こんちは!
お久しぶりです。m(_ _)m
ここんとこ、しばらくご無沙汰でしたからね。
東京マラソンも抽選外れて落胆も大きいのですが、
今回は北の大地で再び羽ばたいてきました。
函館ハーフと言えば、昨年は台風崩れの低気圧による雨。
おまけにその後に続く台風17号が本州縦断したもんだから、
函館発の飛行機が羽田に飛べず、
あわや切腹の危機にさらされた
あの思い出の大会です。
いま思い出しても冷や汗が出ます。
ご興味持って頂けた方は、昨年のブログご覧ください。 m(_ _)m
今年の遠征の目玉は、8、9、10月の北方三連戦。
八月の札幌は会議が入り、十月の松島は研修先から直行ってことになってたの。
問題は今月の函館だった。。
毎月会議もおかしいし、どうしようかと思い悩んだ挙句、
やはり出張することにしよう。とストーリーを決めて帰宅したある夜。
一気に凍りついたね。
((((;゚Д゚)))))))
ゼッケン引き換えハガキが食卓に、
でーん!
と鎮座してる。
な、な、なんでや~!
送り先を会社に変えたはずやないか!
真夏のミステリー!
どうやら申し込みが早かったからか、
なぞは深まるばかり。
ランネットのアホ~!
ヘタなこと言わなくて良かった~。
このハガキは敵方の手に落ちていると言うことを踏まえて
今後の交渉をせないかん。
しかし、かなりタフな交渉。
まさに絶対絶命。
はたして金融庁検査を乗り切ることは出来るのか。
ひょんなことから飛びたしてきた娘の学校説明会の話。
これを使わん手はない。
全面的に協力することを申し出て、
今回は元の部下たちに会いに行く約束をしているので
函館に行って来る、と正面突破!
ピアノの発表会と重なり、出席出来ない説明会を
どうするかで悩んでいた嫁さんにとっては渡りに船。
一気に交渉成立!\(^o^)/
オレ、自分でも天才やと思うわ。
Twitterでも誰もがやめろ、今回は諦めろとアドバイスくれたが、
すんなり公認レースとなり、飛行機の予約を必死で取り直す。
早割だったので、半額取られてしまったが、そんなことはどうでもいい。
大事の前の小事。
切り捨てて前に進むしかない。
だいたい、あらかじめ予約していたなどと知れたら
まとまる交渉もまとまらない。
かくして台風も過ぎ去り、爽やかな秋晴れの土曜日。
これから始まる一連の戦勝祈願に浅間神社に朝ラン。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
財布の中の小銭をすべてお賽銭として奉納。
84円。(笑)
まるで中学生のカツアゲ。。
学校説明会も居眠らずしっかり聞いて、急いで羽田へGO!
羽田からピアノの発表会の首尾を確認して、
学校説明会のサマリーをメール。
これで完璧。
誰に何も言われず、レースに専念出来る環境は整った。
定刻に函館空港に降り立った搭乗機を元部下のSが待ち構えてくれていた。
昨年ひどい目に遭わせたので、
もう函館に来ないのではないかと
ヒヤヒヤしていたらしく、
今後のスケジュールをツラツラと説明してくれた。
まずは函館山観光。
その後9時から食事。
10時に解散。
翌朝は早起きして港で海鮮丼。
8時にレース受付…。
思わず、殺す気か。
言いそうになったよ。(笑)
とりあえず、天気は良いので函館山観光に出発。
あ、そうだ!
(おいおい何を思いついたんや?)
立待岬、行ったことありますか?
昨年も連れて行ってくれたから知ってるよ。
行ってみましょう!
(え~~~っ)
案の定、真っ暗な断崖の海岸。
誰もいませんね…。
(おるかぁ!)
こいつ、一生懸命考えてくれてるから厳しいツッコミするわけにもいかず、
そうやね、明日の折り返しの湯の川温泉はどの辺りになるのかな?
(なんぼほど人間出来てるんや…)
えーっとですね、ここよりも函館山に登ればよく見えますから、
行ってみましょうか。
(だから最初からそうせえ言うとるやないか…)
ようやくロープウェイで一気に山頂へ!(笑)
昨年は昼に来たんだけど、やはり夜は違うね。
宝石を散りばめたとはこのことだね。
iPhoneのカメラでこれだから、
ホンマもんのカメラならもっと凄さが伝わるかも。
完璧に晴れていたので、ここまでキレイに夜景が見れるのは珍しいのだとか。
日頃の行いがええからね。
明日のレースも頑張らなきゃ。
そうこうしてる内に予約の9時前になり、名物のイカを食しに。
道南で獲れるイカは大きいのだそうだ。
時折飛び跳ねる姿がいたわしい。
逃げたくもなるよなぁ。
数分後…。
バラバラ殺人、いや殺イカ。
美味しかったです。
翌朝は早起きして港で海鮮丼という選択肢は懇切丁寧に説明の上で
却下し、諦めてもらいました。
朝から生もの食うて走らされたら、レースも何もあったもんやない。
コンビニおにぎりを三つ頬張りました。
古来の風習に倣って、赤飯おにぎりもチョイス。
そして迎えたレース当日。
爽やかな秋晴れ!\(^o^)/
昨年は窓をたたく雨音で目が覚めたことを思うと雲泥の差。
さほど暑くならないことを祈るばかり。
ここで、昨年のブログを振り返って読んでみた。
最初の1km、明らかにツッコミ過ぎ。3'40"
5km、21分
10km、42分。
後半は失速したランナーをごぼう抜き。
こんなことが書かれていた。
要は、6kmの折り返し前後の坂のマネジメントが今回の鍵。
10kmまでをもう少し落としても、その後の海岸線に勝負をかければ、今の体力でも勝機はある。
そういう作戦で臨むことにした。
持てる力を最大限出し切って自己ベスト更新して、
昨年の自分に勝ちたいから。
まさに自分とのガチレース!
位置について…
よーいっ!
あれ?
1
2
バン!
そんなんアリかよ~!(笑)
二秒遅れてるやん!
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
今回は川内くんと藤原新の一騎打ち。
さすがにオレよりは少し速かったね。
見えなくなっちゃった。(笑)
今回のレースには地元函館営業所からも応援してくれる人がいるとのこと。
その人を探すことにした。
まず1人めは事務の女性。
聞いてたトコと、違うトコにいたような…。
でも手を振れました!
あざす!
もう1人は、これまたオレの元部下。
明日は応援に行きますからね!
というメールが届いた。
ありがとう、目印は何かある?
娘にアンパンマンのお面持たせます。
そうじゃなくて、応援してくれる場所の目印になる建物や~!
ホンマ、相変わらずやな、こいつも。
(笑)
まあかわいいとこあるからお愛嬌なんやけどね。
指定してきた場所におった、おった!
(笑)
奥さんも一緒や。
お久しぶり、ありがと~!
これだけ言うてみたけど、彼らからしたら
救急車のサイレンの音みたいな感じやったかもしれん。(笑)
ドップラー効果っていうヤツ?(笑)
聞き取れたのかな。
めちゃ不安。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
レースは続く。
やはり今年も1kmめは3'40"!
昨年の反省が生きてない。
でもしゃあないわ。
今年はオレの応援のために来てくれてる社員いるからね。
ええとこ見せなあかんから。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
高田屋嘉兵衛の像が出て来る頃には日差しはさらに強くなってきた。
ここからが、今回のポイント。
アップダウン区間。
5kmのラップ、21'30"
ほとんど昨年と同ペース。
電停で折り返し、今度は上り坂。
あえてペース落としてみる。
坂を上りきって、右へ折れて海岸沿いの一本道。
ここがオレの今日の主戦場。
漁火通りという名の通り、昨夜函館入りした時も
イカ釣り漁船の煌々とした灯りが眩しい海岸。
今年は晴天のため、暑さで崩れて行くランナーも多い。
スポンジに含ませた水を頭や首にかけたり、
給水の水をアタマからかぶり、
もうビショビショになりながら走る。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
沿道からは多くの声援。
中学生のブラスバンド。
手を挙げたり、拳を突き上げたりして声援に応える。
その度に、どぉーっ!という歓声。
まるでご当地アイドル。(笑)
静岡と言えば~
富士山富士山!みたいな。(笑)
GMTかっ!
10kmのラップ、44分。
昨年のラップが42分だから、2分遅い。
ここまで織り込み済み。
ここから飛ばせば、もしかして90分切りもアリか。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
ばあちゃんの声援、じいちゃんの応援。
頑張れ~!
子供たちとハイタッチ!
これがオレのパワーの源泉。
そのたびにペースが上がる。
いよいよ16kmポイントの根川交差点の折り返し。
あと5kmだ!
崩れてくるランナーを次々に成敗しながら前へ前へ!
昨年はこの辺りから、マラソンの神さんが降臨してきた。
今年も降りて来んかしら。
でも考えてみたら、第二折り返しからあんまり抜かれてないかも。
もしかして、今年も降臨した??
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
やがてコースは川沿いに右折。
ここからが、得意なコース。
両脇から大声援。
右手や左手をあげて声援に応えることで、万雷の拍手!
嬉しい。
元気をもらって元気を送る!
パワーチャーージっ!
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
あと1km。
渾身の力をこめて走る。
ここまで来たらやるしかない。
あの時もっとスパートしてれば良かった、そんな後悔したくない。
だから思い切り走った。
ひたすら走った。
ようやく競技場。
あとはトラック勝負。
何人抜かせるか。
成敗!成敗!成敗!成敗!
二周の間にずいぶん順位が上がった。
そしてゴール!!
函館を満喫し切った。
もはや死力を尽くした、一片の後悔もない。
そしてタイムは…。
自己ベスト更新!!
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
やったー!大成功!
再来週は松島ハーフ。
大納言の挑戦は続く。
ご声援よろしくお願いします。
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