一部のトレーダの講師などは、いわゆるリスク・リワード・レシオを必要以上に重視して、なかにはトレードの判断の基にしている人までいる。
リスク・リワード・レシオとはなにを意味し、なぜこれが基本的にインチキなのだろうか・・・
本来、リスク・リワード・レシオは最初のエクスポージャー(リスク)と潜在リワード(利益)の割合を比較するもので、トレーダーの多くは3対1のリスク・リワード・レシオ以上のトレードだけを考慮しろと習う・・・。
しかし、これではすぐに混乱が生じる。
3対1のリスク・リワード・レシオはリスクが潜在利益の3倍あるという意味で、実際にはリスク・シワード・レシオが3対1と言いたいのだろう・・・。
「すべてのトレードにおけるリスクの金額は、事前に明確になっている。」
たとえば、76円50銭で仕掛けて最初の損切りが75円50銭ならば、損切りまでのリスクは1円(1LOT=千円ならば、10万円)になる。
窓を空けて損切りの位置を越えない場合と大きな指数発表で損切りの位置を超えない場合のかぎりますが・・・。
つまり、トレードのリスクは仕掛け価格と損切り価格の差で、それは仕掛ける前から分かっている。
しかし、リワードはどうなのだろうか・・・?
検討しているトレードの潜在リワードはどれくらいなのだろうか・・・?
実はこれは、想像するしかない。潜在リワードは誰にも分からない。
潜在リワードはいくつかの要素に基づいて算出できると言う考え方も存在する。
典型的なエリオット波動の目標値や直前の支持線、スイングの安値を超える確立や価格ROC(変化率)などは、世間で目標リワードとして教えられている方法の一部でしかない。
どのような場合でも、リワードは推測でしかない。それも、トレーダーが自分のトレードを正当化するための楽観的な推測であることが多い。
また、プロのトレーダーの多くは、リスク・リワード・レシオにあまり関心を持っていない。彼らが重視するのは、最適なトレードセットアップと、トレードの正確な執行と手仕舞いまでの優れたトレード管理だ。
これらのプラス要素を重視していれば、手仕舞い後の利益は、たいていが最初のエクスポージャーの数倍になっているからだろう。
まとめ
★リスク・リワード・レシオ★
ただの推測に過ぎない!それよりも、確実で論理的なトレード管理を重視していれば、リスク・リワード・レシオにこだわっていると、分析病によるマヒ状態に陥っちゃいますよ~