニアックに話を楽しんでいただけたようです。

ともかく最前列の方たちのノリがいい(笑)。思ずそちらに引き込まれて…。

 

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そして3日は、高知県文学館での《ムー・45周年記念展示》での三上編集長のトークに、斎藤が「飛びいり」で対談するという企画。

 

こちらは三上さんのファンを中心として「ムー民」がなんと、500人(それも抽選)ぐらい集まったとか。

 

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2003年に『ムー』誌が、じつはいざなぎ流の取材をしていたこと、

それが本誌に紹介されいたという「ネタ」に、

『ムー』の世界と「研究」の世界の接点と違いなど、

 

こちらも、かなり濃密なお話になりました。

飛び入りさせてもらい、三上編集長に感謝。楽しい対談でした。

 

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最後は、写真撮影やサイン会の抽選など(笑)。

 

ということで、土・日にわたる高知イベント、無事にお役目果たすことができました。

なかなか退院してこないので、主催者の方たちには、ヤキモキさせてしまいました。

あらためて感謝を。

 

そして三日間とも、高知の夜のひとときも楽しみました。

やはり入院中で、他人と喋ることに飢えていたんですね。

 

長年のいざなぎ流の研究仲間の梅野さん、佛大通信の元院生の秋山さん、

『ムー』で濃密ないざなぎ流の記事を書いてくれた本田さんとの再会も出来ました。

 

そして今回はじめて「高知入り」した、うちの妻にも、バックアップしてもらいました。なんといっても、まだ足元がふらふらしているので、見ているほうが心配ですね。

 

以上、夏の高知イベントのご報告でした。

しかし喋っている姿は、いかにも「病み上がり」っぽい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陰陽師たちの日本史 (角川新書)

 

増補 いざなぎ流 祭文と儀礼 (法蔵館文庫)