また、映画「エンディングノート」の話になるけど
やはり感じたのは、自分を取り巻く家族や人間の大切さだ。
あの映画は、お父さん一人の生き様と言うよりも、お父さんを中心としたグループが
「死」というイベントをどう迎えるか、という視点から描かれている。
一人きりではきっと病気と向き合えなかったんじゃないだろうか。
それくらい、死に直面した病というのはとてつもないストレスを患者に与えると思う。
一人が辛いから、結婚したり家庭を築くわけじゃないけど
人生のイベントを悔いなく行うためには、確かに心の通った人と共に、というのがいいんでしょうね。
「映画、よかったよ」と言ったら早速次の日に見に行った人がいた。
やはりぼろ泣きしたらしい。
でも、その人のメールにもあったんだけど、泣かされると言うよりは
気がついたら泣いていたと。
たぶん、自分にもいつか訪れるその瞬間を
旦那さんやこれから生まれて来るであろう子ども達と迎えたいって
強く思ったんだろうな。
逆に自分なんかはひねくれ者だから、
「だったらますます死ねないな」と思いました。
一人で病院で死ぬの、嫌だもん。
一人で闘病生活も嫌。
絶対死にたくない、って思うとまた涙が出てくるんです。
両親にはなぜか正月に「ちゃんと葬式してやるから」なんて言われましたが。
でも、一応エンディング・ノートはちょこちょこ作っているんです。
年末の検査の結果が今週の金曜日にわかります。
実は今日、教職員の健康診断の結果が出たんですが
メタメタでした(>_<)
特に血色素量と赤血球数。
あり得ない数値です。
でも、最近の体調の良さから考えると、結果は良いんじゃないかと勝手に思っている。
もし、良い兆しが見えたら、自分にお祝いしよう。
居酒屋でおいしいものでも食べながら、「やったな、おまえ」って。
端から見ると気持ち悪いですね。
仮に悪くても・・・自分に激励会をしよう。
ただ単に飲みたいだけですね。
誰かご一緒しますか(^^;)
こうやって、自分の境遇と折り合いをつけているんです。
映画「しあわせのパン」の主題歌「ひとつだけ」がすごくいい。
清志郎と矢野顕子って最強のデュエットですね。
離れている時でも ぼくのこと
忘れないでいてほしいよ ねぇおねがい
悲しい気分の時も ぼくのこと
すぐに呼び出してほしいよ ねぇおねがい