スマパン終了後、怒濤のようにマリンスタジアムに突入してくるミスチルファンを
かき分けるように脱出。一路メッセへと向かう。
ジョニー・マーを観るために来たわけだけど、先ほどまで人であふれかえっていたメッセが
閑散としている・・・
すごい、ミスチル。
レインボウ・ステージでDJダイノジ観たり、軽食を食べるのも実に楽。ちょっとくつろげました。
そんなものだから想像できたけど、ジョニー出演前のソニック・ステージもガラガラ。余裕で3列目に行けました。
会場で売っていたジョニーT。先日話題になっていたものですが、これはプライベートで着ることあるだろうかと、若干迷いました。でも、着替えたかったので購入。さすがに飛行機に乗る勇気はありませんでしたが、旭川空港に白バージョン着てた人いました。やるなぁ。
で、肝心のジョニーですが、これが圧巻でした。
何が圧巻って、彼のギター・ヒーローっぷりが半端ないのです。
とにかくアクション一つ一つをビシビシ決めてくる。スミス時代ではありえないし、クリブス、モデスト・マウスで観たときもそんなんじゃなかった。
ソロアルバムと同じ、The Right Thing Rightでスタート。しかし、やはり期待してしまうのがどのスミスナンバーをやるのかということ。
その瞬間はいきなりやってくる。2曲目、Stop Meのイントロが流れた瞬間、「うぉー」と盛り上がる客席。きっと、前から5列目までの人は、この曲全員知っていたでしょうね。
ソロ曲は、アップテンポ一辺倒ではなく、The Messenger,New Town Velocityなどヨーロピアンテイストの憂いを持った曲もプレイしていた。この辺は新たな魅力を開花させたという感じで、すごく良かった。
でも、やっぱり申し訳ないけど、一番盛り上がったのはやはりスミスナンバー。2曲目はBigmouth Strikes Again!!!。高校生の時、何度このリフを練習したことか。この曲もまさにジョニーのギタープレイが堪能できますね。
ラスト2曲もきっちりスミス。How Soon Is Now?わりとジョニーの声質とマッチしてるんですよね。所々、モリッシーのように聞こえなくもない。このリフも練習したよ・・・カムバック青春と独りごちていた最後に披露したのが
There Is A Light That Never Goes Out
どわー!!!
これはここにいた人たち、全員が知ってるでしょう。周りはみんな歌ってる。さすがにこの曲だとジョニーのヴォーカルは弱いんだけど、そんなことは問題じゃない。
それよりも、この曲をプレイしている本人が、再び弾いているという事実の大きさ。もっと上手に弾ける人はいるだろう。でも、本人だけが出せる「音」がここで鳴っているんですよね。音の粒子というかオーラというか、それがもうスペシャルなものなんです。うーん、説明が難しい。
And if a double-decker bus
Crashes into us
To die by your side
Is such a heavenly way to die
And if a ten ton truck
Kills the both of us
To die by your side
Well the pleasure, the privilege is mine
There is a light that never goes out
あまりにも有名なこの歌詞。
ジョニーは曲の終わりの方で、オーディエンスと確かめるように、訴えかけるように、この部分を歌っていた。
何度も何度も。