1、手仕舞うタイミングは、マーケットが逆行したときに任せる。
最初の目標値で手仕舞ってはならない。マーケットが最初の目標値を飛び越えていくことはよくあって、時にはかなり遠くまで進んでいく。
目標値で手仕舞ってしまうと、トレンドが期待以上に続いたときの潜在利益を確実に逃してしまうわけで・・・。
目標値やその他の条件は、仕切注文を保有しているポジションに近づける理由にはなるかもしれないが、特定の価格で手仕舞う理由にはならない。
手仕舞う前にマーケットが逆行して出た損失は、マーケットが目標値をはるかに超えたときの利益で十分以上に穴埋めできるでしょう。
2、もともと仕掛けのセットアップを探したときと同じマーケットの条件に基づいて手仕舞い戦略を構築する。
もし、長い時間枠でポジションをもったトレードならば、長い時間枠を主とした手仕舞いの戦略を取らなければならない。
モメンタム・パターン・価格・時間etc・・・などのファクターは、仕掛け条件を探す為のカギとなるが、同じように手仕舞いの条件を探す為にも使います。
3、2つ目のユニットの通常の手仕舞い戦略とトレード管理を仕掛ける前に決めておく。
目標価格を決めて、そこに到達したら手仕舞うことではない。そうではなく、トレードの目的を明確にしておき、各ユニットについて、どのような条件の下で仕切注文を移動させたり、手仕舞い戦略を実行するのかを、トレードを仕掛ける前に決めておくことだ。あとは、条件が整ったら決めた行動を実行するだけ。
4、マーケットからの情報が増えれば、トレード管理と手仕舞い戦略の変更もありえる。
5分足でも30分足でも日足でも週足でも、どの時間枠においても、マーケットに新しい足が書き込まれるたびに新しい情報が提供される。
マーケットの構造(パターン)画形成されていく過程で、トレンドの位置についてや仕切り注文を動かすべきかどうかについて重要なヒントが得られるかもしれない・・・。
トレンドは形成される過程では、ピボットの高値や安値によって目標値が変わることも多い。
すべてのマーケットや、すべての条件、時間枠に適用できる規則があれば、それにもとづいた手仕舞い戦略ができるのだが、残念ながらそれはない。
最大限に近い潜在リターンを引き出そうと思うと、1つの規則では対応できないからだ。
価格やモメンタムに基づいて完全に客観的な規則を作るのは簡単だが、規則に基づいた手仕舞い戦略ですべてのトレードから、最大の利益を引き出すのは難しい。
とどのつまりは、トレーディングも他の仕事と同じで、知識と経験を積んで判断を下していくしかないものちゅ~ことです。
まとめ
★手仕舞い戦略の概念★
※手仕舞うタイミングは、トレイリングストップを置いて、あとは、マーケットに任せる。最初に決めた目標値で手仕舞ってはならない。
※トレード管理と手仕舞い戦略は、仕掛け戦略の基となった条件と同じファクターに基づいて決める。
※2つのユニットの通常の手仕舞い戦略は、トレードを仕掛ける前に決めておく。このとき、トレードの目的をよく考える。
※マーケットからの情報が増えれば、トレード管理と手仕舞い戦略は変更されるかもしれない。ただ、変更はマーケットからの新しい情報に基づいた理論的な結論に沿ったものでなくてはならない。