サーフィンのニュースをメジャーなサイトで見かけないのはなんで? | 観るだけサーファー☆インドアで乗りちぎれ!

観るだけサーファー☆インドアで乗りちぎれ!

サーフィン未経験ながらどっぷりとハマってしまったサーフィン観戦の楽しさをどうにか伝えようとあれこれ奮闘する日本で唯一のこたつサーフィンメディアです
「サーフィンを観て愉しむ人」をおたのしみくださいませ。リブログも大歓迎!

にほんブログ村 マリンスポーツブログ サーフィンへ

 

STAB HIGH JAPANが明日から行われますが、サーフィン業界内では盛り上がっていることがわかってもその熱は外部にはまったく届いていないようで、Yahooニュースで検索してもまったく出てきません。

 

試しにこの記事を書く直前に”サーフィン”で検索&”スポーツ”で絞り込んで抽出された記事はこんな感じ。

 

 

基本的にオリンピックに関わるものしか出てこないんですよね。

そもそもYahooニュースに載るニュースってどんなのだろう?って調べてみたらこういう記事を見つけました。

 

 

なるほど。まずは「ニュース提供者」と良い関係を築くことが第一歩なんですね。

 

 

この中でもTHE DIGESTさんは比較的サーフィン競技に関する記事が多いようですが、

 

 

この会社の軸は野球(ベースボール)、バスケ、サッカー、テニスなのでサーフィンのニュースは埋もれがち。

東京五輪で2名のメダリストを出していてもこんなに注目度が低いのはなんででしょうね。。

メダルを取ってなかったらもっと低いんだろうなぁ。。

 

さっきYahooニュースで検索して見つけたこの記事を見て、

 

 

サーフィン実況アナがNHKにしかいないということは、民放ではサーフィンの放映はないってことですよね、これ。うーん。。そもそもCMを挟みにくい競技だから民放では難しいんだろうなとは思うけど、せめてセミファイナルからでも民放でもやってくれればいいんだけどなぁ。

 

常々思うんですけど、サーフィン業界って基本的に内輪向けですよね。

サーフィンの「競技人口」を増やそうという取り組みは目に入るんですけど、観るだけのファンを獲得しようという動きがあんまり見られない気がします。野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、フィギュアスケートなどのメジャーな競技の観客は競技経験のない人の方が圧倒的に多いのにサーフィンはそうじゃない。サーフィンをする側としない側が交わる話題って、「サーフィンをする人が増えたらサーフポイントが混雑してローカルのサーファーが迷惑する」って話題くらいで、そういうネガティブなものを見てしまうと「サーファー怖ぇぇ」ってイメージが先行してやる人が増えないどころか、サーフィンを見に行くことすら敬遠してしまうことになるんじゃないかと。私ですら思いますもん。

 

S.LEAGUEのプレゼンでアクロバットの佐藤三兄弟がアンバサダーに就任したことも発表されはしましたが、その後彼らがサーフィン競技の認知に向けた活動をした気配はありません。YouTubeチャンネルも登録したけど”サーフィン”てワードが入った動画もまったくHITしないし、サーフィンを観ている気配すら無く。。もしかして試合が行われる前後の期間だけのスポット契約なのかなぁ。。。

 

兎にも角にも世間で露出が少なすぎるのは問題だよなぁと思ってしまう私です。

先日五十嵐カノア選手が「情熱大陸」に出演していましたがあれでサーフィンを観てみようと思った人が増えていればいいなと思うんですけど、番組では肝心の試合シーンは静止画でナレーションベースだったしサーフィン競技の魅力を伝えるものではなかったというのが私の感想です。カノアさん自身のファンは増えるんでしょうけど。

 

個人的にはサーフィン競技を広く普及させるためのアイコンとしてはカノアさんじゃ弱いと思ってます。弱いというか「遠い」んですよね。優等生すぎて。そう思っちゃうのは私が歪んでいるだけなのかなぁ。

 

去年のこの調査結果でも名前こそ挙がっていますが、競技人気とは相関がないように感じます。

 

 

ていうか、そもそも東京五輪後にカノアさんが日本で行われる試合に出てないというのも遠さの要因ですよね。プロモーションで日本に来ることはあってもそのライディングを見る機会がないというのは残念すぎませんか。QSでもいいから日本開催の試合をやってくれないかなぁ、WSL。そこで日本のサーファーがカノアさんに勝つなんてことが起これば面白いことになりそうな気がするんですけど。それが無理ならアジアで行われるQSにカノアさんも出場してくれればそれに引っ張られてニュースも上がってきそう。去年のQSニアスに和井田理央選手が出場したことを考えたらカノアさんの出場だって可能なはずですよね、たぶん。どうなんやろ。

 

なんだかんだでやっぱり競技としての露出を増やして、試合そのものの面白さを伝えなきゃダメな気がするんですよね。

いっそのこと「ウマ娘」みたいに別方向から火がつけられるようなアイデアがないかなぁ、なんて日々考えている私です。

 

スポーツランキング