ゴールデンウィークは田舎に帰ってました。
大荒れを予測した天気予報も良い形で外れ、
外は快晴!
コイも泳ぐ!
そして、すっかりワルガキになった姪っ子を連れて、近所を探索。
カモに餌をやったり
ブランコでクツ飛ばしをやって、大人1人ぶっちぎりで勝ったり…。
うん。
手加減とかしない(笑)
でもこの歳になってくるとお父さん、本当はクツ飛ばしよりも、公園裏の空き地の石碑に刻まれた歴史の方に興味がある。
ただ文字が難解過ぎて読めない…。
お! アマガエル発見!
もちろん捕まえる。
そんな感じで典型的な田舎的GWを堪能していた訳ですが、
久しぶりに日に当たるとぐったりと疲れますね。
昼寝をしようと家で横になっていると、
「とと。山行こう(・∀・) ねー。山行こうよー(・∀・)」ってお前らの体力、無尽蔵か。
「いや。ちょっと昼寝するわ。とと疲れたわ。」
「えー。何分? 何分寝たら山行く?」
「うーん。何分言われてもな…。」
で、結局15分くらい昼寝した後(笑)山に連れて行って楽しんできました。
高いダムの上を足がすくむような危険を感じながら一人ずつ歩かせて肝試しをしたり、
大きな溝をジャンプで飛び越えられるかチャレンジしたり、
バランスを崩すと川にドボン!と落ちそうな不安定な石の上を一歩一歩足場を確認しながら超えて行くチャレンジしたり、
暗いトンネルみたいになっている溝を一人で潜ってこれるかチャレンジしたり、
子供は危険にさらされると本当にキラキラと命を輝かせますね。
そしてみるみるワイルドになっていく。
大人しかった上の姪っ子も、ぐぉーーと大きな石を持ち上げて「ドボーーーン!」とか言いながら川に投げ込む。(良いのか!?)
そうやって、危険のそばをガイドしながら私の中に沸き起こって来るのは、父親としての正解感。
父親の役割とはつまり、お母さんにバレたら怒られるような危険のそばをガイドすることなんだな(笑)と思った。
安全を配慮して作られた遊び場ではなくて、ガチンコの自然と対峙する。
そこで感じるゾクゾクするような危険を通じて生命を輝かせ、その子の中で使い道のないままに眠らされていた野生を呼び覚ます。
漢字ドリルとか公園の遊具とかDSのゲームとか、そんな如何にも子供向けに与えられた、安全に毒抜きされたテリトリーの外側に連れて行ってあげる。
人生はそんなしょうもないもんじゃないぞ。って。
命をとられるような真剣勝負で、自分の人生とガチンコの勝負をするんだぞって。
身を守るために、しっかりその身体と頭をマスターするんだぞ!って。
私の中の男性性も自然に触れることで活性化して父となる。
いいですね。自然は。
父→ ←子
ではなく
父→ 自
子→ 然
という関係性がとても清々しい。
そして大人も子供もたまにはこうやって自然と戯れて、ちゃんと自分が動物であることを思い出す必要があるんですね。
とてもリフレッシュした休日でした。