先週の函館の興奮もまだ冷めやらぬ10月最初の日曜日。
みなさん、いかがお過ごしですか？
オレはね、月末の大井川マラソンの試走に出かけました。
もともとは月例メンバーで、
大井川マラソン前に30kmは走っておかなきゃね～
ということになり、急遽開催が決定したのです。
とは言っても、来週は松島ハーフで
、翌週は玉川トレイル、んでもってその次が大井川マラソンの本番やもん。
ま、オレの予定に合わさないといかんこともないんだけど、
みんな気を遣ってくれて殿に任せるよ～って言ってくれたので遠慮なく、
6日の6時に大井川リバティ出走との御触れを出しておいたの。
行くのはええねんけど、正直言うて場所がよう分からん。
親切な姐さんが、教えてくれた。
バイパスで旗指まで行って、降りたらひたすらまっすぐ。
土手に突き当たるから、信号左折。
河川敷に降りること。
極めて分かりやすい。
約50分の行程を想定して、5時前に目覚ましセットして床に就く。
床に就くまではリビングでうたた寝してたくせに、いざ布団に入ると寝られない。
焦る気持ちが余計にアドレナリンを放出し、とても寝ておれない感じ。
もぞもぞ…。
ごそごそ…。
(=￣ ρ￣=) ..zzZZ
ピロピロピロピロ！
ピロピロピロピロ！
げっ。もう4:50か。
密やかに用意していたランパン、ランシャツ、ゲイター、靴下、テーピング材料、ジェル。
着替えもバッチリ入れた！
ウエットティッシュも入ってる！
あとは途中のコンビニで水を買えばOK！
急いでパンにマーマレードをたっぷり塗って朝ごはん。
外はまだ暗い。
夜間、屋敷に近づく曲者撃退用にセンサー式のライトをつけた。
しっかりそのライトに照らされた。
（笑）
どう見ても、怪しいわな。
こんな時刻に、半袖シャツに短パンでウロウロするヤツおらんもんな。
バイパス乗る前のコンビニで水3本。
最近密やかな楽しみを見つけた。
コンビニで買い物する際に、レジで客の属性を入力してるというのだ。
ここのコンビニもあるかな…。
あったあった！
あまりレジを覗き込むと、いかにも怪しい。
ピピピピ！
今朝はしっかり40男と入力された。
ど真ん中、ストライクゾーンやもんな。（笑）
まだ闇の濃いバイパスを疾走する。
少しゆっくりマーマレードパン楽しみすぎた。
走る走る。。
いつも走る安倍川を超えて、トンネルくぐって…
この次が、旗指のインターという時に、大変なことに気がついた。
30kmなんて夢のまた夢、全てがぶっ飛ぶくらいのアクシデント。
クツ忘れた…。
ランパン、ランシャツもゲイターも持ってきてのにクツがない。
裸足ランに挑戦する？
それともサンダルで少し走る？
いずれにしても10kmと持つまい。
一気にテンションダウン。⤵︎⤵︎⤵︎
おはよ～！
みんなやたら元気。
あ、あのさぁ…。
大爆笑の後、クルマに積んであるクツを貸してもらえることになって
予定通りスタートラインにつけた。
駐車場のある起点から、上流に5km、下流に13kmの36kmが今日の舞台。
目標は5分を切って駆け抜けたい。
お供の助さん格さんは、手練れのランナー。
最初は着いて走ってたが、次第次第に差が開き…
青と白のシャツは見えなくなってしもた。。
素敵なスピード。あやかりたいわ。
436
435
445
450
449
頑張ったのは最初の2km。
次第次第にこれから始まる長旅に我が身可愛さのあまりペースが落ちてきた。
440
442
441
445
440
5kmの折り返しまでは上りだが、そこから次の折り返しまではひたすら下り。
少しペースも上がってきた。
443
445
443
449
454
起点を通りすぎると時代劇でおなじみのあの橋が出てくる。
蓬莱橋。世界一長い木造の橋。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(;￣◇￣)┘
借り物だがこのクツ、実に快調。
全身汗だく。
やはりランシャツにして良かった。
確かにランシャツランパンで走ってる人いないけど、
一番走るのに適したカッコだとオレは思うんだよね。
さらに道のりは続く。
501
453
453
455
445
ここまで来ると5分をめぐる攻防。
河口まであと3kmのポイントを折り返しとして、全体で30kmのコースに仕上げる。
つまりあと残りの10kmは上り。
ここからは、一気に起点を目指す。
440
450
500
504
あかん…、5分を切れなくなってきた。
赤いアスファルトに自分の影が落ちる。
沿道には秋の花が文字通り花を添える。
木犀、彼岸花…。
あとは知らん。（笑）
503
459
503
458
503
まさに一進一退の攻防。
いよいよ、ラスト1km。走る！
ラストは大名の意地を見せて451！
大した意地ではなかった模様。
終わってみれば、2°25'の満足いくタイム。
当初の目標である5分を切るペースでゴール出来た。
＼(^o^)／
それもこれも、クツを貸してくれた格さん、走るエイドステーションとして折りたたみ自転車で走ってくれたお銀姐さんのおかげ。
厚く礼を申しますぞ。
そうそう、30km走ってヘロヘロになってるであろうオレを案じて
三太夫が差し回してくれた籠が河川敷まで来てたのは良いが、
ゴールを間違えたらしく蓬莱橋のたもとで待機していた。
おーい！ワシはここじゃ～！
ゴールはもう少し先だぞ！
どうやら、当家の籠ではなく、ロケ用の籠だったみたい。
時代劇によく出てくるからね。
北海道の時は530くらいのペースで走ったが、今日は40秒速いと辛かった。
ハムが攣りそうに痙攣してる。
しっかり伸ばして秋風に吹かれつつしばし幸せを噛みしめる。
やはり走れるってイイ。
嬉しいし、ありがたみを感じる。
来週は、仙台国際の時に負けちゃったオヤジを成敗しに松島へ遠征します。
勝負の行方をお楽しみに！
レースシーズン突入。
大納言の挑戦は、まだまだ続く。
（たぶんね。）
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