タイトルは星野源「そして生活はつづく」から拝借しています。
1月にある披露宴で流すBGMの選曲を依頼された。
人の披露宴で選曲をするのは,数えたら,これで3度目である。
しかし今回のは重く,かつ難しい。
今までは,完全にこちらのセンスにお任せされていた。
つまりは入場から退場まで,全てが自分のセンスで統一することができた。
こういうケースは,一気に選曲リストが頭に浮かぶし,なかなか好評であった。
中には新郎新婦が全く聴いたことがないようなアーティストの曲もあった。
意外と当の本人達は聴いていないんですが(笑),参会者に
「あの曲良かったね,誰の曲?」などと言われるとうれしかったものだ。
しかし,今回は後半部分の選曲なのだ。
キャンドルサービス,手紙,花束,そして退場。
こうなると,前半の流れが非常に気になる。
わかりやすく言うと,「バタフライ」や「てんとう虫のサンバ(古いね)」が流れた後,後半になって急にColdplayなんかがきて良いのだろうかという。いや,何が流れるのかは知りませんが。でも,自分の選曲はおそらくあまりメジャーなものではない。
頼まれた新婦さんの思いを大切にした選曲をしようと思っているが,
自分の選曲で場の空気を壊しかねないだろうか?
そう考えると,今回はえらいものを引き受けてしまった。
そしてよくよく考えると,自分のしていることは,頼まれたこととはいえ,ひどく差し出がましいことなのではないか,という疑問が湧いてきた。
披露宴はお二人のものなのだから,自分にできることと言えば,「こんなの流したら」とアドバイスするくらいのことなんだよな。
とりあえず,アドバイス的な感じでリストを渡すことにしたいと思う。
自分の考えたプレイリストはめちゃめちゃロックでした。
それから大分練り直しましたが、どうなんだろう?
前半の流れを考えた上で、そこから選ぶのはお二人の自由,ということで。
それ以上のことはできないですよね。
でも、センスの良いもの流してほしい。
こぼれ落ちたものは,自分の時にでも流そうかな(笑)
痛々しいですね。
あと,先日ブログにも書いた「遺言」的プレイリストはあっさりと完成した。
これは自分にとって大事な曲,というよりも,今自分が気持ちよいと思う楽曲
そして深く感動する曲に落ち着いた。
その時にひらめいた,という自分の感性を優先させた。
だから,ちょっといびつであるが,ぜんぜん満足である。
だって、いびつだもん。
Winding Roadだもん。
これを聴いて自分を感じられたら,とてもうれしい。
というか,感じてもらえるような生き方をしたいと思う。