サポートスプリング・バネ定数 5 kgf/mm の 0-2 G 応答を調べた。
以下、記載は前回と同様です。
左図:上副スプリング・下主スプリング構成、 右図:上主スプリング・下副スプリング構成
バネ定数 主 10 kgf/mm、副 5 kgf/mm(自由長 68 mm・作動長 41 mm・密着荷重 200 kgf)
2 G ストローク:A 点 91 mm、B 点 50 mm. A 点 91 mm、B 点 41 mm.
青線:A 点位置、緑線:A 点速度、マゼンダ線:A 点加速度、赤線:B 点位置、シアン線:B 点速度
減衰係数:400 kgf s/m
減衰係数:600 kgf s/m
減衰係数:800 kgf s/m
減衰係数:1000 kgf s/m
加速度の変化は、最初、理論的には下向きに 2 G 働くが、計算値としては 1 G から始まる。
主 SP の下付けの副 SP 5 kgf/mm 構成のほうが揺れ戻しの加速度が小さくなっており、
高負荷時の減衰特性は上付けに比べ良くなるようだ。減衰係数を大きくしたほうがより良いが、
弱いままでも何とかなりそうな懐が深いかも。
何故、このような応答になるのか?
もう少し、振動制御について文献を見てみよう。
スイフトのカタログを見ると、同じ作動長で 6 kgf/mm の SP もあり、調べてみよう。