Moragne #78 cf.
いい香りだー♪

毎年よく咲く素晴らしい品種です。
#106によく似ています、
ちなみにcf.とは植物の学名に使われていて、ほぼ本物だろうというニュアンスです。sp.がつく場合はそっくりだけど、cf.のほうがより資料が揃ってる場合です。
いろいろ重なって猛烈に忙しかったけど、ようやく少し落ち着いてきた感じです。
ここらで一発ふと思ったことを書き残しておきます。
コレフェスのメンバーのコーちゃんとも、久々にあってこの話題で盛り上がってました。やっぱりイベントいいねぇ。
で、お題は「咲かない恐怖の無限ループ」です。
どういうことかというと、まずは画像を見てください。
これはたぶん多花品種だと思います。

話とあんまり関係ないけどちなみに多花品種の特徴は上手に育てると花芽を沢山付けること。
ただし、花が小さめのものが比較的多く、大きな花を咲かせるのはたぶん無いです。
大きめなのは咲かすものがありますけどね。多花だけに大きいのは無理でしょう。
そして矮小性があり、成長は穏やかなものが多い。
さてこの株の話し、記憶では我が家に来てから4年咲いてないです。
こういう株を持っていませんか?
4年間咲かないって長すぎなんですけど、原因はなんでしょう。
という話しです。
あるある話し。
プルメリアが好きになってから沢山買ったけど、最初のうちはパラパラと咲いた。
でも、そのあとなかなか咲かせることが出来ないのが沢山ある。
だから別のプルメリアを買う。そしたら最初のうちはパラパラと咲いた。
でもその後は勢いよく咲いてくれない。だからまた買う、、
これを「咲かない恐怖の無限ループ」って表現しました。
そういう人はこの画像のような株を沢山育てているんじゃないかって思ったので、この記事を書いています。
なぜ咲かないのか、それは鉢のサイズと枝の数があってないからです。
この画像の鉢はだいたい7号くらいですが、基本的に枝数は1本がベストです。小型の多花品種でもせいぜい枝2~3本にしておくべきです。ただしよく咲かせたいなら、これも1本が理想と言えます。もちろん最初の開花後のお話ですよ。
枝数と鉢サイズのバランスが崩れていると成長が遅くなってなかなか咲かなくなります。枝2本なら8号欲しいところ。
枝数が多くて鉢が小さいとほんとにぜんぜん咲かなくなりますからね。
そしてもう一つ、画像のものは3本の枝が同時に成長しています。この場合は咲かせるエネルギーは分散されてしまいます。こうなっているものは鉢増ししてもなかなか咲きません。何年かして忘れたころに3枝まとめて花芽が付いたりします。毎年咲かせたいなら枝1本ずつ咲いてほしいですよね。そのためには枝をどこかで切るんです。枝1本にするとすぐに咲きます。実は切らないと咲きにくい品種は全体の半分以上、7~8割くらいはそういう品種に感じます。なのでどんどん切りましょう。
私は咲かせるための必殺技で1本仕立てを10年前くらいに日本のプルメリア協会プルメリアユニバーシティで発表していました。枝1本だとすぐに咲くということを利用して、枝分かれしたらすぐに1本だけ残して他はすべて選定してしまうという方法です。
ちなみに多花品種は剪定しなくてもよく咲きますが、鉢をかなり大きくする必要があります。鉢を大きくしたくないのなら、やっぱり剪定が必要です。
ちなみに枝が5本なら鉢は10号が理想です。もちろん品種により違いはあります。
目安で枝二本は8号、9号は枝3本。
それぞれの枝の長さが違っているのが理想なので、そろってしまっているのなら1本残して、他の枝は剪定するといいです。10センチ以上残して剪定すれば脇芽が出てきます。たまに切り口が傷んでしまい付け根まで傷んでしまうことがあります。元気が良いと痛みにくいです。また雨に当たると痛みやすいので保護剤を塗っておくといいです。脇芽が出ればサブの枝として育てます。
残した枝は成長が早くなり、開花の有利な状態となります。切ったところから出てきた脇芽は成長が遅くなります。
最初の開花の後は大きく育てたいなら枝数が増えすぎないように剪定するか、コンパクトに育てたいなら最初の枝分かれ近くで強剪定します。先に書いたように10センチ以上残すと脇芽が出やすいです。
今ここで書いたことは全ての品種に当てはまるわけでは無いですが、かなり多くの品種がこれをしないとなかなか咲きません。ほかの植物でも咲かせるために剪定をすることは良くあることです。プルメリアも剪定して咲かせる植物です。
ついでに書いておきます。
半地植えならどうなる。
全ての枝に栄養がよく行くようになるので、当然咲くまでの時間は短いでしょう。ただし、鉢植えで1本仕立てであれば咲くまでの時間はほとんど変わらないはず。栄養が1本に集中するので。
半地植えは元気モリモリで良く育ちますが大型化するので私はやっていません。でも水やりが楽なのがいいところですよね。
私の場合は鉢は適度なサイズ、枝数を増やしすぎないようにして咲きやすくして、なるべくコンパクトに育てて運搬しやすく育てる方法です。沢山咲かせたいなら鉢数を増やせばいい話し。
ざっくりと説明するとこんな感じです。
詳しく書こうとすると、ものすごい長文になってしますので、取り急ぎ標題の件、伝えるべきことをまとめて書きました。
ちゃんとやれば来春からきっと、にぎやかな庭になるでしょう!
ではでは、楽しい園芸を♪