Surf’s-Up -51ページ目

Surf’s-Up

音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

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S/TII:コズミック・バース・アンド・ジャーニー・オブ・シンジュ・TNT/アクロン/ファミリー
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フローレサンス/アソビ・セクス
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この3枚を昨日買いました。

どれもすごくいいんだけど、3枚目のアソビ・セクス


いわゆるニューゲイザーの代表格ともいえるバンドなんだけど

ジャケットが往年の4ADレーベルの作品を思わせるアートワークなんです。


The BreedersとかThrowing Muses,コクトー・ツインズあたり。

特に何かのジャケットに似ているというわけではないんだけど雰囲気が近い。


でも音の雰囲気も近いからいいんじゃないか

これ、ブログのネタになるな


と思っていたら、先ほどro69を見てびっくり


http://ro69.jp/news/detail/47270


なんだ、そういうことか。

4AD好きにはお勧めです。

文句なしに素晴らしくても、覚悟しないと聴けない音楽がある。


僕にとってSpiritualizedの作品がそうだ。


特にLet It Come Downというアルバム。



スピの中では一番好きなアルバムだけど、一番覚悟のいるアルバムである。


なぜかってジェイソン・ピアーズ自身が、悲しみ全てを受け止め、背負いながらも


前へ歩いていこうという「覚悟」を漲らせた作品だからである。







それなりに気合いを入れないと、聴く資格さえないんじゃないかという気持ちにさせられます。

でも、聴いたこと無い人には一度は聴いてほしい、僕の生涯の名盤です
Let It Come Down/Spiritualized

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Surf’s-Up  ソウルフラワー約2年ぶりの新作、キャンプ・パンゲア。毎度のことながら全15曲の大作。ここのところ2,3年のペースでシングルをリリースしながらアルバムを制作するというスタイルを確立している。それ故に完成したアルバムには常に「集大成」的な雰囲気が感じられる。当然今作も、彼らにとってはぶっちぎりの最高傑作、ということになる。


 ロック、ソウル、沖縄音楽、レゲエ・・・雑多な音楽性を飲み込み、市井レベルで嫌みなく鳴らすことのできるバンドとしてシーンに君臨する彼ら。一頃の政治スタンスの色の濃さが今ではだいぶ薄れ、メッセージ性とポップミュージックの高揚感のバランスが年々良くなっているように見える。


 さて、新作であるが必ず冒頭で放たれるつかみの一曲目はインストを挟んだあとの「ホップ・ステップ・肉離れ」。アイリッシュトラッド風の軽快なサウンドをバックに中川が「終わりの季節だ、始めよう!」とアジテートする。続く「ダンスは機会均等」ではエレクトリック音頭ともいえるようなインパクトの強いレベル・ミュージック。間違いなくこのアルバムのリードトラックだと思う。


 ロックなテイストはやや後退した代わりに、ポップ面での深化が目立つ。シングルにもなった「死ぬまで生きろ!」のトロピカル・ミュージック、ギラギラとしたラテン「太陽がいっぱい」「千の名前を持つ女」、ビッグ・バンドのジャズサウンド「ルーシーの子どもたち」など、「わかりやすい」という視点ではなく「普遍性」を追求するという音楽の求道者的な姿勢が色濃く表れている。売り物にするのではなく、人々の心に届き、血となり肉となる音楽を。彼らのポップ性はそこから来ている。


 そして歌詞の世界観の変化も見て取れる。戦火に悲しむ人々に溢れた現実社会の不条理さを訴え、打破していこうという一本槍なところから、もっと多角的に人生を捉える内容が多くなった。打破しようという気持ちは持ちつつも、その中でいかに明るく生き抜くかというところに強く焦点を合わせてきた。こういう方が自分にとってはしっくり来るし、共感できる。深く考えさせられる。

 個人的にはニューエストを思わせる「パンゲア」や中川の男気と見え隠れするメランコリアが絶妙な「スモッグの底」が好き。もう少しこういうロックテイストのある曲が多い方が好みなのだが、アルバムを聴き終わった頃に残るのは、唯一無二のグルーヴ・バンドとしての暴力的なまでのパワー。結成されて20年近く経つバンドの未だ終わりの見えない臨界点。いや、まだまだ見えなくたっていい。まだまだダンスし足りないんだから。


 ★★★★(29/01/11)







人生で初の腰痛を経験している。




肩こりも腰痛もないことに、日々親への感謝の気持ちを欠かしたことはなかったはずだが。




多分、ずっと続いた雪かきや悪路のランニングのせい。




一回ヘルニアやぎっくり腰をやると、一生のつきあいになると聞くので




日々慎重に生活している。








今日は横になるのが辛いほど痛い。うつぶせが一番楽かも。




どちらにせよ寝られそうにない。




いやー、辛い。






こんな時は音楽聴いて、夜を過ごしてやろうか。






今夜は絶対にNumber Girl










あぁ、透明少女よ、今何処に?




コーチェラのチケットが、もう完売したそうです。


すごいですね、ブランド力が。



Surf’s-Up






















初日はドラムスにMorning bendersかな。The Pain Of Being Pure At Heartも興味あります。


2日目はArcade Fireですね。BSSも出るのでカナディアン・パワー炸裂といったところです。

あとしっかりThe London Suedeと書いてあります。アメリカでの認知度は?


最終日はなんと言っても・・・


Duran Duranでしょう!


結構マジで。もちろんThe Strokesもね。

The Nationalの名前のでかさが何か嬉しいなぁ。


最近はまっている女性ヴォーカル




Seasons of My Soul/Rumer




英国では結構売れているらしいです。




バート・バカラックやエルトン・ジョンらが激賞しているというルーマー。




31歳の遅咲きシンガーということですが、とてもいいです。




愁いを帯びたこの歌声とオーソドックスなメロディー。




王道過ぎるくらい王道ですが、なんかすごくひかれるんだよなぁ。









日本盤は3月リリースだそうです。




Surf’s-Up
 Badly Drawn Boy、通算7枚目に当たる新作アルバム。デビュー当時は宅録的な万華鏡サウンドと直球に近い歌メロの絶妙なバランスが大絶賛されていたが、作品を重ねるごとに、そのサウンドスタイルは段々とシンプルなものになっていった。


 それ故に近年の彼の作品は「普通になった」とも言われる。しかしながら、作品の根幹にあるメロディーの美しさは健在で、個人的には今でもUK屈指のソングライターであると思っている。もっと注目されても良いような気がするけど、デーモン・ゴフはあえてそういうものを嫌って活動しているようにも見える。


 私見であるけれど、美しい曲を書くためには自分の感性を錆び付かせてはいけないわけで、シーンの流れにとらわれるあまり・・・というアーティストも残念ながら居る。デーモンの今の立ち位置というのは、自分の音楽を追究するのにはいいのかもしれない。未だ日本盤リリースの情報はないが、充実した作品作りに取り組めていることは喜ばしいことだ。


 で、肝心の新作であるが、全体的にアコースティックな響きを主体としたサウンドプロダクションである。デーモンの歌は、UK独特のウェットなテイストであるが、自然体のサウンドがともすれば数多の「叙情系」が陥りがちな、過剰な叙情性を抑える効果をもたらしている。


 

 アコギをつま弾きながら歌われる、リヴァーヴのかかったメロディーがじんわりと広がっていくIn Safe Handsでアルバムはスタートする。前作が自分のポップネスをわかりやすい形で表現していたのと比べると、確実に地味な印象を受けるだろう。


 しかしながら、ソングライティングの方は今作でも冴えまくっている。壮大なストリングスをバックに流れるように美しいメロディーが展開するToo Many Miracles、雨のイングランドの風景が想起されるメランコリックなナンバー、I Saw You Walk Awayあたりは新たなファンを獲得できそうなほどキャッチーな響きを持っている。


 ただ個人的には、Automatic~期のR.E.M.のようなIt's What I'm Thinking、ほぼストリングスだけの中でやるせない思いをぶつけるWhat Tomorrow Bringsのように、ギリギリに削ぎ落とされた楽曲群に、より魅力を覚えた。時々彼はこういう剥き出しに近い曲を作るが、そこには確実に表現の生々しい感触があって、聴いているとドキドキしてくるのだ。


 ★★★★☆(22/01/11)







1月19日(水) 札幌市教育文化会館 大ホール


行ってきました。


結論から言うと、めちゃめちゃ素晴らしいライブでした。




何が素晴らしいのか、説明がなかなか難しい。


最近ではやたらと声量の衰えを指摘されますが、


今回のライブでは現状の自分と誠実に向き合っている元春の


「格闘」と「挑戦」が生々しく伝わってきた。




30周年アニバーサリーということで、王道のセットリスト。


しかしながら、今回はあの「VISITORS」から多くのナンバーを披露した。


このチョイスは、今の元春のヴォーカルスタイルでも十分対応できるという点と


時代が一回りして、また今の空気感と共鳴するようになったこともあるだろう。




そして、来週に控えたセルフカバーアルバム「月と専制君主」からも数曲披露した。


元春クラシックを今の声で、今のアレンジで歌いたいという気持ちから作られたアルバム。


これまたとても自然体というか、すごく洗練された感があって、僕は好きである。


というか、佐野元春が苦手だという人がいたら、ぜひ聴いてほしいアルバムである。



そのように自然体で臨む場面もあれば


「ガラスのジェネレーション」「欲望」「Rock'n Roll Night」では、ありったけの思いを乗せて


振り絞るように歌っていた。これらのナンバーがまた鳥肌ものだった。


声は出ていなくても、そこに宿る魂の炎がメラメラ燃えていた。


特に「Rock'n Roll Night」の「街はBlue Bird~」の下り。凄まじかった。


鬼神のごとく、という表現も決して大げさではない、圧倒的なパフォーマンスだった。



これ以上書くとネタバレが過ぎてしまうのでやめておくが


50を過ぎても、ここまで自分と向き合い闘えるだろうか?


元春はライブ中「年齢なんて関係ない」と言った。


真っ直ぐな瞳で、そんな言葉を言えるような人間になれるだろうか?



でもきっとそんな人に、ロックンロールは微笑んでくれるんだろうな。




北海道の良いところ、それは冬休みが長いこと。

今日まで小学校は冬休みでした。

充分休み、遊んだつもりですが、実に名残惜しい。


なんていうと、まじめに働いている人に失礼ですね。


さぁ、やるぞぉ!


明日、コーチェラのラインナップが発表されるそうです。

すでにリーク合戦が繰り広げられていますが、必ず入っているのがArcade Fire.

日本に来るなら、絶対に出る方のフェスに行こうと思います。


最近はやや音楽と距離を取った生活が続いていましたが

明日からはまたガンガン聴きます。

久しぶりに新譜を買いに行かなくなりましたが明日はこれを買う予定。


Rolling Blackouts/Go Team

勢いがつきそうなThe Go! Teamを。

あとは珍しく女性ヴォーカルものが聴きたい。