球団とは仲良くなれないけれど、そこで働いている○○さんとは仲良くなれる | 沖縄 恩納村 ペンションオーナーのブログ

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2000年に北海道から沖縄移住、2002年から沖縄・恩納村で「サーフサイド」という犬も泊まれるB&B(洋風民宿)をやっています。

こんにちは、沖縄で犬も泊まれるB&B(洋風民宿)やっています。
北海道出身、沖縄在住歴16年、サーフサイドの佐藤です。

昨日から始まった阪神タイガース宜野座キャンプに行ってきました。

正直、僕は野球のことは全然知らないし、タイガースのこともよく知りません。

でも、タイガース贔屓です。

それは、なぜか。

10年来の友人である下柳さんがいるから。
今年は、臨時投手コーチでタイガースに復帰しました。

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仕事中のシモさんと立ち話

最近、関西のほうではテレビに出たりしていて、だいぶ親しみやすいイメージになってきたようですが、僕が知り合った10年前の現役時代は、かなり強面のイメージでした。

知人から「下柳さんって、こわくない?」って聞かれることも多かったし。

そういえば、昨年末にやっていたプロ野球の珍プレー大賞で、下柳さんが秀太のプレーにキレてグラブをマウンドに叩き付けるシーンが選ばれていましたね。

あれを見たらこわいって思うのは当然かもしれないけど、あれは下柳さん一流の計算があってこそ。
本人からその真意を聞いた時は「なるほど!」って思いましたから。

そんな一見こわい人に思われていた下柳さん、本当はとっても優しい人。

僕が独身時代は、しょっちゅう食事に連れて行ってくれてました。
食事する場所には、そうそうたるメンバーがいて緊張しましたが、とてもいい経験をさせてもらいました。

それに、僕が宿のチェックイン待ちで一緒に行けない時は、わざわざそこの食事を持ち帰りして、サーフサイドで一緒に食べたり。

独り者が宿やっているのが、よほど寂しそうに見えたのかもしれません(笑)


あと、下柳さんの人柄がよく分かるエピソードをもうひとつ。

サーフサイドの先代看板犬ロリポップが病気になって、いろいろ動き回る僕を見て

「本当にそこまでよくやれるよな、感心するわ」

って、名護の朝日レストランでステーキをたらふくご馳走になった帰り道、真っ黒のエルグランドのなかで僕に言ってくれました。

それに対して僕が、

「アイツには本当にお世話になってますから、僕に会いに来てくれる人はいなくても、アイツに会いに来てくれる人はいるぐらいです」

って答えたら

「じゃあ、俺がお前に会いに来てやるよ」

って…

宿を始めて2,3年、まだ自信のなかった僕は、本当に嬉しかったです。

その言葉通り、現役を引退してからも毎年泊まりにきてくれて、本当に一本気な人です。

その言ったことは絶対に守る姿勢は、現役にこだわり続け、メジャーのトライアウトを受けにいったのにも繋がります。

テレビで少年野球の子ども達に向け「辞める理由を探すより、続ける理由を探してほしい」って言った言葉の責任を取りにアメリカまで死に場所を求めたようなもの、本当に侍みたいな人です。


そして、なにより周りにいる人を大事にする人。

たぶん僕が、下柳さんの周りの人を大事にするから、よくしてもらえたんだと思う。

節操のない店の人は、下柳さんばかりに気を使って、周りの人を気にしないって人もいますからね。そういうのは喜ばれません。

そんなわけで、僕はこれからもずっと下柳さんを応援し続けていくことでしょう。

さて、強引にまとめると、これからはビジネスの世界も、プロ野球選手のように個人応援団がいる人が成功すると思った次第です。

ゆるく楽しくいきましょう