リハビリ開始後2~3日で、比較的、足首が動くようになった。

両足立ちもできるあし

取外し式のギブス無しでも松葉杖さえあれば大丈夫そうだ。

久々にギブス無しで会社に行ってみよう車


この考えがあまかった。

普通に松葉杖で注意しながら歩く分には問題無いのだが、

不可抗力までは計算できなかった。


社内移動中の出来事である。

同僚 「おー足どう? 順調?」

この他愛もない会話から事件は起こった。

すれ違い際に、しゃべりながら応えた。

 「大丈夫だよー順調、順調。 うわーっ・・・ やべーー爆弾ロケットメラメラ雷

着いた松葉杖が、濡れた廊下で滑ってしまい、体勢を崩してしまった。

その日は雨で、廊下が濡れていた・・・

思わず、浮かしていた治療中の右足を地面に着いてしまう。

その瞬間、アキレス腱から 「プチプチ・・・」 という音が体内に響いた・・・

「いたーっメラメラ、やばいあせる、やばいよこれー」ガーン

明らかに何かが破れた音だった。

患部を大至急確認してみた。

残念ながら、凹があった・・・


再断裂だけはしたくないと思っていたのに、まさかオレが再断裂するなんて・・・

「いったい、なんでこんなことになったんだ・・・

最悪だ、人生でこんな不幸なことはあるのか・・・」

目の前が真っ暗になり、冷や汗汗が出てきた。

気持ちもどん底ダウンである。


「どうしよう、どうしよう・・・」とても慌てた。

とりあえず病院へ行き先生に診てもらうしかない。


大至急、病院へ行ったが、主治医は休診だった。

代わりの整形外科の先生に診てもらった。

「んー オペしてないから何ともいえないが、

おそらくこの凹みは再断裂している可能性があるね。

来週の月曜に主治医が来るから、もう一度診察してもらって。」


やっぱり再断裂の可能性か・・・

足首が多少動くから、あまい期待を抱いていたのだが。

月曜まで非常に憂鬱であるしょぼん

無理せず会社休んでいれば・・・とても後悔した。


翌月曜、再度病院へ行った。





通常、アキレス腱断裂の場合、全治3ヶ月というのが通説である。

その期間、まるまる学校や会社を休む人もいる。

でも、リーマンをしていると休んでいることに焦りや罪悪感が生じてくる。

有給はたんまり余っているけど、オレはタクシー車で会社に行くことにした。

電車での通勤は足を地面に着けないことを考えるとかなり厳しい。


会社でいろいろな人に声を掛けられた。

お見舞いに来てくれた人からも、「またサッカーサッカーしよう」、と励ましてくれた。

その時は、1回切ったアキレス腱は太く強くなると聞いていたから、またサッカーできる自信はあった。

経過も順調で、無事4週が経ち、7月3日に再度病院へ行った。


主治医 「4週経ったから、ギブスカットします。カットしたギブスで取外し式のギブスを作るから、リハビリ以外は装着しておいて。じゃぁ、バイブラバスとリハビリねー」


ようやくギブスを取り、患部を洗えるのかー

仕事をしているとあっというまに1ヶ月が経過するが、治療中の1ヶ月は本当に長かった。

足はどうなっているのだろう?

さらに細く、色も変色しているような感じである。


リハビリ科へ移動。

バイブラバスに患部を15分浸した温泉 

とても気持ちいいーニコニコ

足を取り出すと、4週間分の生まれ変わった皮膚組織が白く変色していた。

バスの中にも皮膚の組織が浮いている。 ちょっと汚い感じ。

足をタオルで拭いたら、ボロボロと垢や皮膚が剥がれる。

足の裏の古い皮膚は3mmぐらい剥がれ落ち、爪で引掻くと白い皮が爪に詰まる。

「なんじゃこりゃーえっ」って感じである。

バイブラバスの後、理学療法士?って感じの人に患部マッサージと

左右の均衡が崩れている筋肉の回復トレーニングを行った。

足首はやはり動かないので、1日1回上下に動かす運動を2週間続けるように指導された。


家に帰り、早速、全身で風呂に入った。

「やっぱり日本人は温泉が最高だねー」

お風呂の中でも足首のリハビリを行う。


多少足首も動くようになり、未来が開けてきた感じがした虹

明日には足を着けるかもしれない。

ついに抜糸の日である。


ギブスをギブスカッター手裏剣で切断。

小さな「電気のこぎり」みたいなマシーンでカットする。

ウィーーン」足まで切ってしまいそうで心配だなーえっ

主治医は「皮膚まで切れないようになってるから、安心して」と一言。

思いっきりカット手裏剣しだした。すごい音である。


2週間ぶりに生足が出てきた。

筋肉は衰え、皮膚に痒みと痛みが感じられる。

「ぷーん」臭いも若干あるようだ。


主治医「抜糸するからうつ伏せに寝て。」

「ちょっと痛いかもしれないけど我慢してね。」

ぶつん、ぶつん、ぶつん

抜糸をする音が聞こえてくる。


オレ「うーっロケット」痛みが・・・

主治医「もう少しだから我慢して。 終わったよ。」

オレ「足が痒いので洗ってもいいですか?」

主治医「じゃぁ、そこで洗って。洗い終わったらギブス巻きなおすから。」


久々に足を洗えて本当に気持ちよかった。

でも、力の無い右足は他人の足のように細くなっており、

かつ、足首が固まっており少ししか動かない。

足の甲を伸ばしたままギブスを巻くので、その形で固まってしまったようだ。

ギブス巻きなおしの時に、若干であるが甲の位置を元に戻して巻いた。


主治医「はい終了ー、4週経過したら取り外し式のギブスにするからね。」

オレ「風呂温泉はいつから入れるのでしょうか?」

主治医「4週後からだね。それまではギブスを濡れないようにカバーしてシャワー汗で我慢して。」



あー歩けるのはまだまだ先だな・・・

さて、今日は家まで松葉杖で走る人帰ってみよう。 チャレンジ、チャレンジ。


結構しんどいよ、これ。

大通りまでもうちょっとあるし。

信号青だー早く渡らなくてはあせる

大通りは人が多いなー。しかも松葉杖で歩いているとすごい目立つ。

みんながオレを見て、ぶつからないように避けてくれる。

でも中には携帯メールをしながら歩いてくるヤツがいて、

そいつは気付いてないからぶつかりそうになるのだ。

「あぶねーよ。前見て歩けー」

健康な人は、歩きながら携帯メールをすることが

怪我人にとってどれだけ迷惑か気付かないようである。


あーっ、やっと着いたよニコニコ

やっぱり松葉杖での帰宅は危険だから止めよ。


家に辿り着き、つくづく歩けることの重要性を痛感した。

はたして、この足は元通りになるのだろうか?

ちょっと心配になったしょぼん



1週間が経過し、ギブスのオペ部分に窓を作った。

傷口の確認と消毒の為である。


経過も良好なので退院OKとなった。

やったーニコニコ

入院から10日目のことである。

翌週の月曜日で2週間が経過するので、月曜に再来院するように言われた。

抜糸を行い、ギブスを巻き直すらしい。


この数年、毎日のようにビール飲んでいたから、

心配だったγの値もこの入院で下がっていた。

もう少しで正常値の範囲内である。

しばらく抗生剤・化膿止めを飲むので、ビールはまだ飲めない。

さらに値の低下が期待できそうだ。

家にも帰れるし、とてもうれしい音譜



さて、松葉杖生活の始まりだ。

この季節の雨は松葉杖使用者にとって最悪である。

まず、傘がさせない。両手が塞がっているからだ。

さらに松葉杖が滑るあせる

医者からは、くれぐれも滑って地面に足を着かないように注意された。


ということで、どうやって帰ろうか?

病院家の距離は近くて、普通に歩ければ走る人10分かからない距離である。

タクシーを利用する距離ではない。

でも、松葉杖で帰ったらカメ20分はかかりそうだし、途中の信号にも不安がある。

安心を求めて家への移動はタクシー車にした。

松葉杖に慣れてきたら、自力で帰ってみよう。

手術当日ひらめき電球

浣腸による排便トイレ、排尿後手術室へ。


腰椎麻酔によるアキレス腱縫合手術が始まる。

うつ伏せで手術台へ。

徐々に麻酔が効き始めた。

意識はあるが、下半身で何が行われいるかさっぱりわからない。

約30分のオペが終了し、いつの間にか、ギブスが巻かれていた。

病室へ移動。



下半身に感覚が無いので、数時間以内に排尿が無ければ、

ピーナスにチューブを入れると言われたーショック!

でも、次第に感覚が戻ってきたので、無事排尿完了得意げ

よかった、よかったー


だんだん傷口がジンジンと痛んできた。

γGTPの値が高いので、痛み止めの摂取は止められた。

痛くて寝れないー夜の街

でも我慢するのみ!うーっ・・・


朝方にようやく痛みがおさまり、ちょっと寝れた気がした。