こんちは!
昨日は早く寝たので、いつもより余分に早く目が覚めました。
今日は平城京ひとりマラソンの日です。
5:30、ホテルの鍵を勝手に開けて外へ出ます。
奈良の人たちはとびきり早起きです。
外ではお掃除してる人によく会います。
その昔、家の前で鹿が死んでたらお咎めを受けたそうで、
その名残りなのかどうかは知りませんが
多分そうなんだろうなと勝手に推測してます。
でもさ、何でなんだろ。
もしかして朝起きて木戸を開けた時に自分の家の前で鹿が死んでたら、
隣の家の前に鹿の遺骸を置いておくため?
うーむ、ウルトラあり得~る。(笑)
まるでロシアンルーレットの様なハンカチ落としです。
夜明けの頃は五月と言えども
涼しいと言うより、寒い感じ。
だって、吐く息が白いの。
東の山々には朝日が。
神々しい感じ。
だって奈良だもん。
京都人が唯一、一目置く街。
とんでもないお宝を抱えてるもんな。
なかなか侮れん。
でも駐車場のおっさん曰く、日本で一番人が泊まらん県らしい。
大阪、京都から日帰りで遊びに来れるもんね。
昨日は気づかなかったが、標識にも凝った作り。
まずは東大寺。
今朝の鹿はやたら愛想イイの。
多分腹が減ってるんだね。
ウチの娘たちとおんなじだ。
月初めの小遣い欲しさにすり寄ってくる。
ぱぱぁ~🎶
まるで援交。(笑)
東大寺自体は昨日見学済ませてるので、南大門だけで折り返し。
一路、西へコースを変えて平城宮跡を目指します。
若草山から連なる下り坂は、走っていても心地よいんだわ。
帰りはもれなく上り坂だけど、考えないことにしよう。
困難なこと、嫌なことは先送りするタイプ。(笑)
おまけにクヨクヨ複雑なことは考えないタイプ。
ただのアホ?(笑)
さてトップ集団の中でも独走で市役所越えて平城宮跡に到着。
外敵を寄せ付けない大きな朱雀門が立ちはだかります。
クソっ!入れないのか…。
iPhoneで昨日調べた時にはそんなこと書いてなかったなぁ。
でもさっそく来たんだから、少し中を見てみたい…。
幸いあぜ道の横っちょに小さな小径がある。
子供たちが遊んでる間につけた小径であろうか。
センサーが早朝からジリジリ鳴ってもかなわんので
周りを確認しながら、一歩一歩注意深く進む。
どうやら入れそうだ。
城門の中を一目見せてもらえれば、良いので一目だけ…。
咎められたら、そう言おうと心に決めて潜入!
え?
人が歩いてるやん…。
なんぼでも入れるんやん!(笑)
かなりドキドキしながら、
「けもの道」みたいなトコから来たのに!
思う存分、中を見せてもらいましたよ。
ランナーもいてました。
確かにいいコースです。
さらに奥にある大極殿にも行きたくなりました。
かなり開放的になってました。
喜びの一枚。
このあと先頭ランナーは、コースを南に取って唐招提寺を目指します。
鑑真のあの、唐招提寺です。
小学校の遠足で来たキリですもんね。
細い路をくねくね歩いて薬師寺から来た記憶しかありません。
小川沿いに遊歩道が整備されており、ココをひたすら南下します。
すれ違うのは爺さん婆さんばかりです。
もしかして平均年齢高いのでしょうか。
そんなこと考えながら走ってると唐招提寺到着っ!
しかしっ!
まだ閉まってました。
開くまで待とうホトトギスと言うほど気も長くなく、かつ待つ気はありません。
開かせてみようホトトギス、にも人っ子一人いません。
インターホンありましたが、ご迷惑なのでやめました。
残るは…。
壊してしまえホトトギスをする根性もないもんですから、
無理やり一枚頂きましたよ。
そうそう!こんな感じ。
チラリズムの方が興奮するよね?
何が?って感じですか?
撮るもん撮ったら、用はないので次行きます。
途中で先頭ランナーの脚がいきなり止まりました!
これは気になる!
記念に一枚頂きました。
薬師寺も門は閉まってましたが、ココは塔が撮れたらOKですので、
一周回ってみました。
結果的には南門越しに見えたのがベストショットでした。
もと来た小川沿いの遊歩道を今度は北上し、
三条大路を東進ゴールを目指します。
もう撮影ポイントはありませんので、思いきりペースをあげて走れます。
若干上り気味ですが、そこは気にしないでおきましょう。
4'30"/kmペースで走れてますから仕上がりは上々です。
JRの高架を越えて、近鉄奈良駅を越えて、
懐かしの奈良公園に帰って来ました。
朝早すぎて、沿道には声援もありません。
じっとレースの行方を見守る鹿の一群がいるのみです。
今日のレースについてインタビューを試みましたが、オモクソ睨まれました。
怒ってます。
いよいよレースは東大寺前を右折して
浮見堂を越えたあたりがゴールポイント。
手元の時計では20㎞になろうとしています。
今回静岡から初参加の駿河大納言さん、初優勝です!
奈良の名所を巡りながら、文字通り駆け足でお伝えをして来ました
平城京ひとりマラソン中継、
そろそろお別れの時間です。
何とステキな平城京!
朝の平城京から失礼します。
また会う日まで、
みなさん、ごきげんよう!
さようなら!
大和国遠征記その③につづく。
ばいちゃ!
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