大和国遠征記その③ | 駿河だいなごんのブログ

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趣味のランニング、レースのリポートを中心に笑える毎日のバカばなしをお届けします。楽しんで頂けるブログ作りを心がけています。

どうぞご贔屓に。m(_ _)m

こんちは!



早朝から平城京ひとりマラソンに参加をし、
ハイテンションのまま大浴場で汗を流し
朝食会場へ突入。





奈良名物、茶粥が出てきました。






photo:01


こんな感じ。



イメージとしては番茶の茶漬け。
少し拍子抜けだった。(涙)







遠征二日めは飛鳥に移動です。








その途中に、法隆寺に寄りました。







飛鳥時代の香りがだんだん濃くなっていきます。






拝観料は、大人一人1000円!






思わず声が出そうになりました。







でもせっかくなので突撃です。








photo:02





イイよね~。やはり。






歴史の教科書に出てきたエンタシスも健在でした。






photo:03





この法隆寺ってちょっとほかのお寺と違うんですよね。




例えば、この画像。
photo:04






何か変だと思いませんか?





ちなみにこれは京都の南禅寺の山門。
photo:05







普通のお寺の門は出入口が奇数なんです。







ところが、法隆寺は偶数の4なんです。







一説には何かを封じ込めるための寺だったということも言われています。







詳しくは分かりませんが、何にしてもミステリアスな香りのするお寺です。







金堂の釈迦三尊像。













photo:06


こんど~ですっ!ってかなり年を取っちゃったなぁ…。








宝物館には、百済観音像や玉虫厨子など感涙もののお宝がゴロゴロありました。





ホンマに飛鳥の美術には感動させられました。







心洗われますね。








1400年以上前の芸術ですもんね。







悠久の時を超えて、ここにこうしてあるわけですよ。







ホンマ感動しました。









photo:07


夢殿もオレにとっては感動でしたが、娘たちにはどう映ったのでしょうか。







また30年ほどして、子供たちを連れて来てくれることがあれば、

その時には良さが分かるといいな。




お父さんはそんなことを思いながら建物を眺めてました。







朝メシを腹一杯食い過ぎたとのことで、
法隆寺門前で柿うどんを食べる目論見はモノの見事に外されて
道中でファミレスを探すことになりました。






ファミレスかいな…。





その土地土地の名物を食べる水戸黄門的な
旅行スタイルに憧れていたオレには少し辛いことですが仕方ありません。


推古天皇が三人もおるようなもんですから、殺生な要求にも耐えねばなりません。。






プリウスは、一路明日香村へ進みます。







走り始めて一時間。






そろそろ腹も減ってくる頃になると、ファミレスどころか、コンビニまでなくなって来ました。






心の底では、ザマミロ!と言いたいトコロですが
そんなことは億尾にも出さず、黙々とハンドル握ります。





挙げ句の果てに昼メシ食いに入れたのは…。












photo:08


まさかの王将でした。
はははは…。(;^_^A









よせば良いのに、またもや餃子や唐揚げや天津飯をたらふくガッツいて…





再びプリウスは、さらに明日香村へ!







🚗🚙🚗🚙🚗🚙






ホテルに荷物を預けて
向かった先は…。












photo:09


高松塚古墳!どうしてもこの壁画が見たかったの。





古墳自体は、可愛いプリンの様なカタチの塚でしたが、
この中にはバッチリ温度や湿度が管理された状態で
オリジナルの壁画が鎮座してるそうです。





現在見れるのは模写されたレプリカ。







パプリカ、ちゃいまっせ、レプリカです。







それだけでも、雰囲気は伝わって来ました。







えらいもんです。






見つけた人も大概ビックリやとおもいますが、
それを保存しようとされる方々の心意気にはアタマ下がります。






比較的狭い範囲の中に色んな見所が満載の明日香村ですが、




えっ!という感じで見落としてしまうことも多々あります。






亀石や猿石などは、クルマでは無理かも知れません。







そういう意味で存在感満点なのは、やはり石舞台古墳でしょう。







photo:10


これ今は有料になってますが、前来た時は、どうだったかなぁ…と




比較的近い古に想いを馳せるのでした。(笑)






2500トンという巨石ですからね、誰の墓なのか、
どうやって運んだのかについても
興味深いトコロです。






歴史のロマンということにして片付けておきましょう。









ここで家族は力尽きましたので、飛鳥寺へはオレ一人で行って来ました。







日本最古の大仏を安置する飛鳥寺は蘇我氏の保護を受けた大寺だったようです。



当時は伝来したての仏教という異教を信仰するかしないか、国論を二分する争いであったそうですが、
信仰派の蘇我氏が反対派の物部氏を排除して、この地に仏教というアドバルーンを上げたのだそうです。





今では信じれませんが、当時は五重塔もあり落雷によって消失した際に
大仏が安置されていた金堂も類焼してしまいます。





その折に金箔はすべて溶け落ち、銅の仏像だけが野ざらしで残ったそうです。





再建するにも、大化の改新で蘇我氏が滅亡するとパトロンを失ったまま
100年近く雨ざらしの大仏であったと寺の住職が教えてくれました。






歴史の波にに弄ばれた飛鳥大仏は、今でも我々に微笑みかけている様です。







夕暮れが近づく頃、再びホテルに戻って一風呂浴びさせてもらいました。






駿府では、こんなこと出来ません。
ホント贅沢の極みです。







晩メシは、餃子が祟って娘たちの分までしっかり頂くことになり、




翌朝の朝ランでしっかりカロリー消費をすることになりました。






世の中、走ったらしまいです。






最近走れるようになって、少し強気に食えるようになってきました。








三人分も食うたわけですから、部屋に戻ってすぐに横になりましたよ。






もう何もしたくありません。







みなさん、さようなら!






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