斎藤英喜の 「ぶらぶら日記」 -4ページ目

文学の魔窟へ!『文学と魔術の饗宴・日本編』小鳥遊書房

【お知らせ】

タイトルから、同姓同名のひとが編者かと思いますが、

正真正銘、斎藤の新しい編著です(笑)

 

斎藤英喜編『文学と魔術の饗宴・日本編』(小鳥遊書房)

 2024年9月30日刊行予定

 

文学と魔術 表紙

 

 

 

 

新しい領域への挑戦。

キャッチコピーは、「さあ、頁を開いて、文学の魔窟へ!」

内容目次は、以下です。

 

 

『文学と魔術の饗宴・日本編』

 

プロローグ(斎藤 英喜)

第一章

中世の物語と呪術・身体 —御伽草子『御曹子島渡』と兵法書「虎之巻」をめぐって—

(金沢 英之)

第二章

護符の神学 —中世神道と魔術の世界—

(小川 豊生)

第三章

『老媼茶話』の魔術

(南郷 晃子)

第四章

ラフカディオ・ハーンに誘われて

(斎藤 英喜)

第五章

西洋近代魔術の到来—井上勤訳『龍動鬼談』をめぐって— 

(一柳 廣孝)

第六章

三島由紀夫の超常論理—『美しい星』における円盤学と占星学—

(梶尾 文武)

第七章

崩れ墜つ天地のまなか—原民喜の幻視における魔術的現実—

(清川 祥恵)

第八章

『鬼滅の刃』における「鬼」たちの魔術的力—鬼の始祖・鬼舞辻無惨をめぐって—

(植 朗子)

[コラム①]

「法ごと」の消長 —佐々木喜善の「魔法」をめぐって—

(渡 勇輝)

[コラム②]

虚構の中で魔術を使う

(芦花 公園)

索引

 

 

 

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写真は、ちょっとゴシックな月。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ムー」トークイベントの記事が、『高知新聞』に掲載

先日の高知県立文学館の「ムー」展示、トークイベントの記事が、

『高知新聞』に載りました。Xの記事から。

 

 

 

 

それにしても、この話題が「学芸」欄に載るのは、さすがは高知ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『陰陽道の神々』が法蔵館文庫で復活します。

一部でその復刊が待たれていた(たぶん)、品切れ中の『陰陽道の神々』が法蔵館文庫で、復活します。

 

『陰陽道の神々 決定版』

本体1500円+税

2024年10月15日出版予定

 

もくじ

 右下矢印

 

 

「決定版」として、思文閣版の原本に2023年に執筆した

◇折口信夫の「陰陽道」研究・再考

を、付論として加えました。

 

また

◇二〇二四年の陰陽道――文庫版あとがきにかえて――

このあとがきも、病室で書きました。初校も入院中、ということで、この本も、いろいろと思い出深いですね。

 

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写真は、いざなぎ流の調査中の斎藤と、梅野さん。右は伊井阿良芳太夫。

ふたりとも若い。