では、さっそく
すっかり寒くなり、自宅に近いスキー場はもう白い。いやだー、雪。
今年は、がっちりしたモッズコートがほしいです。雪国には似合うぞー。
コートがとてつもなく似合う風土であることが、北海道に住んでいることを誇りに思う瞬間です。
ふぅ。
で、もうすぐ07(ゼロセブンとお読みください。サマソニ風に)も終わるので、ベストアルバムなんてのを選んでいこうかなと。まだまだエントリーってだけなんだけど、とりあえず聴いてきたものの中から。この一年半の良いものを全部記録したいんだけど、それはきついので、できるところから。よし。
こないだ朝霧に来ていたようですね。マラジューブというカナダのバンド。カナダのバンドって、とてもポップなメロディーなんだけど、聴いていて軽くないというか味わい深く聴かせてくれるバンドが多い気がする。
で、このマラジューブはフレミング・リップスにも通じるいびつなポップ感覚が優れている。陳腐な言い方だけど「音のおもちゃ箱」という感じ。箱の中から、いろんな音が出てくる。がしゃがしゃ箱の中を漁りたくなるような「まばゆさ」が、どの曲にもあるのだ。
そして、そのアイディアを支えるメロディーが秀逸である。「これぞギターロック」という青臭いテイストや、組曲的な展開のものまで幅広いのだが、結果的にバンドの色に染められるので統一感がある。
寒くなって、また聴きたくなったアルバムです。カナダのオルタナ好きには有名なバンドだとは思いますが、本当に良いです。
Malajube "Montreal -40°C"