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Surf’s-Up

音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

5,6と札幌に行ってきました。


小沢健二の展覧会とポップ・アップ・ショップ、豊平川ハーフマラソン、買い物、焼き鳥と気ままに過ごしてきました。


もちろんタワレコにも。

跪いて口づけはしませんでしたが、至福のひとときを。


CDもやっとこれを手に入れました。


Spooky Action At A Distance/Lotus Plaza

¥1,268

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今日は桜がすごくきれいだったな。

明日から仕事か。きつい・・・


思い悩んでいたことでも、会って話をすればすぐに・・・ってことはよくある。


でも、よくあると言っても、それは人による。




事実をより深く知ることは、大事なようで案外そうではないのかもしれない。


事実を知りすぎてしまうことで、その人が余計に見えなくなることもあるからだ。




そこにあることだけが、真実ってこともあるだろうし。




何言ってるかわかりませんね(^^;)




でもなんか、自分の責任を果たしていれば、また良い風が吹くんじゃないかって


お酒を飲みながら、そう思いました。




みんなちゃんと自分の居場所がわかっていて、そこで人生を送っている。


それはやっぱり、自分よりずっと素敵に見える。




いい加減悪あがきは止めよう、なんてことを


考えていたGWです。




ロッキン・オンのモリッシーのインタビュー、今月も最高です。


特にタワレコ渋谷店に行ったくだり。


一緒に戦おうよ、モリ様!!











andymoriの新しいアルバムを聴く。


決して明るくなくても、どうしてこんなに無邪気な音が鳴っているのだろう。


今日本で一番イノセントな音を鳴らすバンドかもしれない。


イノセント・ワールドなんて彼らの足元にも及ばないよ。


光/andymori
¥2,500
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外が眩しい。


そんな中、グダグダと家の中で過ごしています。


走りに行く気にもならない。



軽い二日酔いのせいなのだろうか。


まだ昨日の出来事を引きずっているのか。



率直に言うと、気を遣われるよりも


本当のことをズバッと言ってくれた方がよっぽど楽だ。



人は取り繕いだしたら、どこまでも止まらなくなる。


どこまでも塗り固められていくことになる。



だから僕は、好きな人には嘘をつきたくない。


例え思いが叶わなくとも


「塗り固められた」自分にはなりたくないからだ。


もちろん好きな人が「塗り固められて」いくのも辛い。


わかっていること、理解していることでも


それが目の前にあると、思いを抑えられなくなることがある。



たぶんこれからも、それと戦い続けるんだろう。



でも、どうして自分だけがこんなに我慢を強いられるのか?


って疑い出すときりがなくなるので、もうやめる。



休日の午後にThe Smithsを聴く。


昔は最高の贅沢だって思えたけど。


今は、ね。



I was happy in the haze of a drunken hour
But heaven knows I'm miserable now


Two lovers entwined pass me by
And heaven knows I'm miserable now

"Oh, you've been in the house too long" she said
And I naturally fled


-Heaven knows I'm miserable now/The Smiths-



タクシーの中で、ハナレグミの「ナタリー」を聴く。

今の気分にぴったりはまる。



「たちいったことには ふれないよ 安心してて

見せられないこと 僕も もっているしね」

って歌詞で始まるんですが、これ聴いているとだいぶ冷静になれました。

あれから全く音信不通。

「今、何を考えているんだろう?」って思うより、「今、幸せかな?」って思うようにしよう。



「ボンヤリ 空を 見つめれば 悲しいことは ネコにくれてやるほど

そんなものは 今 ほしいものじゃない」



iPhoneからの投稿
久しぶりにiPhoneのBluetoothキーボードを使っています。

外に出たくないと思ったものの、結局外で飲んでます。寿司をつまみながら、ビールという最高の贅沢。

店内はいっぱい。そんな中、連休中に一人でいるのがよっぽど哀れに見えたのか、いろんなお客さんに話しかけられました。名刺までもらった。

誰であれ、気にかけてくれるのはありがたいなぁ。



iPhoneからの投稿

基本的に嘘は嫌いだ。



でも、嘘をつかれていると気づいていても


それを相手に問いただすことはできない。


嘘に対する、僕の基本的姿勢は「知らないふり」だ。



嘘にもいろいろあって


相手を思うが為につく嘘もあるわけで。


優しい嘘。傷つけないための嘘。


それはむしろ問いただすべきではないものだと思っている。



逆にその嘘が何かしらの状況で


隠しようもなくなってしまった場合、


これが大いに困る。



悪意のある嘘なら別だが、


「知らないふり」ができなくなってしまった状況で


どうしていいかわからなくなる。



そういうときは、強引に「気づいていないふり」か


「ショックを受けていないふり」をするしかない。



なんで、こんな話を始めたかというと


今日、そんなことがあったからです。



それとも、ちゃんと聞いた方が良いのだろうか?


その場を飛び出して、何でもないふりをしてしまったけど。


しばらく動悸が収まらなかった。



今度会ったらどんな顔をして話せばいいのか


わからないまま。


迷惑な奴だって、思われてんだろうなぁ。

相変わらずの邪魔者人生。

あんまり自分から動かない方がいいですね。

これは自分だけに訪れた不幸で、


他の誰も困ってはいない。


罪はないんだよね、誰にも。


だからやるせなくて、


自分がなんだか惨めで。



佐野元春の「君がいなければ」という曲は


こんな状況でもポジティブなんですよね。




時々 何も見えないふりをしてしまうけれど

時々 何も気づかないふりをしてしまうけれど

君がいなければ

君がいなければ

悲しみの意味さえ知らずに

さまよい続けてただろう



君がいなければ

君がいなければ

さよならの意味さえ知らずに

時は流れてただろう



結局は悲しい別れなのに


この歌は悲しく聞こえない。


やっぱりすごい人だと思う。



そして、この曲のすごさは僕にしかわからない。


悲しい言い方だけど


選ばれし者、だ。






今日もロックに救われよう。






Surf’s-Up
 米シアトル出身のマイク・ハッドレアスのソロ・ユニットであるPerfume Genius。今作はセカンドにあたる。劣悪で孤独な家庭環境の中で育ったという彼。表現そのものが確かに痛々しさと叫びにも近い祈りに満ちあふれている。


 サウンド的にはピアノを中心としたシンプルなバックトラックで、その中心に儚げなヴォーカルを聞かせるというスタイルである。所々荘厳な音作りもしているが、必要最小限に抑えられている。曲調は緩いテンポのものが多いが、尺がコンパクトで冗長感は全くない。むしろどの曲も、表現者としての凄みがビンビンと伝わってくる。


そして、必要最小限の音でありながら、その一音一音のテンションがすさまじい。練り上げた結果そうなったのではなく、もともと自分の中に余分なものが全くなかったのだろう。今あるだけのものを全て出し切ってしまったような、熱量のあるアルバムでもある。


 リードトラックであるHoodは、自分の真の姿を知ってしまった人が、自分の元を離れていく歌である。残酷な現実と、それを知るゆえに「愛の行く末」が恐ろしくてたまらない不安が、儚くも力強さを秘めたメロディーとともに見事に鳴り響いている。そのほかにもアルバム中一番重厚なトラックに、浮遊感のあるメロディーが絡んでいく姿が美しいTake Me Home、チルウェイブっぽいFroating Spitなど、かつてのDIYマインドを感じさせる曲も含んでいるが、一番惹かれるのは彼の書くメロディーだ。とにかく素晴らしい。一瞬のして心を鷲掴みにしてしまうような中毒性を持っている。


 ゲイであることを公言しているマイクであるが、アルバムにある曲はほぼ全編その視点から書かれている。歌詞カードを見ると、強く思わせる描写も多い。でも感じたのは、ゲイであることにどれだけポジティブであっても、埋めようのない孤独と寂しさがあるんだと言うことだ。それはもちろんゲイである人に限ったことではないだろう。しかし、一種のマイノリティーであることの生きづらさ、困難さがリアルに伝わってくる。


 サウンドスタイルも含めて、Anthony&The Johnsonsの名が浮かんでくるが、アントニーが性を超えたところで生きる表現者であり続けようとしているのに対し、マイクはあくまで「男性」であって、ゲイとしてどれだけ世の中を渡り合っていけるかを表現の命題にしているように見える。だから表現の核の部分では非なるものだろう。


HoodのPVを見たとき、正直感動はなかった。率直に言って一番強く感じたのは「嫌悪」に近いものだったと思う。この感情は非常に根深く、しぶといものだ。そしておそらく劇的にその視点が自分からなくなることもないだろう。そういった中で彼は自分らしさを全うしようと生きていく。それは恐ろしくタフなことだろうし、このアルバムはまだその一歩に過ぎないのだろう。しかし、その一歩がどれだけ大きいことか、このアルバムを聴けばはっきりとわかる。

 ★★★★☆(23/04/12)






今日は珍しく、自分からこんな夜遅くに電話をしてしまった。


なんとなく、心細かったのだ。


ちょっと貧血が重くなり、身体を起こすのがややしんどい。


そうなると、なんだか不安になる。



そこで、この時間に起きていて、自分の相手をしてくれそうな人に電話をかけた。


とはいえ、特に用事があるわけではないから、最初は変な感じだ。


でも、あれこれと探っていくうちに周波数が合ってくる。


そこがコミュニケーションの面白いところだ。



最近の仕事の話とか、旅行の話(今年はたくさん旅をしようかなと思っている)だとか。


そして、自分の体調の話だとか。


結構気にしてくれていたようだった。


こういう気持ちの時に、こういう配慮はめちゃめちゃ心に染みる。


ありがたいなぁ。



音楽も自分にとっては、この友人のようだ。


どんなときでも、なんとなく寄り添ってくれる。


この「なんとなく」っていう感じが大事なんだけど。



ちなみに僕の中での、その友人のイメージ曲。





雪が溶けきる、きっとその頃


僕の記憶は遠く薄らいでいく


無垢の日々 静けさの時


何も言うことはないけれど


それでいい


good morning





家の前の芝生が見えてきました。


北海道にもやっと春が!




でも、今年の雪の被害は相当で


我が家でも木が折れたり、アーチがゆがんだりしてます。




アスファルトが出ているので、ランニングも負荷をかけた練習が出来るようになりました。


それでも、冬場に相当体力が落ちたようです。


キロ4分30秒のペースを維持するのがきつい。


これでは今年記録を伸ばすことは出来なさそう。




まぁ、始まったばかりですが。


ただ負荷をかけすぎると、やっぱり貧血が出ます。


ここ2,3日も調子が悪い。


しかも家庭訪問期間中で、長く正座してると立った瞬間にめまいがして。


結構危険です。


身体と相談しながら、やっていこうと思います。




春と言えば、自分の中では曽我部恵一です。


新作もめちゃめちゃ良いんですが、


自分にとって春と言えばサニーデイ・サービスの「東京」




東京/サニーデイ・サービス



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新任教師として海辺の小さな町に赴任して


ボロ屋に差す日だまりの中で聴いていたことを鮮明に覚えています。


あたたかかったなぁ。



当時付き合っていた子は、音楽にあまり詳しくなかったけど

サニーデイは「なんかいいね」って。

それが何か無性に嬉しかったんですよね。



答えがないなら/ないでいいんだ