思いっきり「休暇」気分 | 斎藤英喜の 「ぶらぶら日記」

思いっきり「休暇」気分

写真は、病室のまえの道。昼ごろの風景。

16-2

 

風をうけた新緑が美しいです。

この景色が目の前にあるだけで、なんか心も和みますね。

 

16-3

 

朝9時半の一番で、放射線治療を受けにいきます。

「お面」の取り付けを調整してもらいました。照射の時間は10分ぐらい。

「朝のお仕事」は、これだけ。

 

そのあとは、看護師さんたちによる体重測定や血糖値の測定とか、点滴の入れ替えとか。薬の関係で、どうしても血糖値はあがり気味になるとかで、抑える薬を注射。

腕でもお腹でもいいというので、お腹に打ってもらいました。

 

お昼ご飯のあとに、久しぶりにシャワー浴びました。お風呂はなし。

でもシャワーだけでもさっぱりしました。

 

夕方、妻が着替えや届いた『日本文学』、『蓮華寺佛教研究所 紀要』17号をもってきてくれました(鈴木耕太郎くんからの献呈)。ほんとは看護師に手渡すだけですが、

一階の受付の隅の椅子で、ちょっとだけお話。なんかブツを交換する「密会」ぽい。

 

放射線治療や抗がん剤の副作用は、まだありません。ちょっとシャックリが出ますが、すくにおさまる。夕方、すこし「ムカつき」を感じましたが、夕ご飯食べたら、鎮まった感じ。

 

という感じで、病室では、YouTubeで音楽聞いたり、あれこれと本を読んだりして、思いっきり「休暇」気分です。

 

そうそう、寝る前に『ドグラ・マグラ』読んでいたせいか、今朝、病室の物音で目がさめ、「あれここはどこ?」、「いつも隣で寝ている人は?」、「この左手のチューブはなに?」と、一瞬、「ドグラ・マグラ」状態に(笑)。

でもさすがに「自分は誰?」は、なかったです。