執筆は相変わらず、しゃちょーですとも。私以外に書く人間いません。
今回は、私が体験してきた、フィンランドの本場ブッシュクラフトのソレについて、自分の言葉で書かせていただきます。
雑誌等とは違い、まとめず、細かく、ごちゃごちゃと書いていきまっせ!
ちなみに
6/27号の【Fielder】でも、小さいですが特集で執筆しております。
今回のブログはネタばれしない範囲です。
相馬しゃちょーが、大泉さんと行く
ブッシュクラフトツアー in フィンランド①
まずは
大筋のまとめと序章
から。
フィンランドといえば、ブッシュクラフトの本場として有名です。
私は、この地で1週間に及び、タンペレの森と、首都ヘルシンキを行くブッシュクラフトツアーを、大泉さんのガイドの下に慣行。非常に充実した旅となった。
私がフィンランドに行ったのは、6月5日~11日の、まる1週間。
そのうち、森に入っていたのは6日~9日までの3泊4日となる。
【詳細な記事一覧】
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以下、執筆するごとに順次、記事へのリンクを設置していきます。
・1日目
ブッシュクラフトツアー in フィンランド②
・2日目
ここに記事ごとのリンクが追加されます。
・3日目
ここに記事ごとのリンクが追加されます。
・4日目
ここに記事ごとのリンクが追加されます。
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【大筋のスケジュール】
5日:
JALでヘルシンキ入り。国内線に乗り換えフィンエアでタンペレ入り。大泉さんと合流。
地元のバーで夕食をとり、ビールとワインで乾杯。白夜に驚愕。
6日:
大泉さんの自宅兼工房をご紹介いただく。
ナイフの鍛造を体験し、一本作らせていただいた。
その後、GSで遅めの昼食を取り、森に入る。
9日:
森から出て公衆サウナへ。タンペレのホテルに戻る。
10日、11日:
しゃちょーとして完全なるビジネスの日。
トップシークレットが沢山です。
【ブッシュクラフトした場所】
4つの湖を利用し、ベースキャンプを設営してトレッキングを行いました。
現地の立て看板の地図を使わせていただきましょう。
赤い○: 利用した湖
青い○: 1が林道入口、2が林道終点
青2以降は、完全なトレックとなり、中にはオフトレックも含まれる。
林業が盛んなため、常に地図に無い道が開拓されているようで、今回のトレッキングでも『地図に無い道』が姿を現すことがあった。
【3泊4日ブッシュクラフト用の装備】
背景に敷いているものはグランドシート、150*230cm。
これも、Bush Craft Inc.オリジナルが格安で登場予定。
大泉さんの背負った状態の装備写真は、今後の記事でUPしますのでお楽しみに!
1: 出発日の服(ハットは却下した)
長袖シャツとパンツのみ使いとおし、下着と半袖Tシャツのみ着替えていた。
2: 撮影機材とGPS
一眼レフカメラとマイク、照明器具と単三電池(白夜で未使用)、SDカード、三脚、ハンドル、GPSロガー、スマホ充電器。
3: クッカー、水
キャンティーンカップキット、クッカーin自作のバノックの粉、スーパーデリオス浄水器、ナルゲンのフォールディングカンティーン(貯水用)、ククサ、コーヒー用メジャースプーン(自作)、コーヒー豆in茶筒、スタンレーのスキットルとショットグラス2つ(中身はタリスカー・ストーム)、たき火フライパン、オリーブオイル少々、ダクトテープ巻の自然に良い洗剤、小さく切ったスポンジ、ピッキオワークスのスポーク。
4: エマージェンシー&衛生用品
ファストエイドキット、トイレットペーパー、フラッシュライト(単三)、コンパス。
ロケ中、私も大泉さんもナイフでちょこっと怪我をした。
私は白樺ザクザク中に自分の手も刺してしまって、小さいながら刺し傷なので、縫合テープを使った。これは見事だったが撮影してなかった。追って詳細記事で紹介します。
5: キャンプ道具
Bush Craft Inc.オリジナルタープ試作品(コットン100)、シェラフマット、ENOジャングルネストハンモック、3シーズンシェラフ(夏だが5~10℃用でギリだった)、ロープ類。
ロープは、6mmのアクセサリーコード(クライミング用のプルージックコード)を2種、アンカー用とリッジライン用に。2mmをタープ設営のプルージック用、1.5mmをガイライン用に持ち込んだ。
潰したのは却下したナイロンタープ。
タープが悪いのではなく不要なものを軽量化。
6:着替えと雨具
右端は登山用品メーカーさんのレインウエア。最軽量クラス。出番はある晩に一度きりだった。
カーキっぽい色はタオル。枕の他、返りのサウナで使う。ブルーのドライバッグには着替え。黄色にはパジャマ兼公衆サウナ用の水着。もう一つの黄色はダウンジャケット。オレンジは顔面と頭をカバーするバグネット。
7: ブッシュクラフト道具
エンバーリットのチタンストーブは出番なし。グローブは消耗品なので新品を。金属の枠みたいなのは、自社開発中のチタン製たき火ゴトク。テストをかねて2種持ち込んでいた。
妙なペンダントは新商品、間もなく発売。オレンジの缶は自分で塗装した火打セットケース。斧はグレンスのワイルドライフ、折り畳みのこぎりはシルキー170、ナイフはブッシュクラフターでセットしたファイヤースチールはスタッグボーンに変更した。ファルクのシャープナーCC4。
潰したのはファルクのF13Gだが実際には持ち込んでいた。
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【装備について注釈】
撮影機材が入るため、通常の人より装備が嵩みます。また、コットン製タープも大きいです。
ULはまったく意識しないブッシュクラフトキャンプとなっています。
食事はフィンランド式ということで大泉さんに食材を用意していただき、分担して運びました。
私は、バノックの粉2回分と、自作のトレイルミックスを持ち込みましたが結局使い切ることはできずに終わります。
左腰に着けたポーチは、出発直前に加えたもので、現場での採集に役立つと考えてのこと。
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大泉さんとは話をすればするほどに、ブッシュクラフト以外の趣味も全く似通っていて、ウイスキーの好みまで同じ。
もうタメ口でかまわんわ!って感じなのだけど、私にとっては友人でもありながら、大先輩でもあり、ブッシュクラフトワークの師匠でもあるのです。
大泉さん見てますか?もう大泉さんは私にタメ口つかってくださいな。
さて・・・
次回、ひとまず順を追って都市部の話から始めていきますので、みなさんも旅行気分でお楽しみくださいませ!!!!
それでは~~