今まで何回か父の事を記事にしてきましたが、2月2日に父が他界しました。
肺癌の腫瘍が大きくなって主治医は入院した方がいいと言ってたけど頑固な父は拒否してた。
15年前に脳梗塞で右手、右足が動かず喋れないけど、なんとか自分でポータブルトイレに移れるし1人で着替えも出来て特に介護も必要無かったけど最近は、たまに転ける時もあって同居してる甥が居ない時は近所の人を呼んできて起こしてもらったりしてました。
1月に私が父に「入院した方がいいよ」と言ったらハッキリ「嫌！」と言った。
でも2日後に呼吸が苦しくなり自分から入院すると言って約3週間の入院生活でした。
今は面会は予約して画面越しで父は喋れないし面会を躊躇してる内に他界して誰も死に目に会えませんでした。
最後に聞いた父の言葉は「嫌」でした。
それから父が入院した2日後に猫のトラが家に戻らなくなりました。
最後に会ったトラは凄く痩せてた。
かなりの高齢だし。
猫は死期が近づいたら姿を消して秘かに旅立つと言うから、そうなのかも知れない。
父は92才
男ばかりの5人兄弟の末っ子で母の所に養子に来ました。
父の兄弟はみんな仲が良く、従兄妹もいい人ばかりです。
父の兄弟は上から順番に亡くなってます。
仲が良かったお兄さん達が
「やっと、こっちに来たか。」と言って父を出迎えてくれてるでしょう。
不自由な肉体を脱いで生まれ育った山とか川とか自由に飛び回ってるでしょう。
父に対しては感謝しかありません。
お父ちゃん、今までありがとう！
私はお父ちゃんの娘で、ほんとに良かった！
まりさんが飾ってくれた花