Hot,hot&hot Summer Sonic ⑤ | Surf’s-Up

Surf’s-Up

音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

スマパン終了後、怒濤のようにマリンスタジアムに突入してくるミスチルファンを


かき分けるように脱出。一路メッセへと向かう。




ジョニー・マーを観るために来たわけだけど、先ほどまで人であふれかえっていたメッセが




閑散としている・・・




すごい、ミスチル。




レインボウ・ステージでDJダイノジ観たり、軽食を食べるのも実に楽。ちょっとくつろげました。




そんなものだから想像できたけど、ジョニー出演前のソニック・ステージもガラガラ。余裕で3列目に行けました。




会場で売っていたジョニーT。先日話題になっていたものですが、これはプライベートで着ることあるだろうかと、若干迷いました。でも、着替えたかったので購入。さすがに飛行機に乗る勇気はありませんでしたが、旭川空港に白バージョン着てた人いました。やるなぁ。




で、肝心のジョニーですが、これが圧巻でした。




何が圧巻って、彼のギター・ヒーローっぷりが半端ないのです。




とにかくアクション一つ一つをビシビシ決めてくる。スミス時代ではありえないし、クリブス、モデスト・マウスで観たときもそんなんじゃなかった。




ソロアルバムと同じ、The Right Thing Rightでスタート。しかし、やはり期待してしまうのがどのスミスナンバーをやるのかということ。




その瞬間はいきなりやってくる。2曲目、Stop Meのイントロが流れた瞬間、「うぉー」と盛り上がる客席。きっと、前から5列目までの人は、この曲全員知っていたでしょうね。




ソロ曲は、アップテンポ一辺倒ではなく、The Messenger,New Town Velocityなどヨーロピアンテイストの憂いを持った曲もプレイしていた。この辺は新たな魅力を開花させたという感じで、すごく良かった。






でも、やっぱり申し訳ないけど、一番盛り上がったのはやはりスミスナンバー。2曲目はBigmouth Strikes Again!!!。高校生の時、何度このリフを練習したことか。この曲もまさにジョニーのギタープレイが堪能できますね。





ラスト2曲もきっちりスミス。How Soon Is Now?わりとジョニーの声質とマッチしてるんですよね。所々、モリッシーのように聞こえなくもない。このリフも練習したよ・・・カムバック青春と独りごちていた最後に披露したのが




There Is A Light That Never Goes Out




どわー!!!




これはここにいた人たち、全員が知ってるでしょう。周りはみんな歌ってる。さすがにこの曲だとジョニーのヴォーカルは弱いんだけど、そんなことは問題じゃない。




それよりも、この曲をプレイしている本人が、再び弾いているという事実の大きさ。もっと上手に弾ける人はいるだろう。でも、本人だけが出せる「音」がここで鳴っているんですよね。音の粒子というかオーラというか、それがもうスペシャルなものなんです。うーん、説明が難しい。




And if a double-decker bus

Crashes into us

To die by your side

Is such a heavenly way to die

And if a ten ton truck

Kills the both of us

To die by your side

Well the pleasure, the privilege is mine




There is a light that never goes out


あまりにも有名なこの歌詞。


ジョニーは曲の終わりの方で、オーディエンスと確かめるように、訴えかけるように、この部分を歌っていた。


何度も何度も。