『情況』パラレルワールド特集. 平田篤胤ネタで執筆 | 斎藤英喜の 「ぶらぶら日記」

『情況』パラレルワールド特集. 平田篤胤ネタで執筆

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20日発売の『情況』の最新号、特集「パラレルワールド」に、

「1972年の平田篤胤―パラレルワールドの政治性」

という論考を書きました。

 

  情況book

 

それにしても、僕らぐらいの世代にとって『情況』といえば、ああ、あの雑誌ね。

まだあるんだ…ぐらいの認知ぐあい(笑)

 

しかし、最近、編集長や編集部の世代交代があり、とりわけ編集長の塩野谷恭輔さんの意欲的な企画力によって、これまでの新左翼系理論誌みたいなイメージを大きく更新する特集が続いています。

 

そして塩野谷さんとは、たしか栗田英彦さん主催の研究会で知り合って、そのご縁で、今回の執筆依頼をいただいたのかと思います。塩野谷さんも専門は「宗教研究」なので、そのつながりも。

 

雑誌表紙のコピーの「変革のための総合誌」は、変わっていません。

 

僕なんかには、このコピーは、むかし出ていた『COM』の「まんがエリートのためのまんが専門誌」と同じぐらい、心に響く(笑)

 

せっかく『情況』に書くんだからと気合を入れたのですが、やはり文章が硬いなぁ…。

 

それにしても表紙の「重信房子」のよこに、小さく自分の名前が出ているのは、

ちょっとなんというか、ああそうなのか…と感慨深い。

 

ということで、書店で覗いてみてください。

他の執筆者のものも興味深いですね。