先日

『授業進行中に、自分の思ったことや自分の状況を大きな声で発言してしまう』

という問題行動と、それに対して家での取り組みを書かせていただきました

 

こちらの記事↓

『授業中に大きな声で発言してしまう』への対処① ~家庭での取り組み~

 

今日は、その続きになります。

 

家庭や日常生活の場面で声の大きさが調節できるようになってから、はじめて学校にお願いに行きました。

先生からしても家庭でできないことをお願いされるのは負担ですよね。

 

家庭で練習した声の大きさの付箋を貼った写真を、学校の場面のものも作成し、それぞれ声の大きさの付箋を本人に貼らせました。

 

そして、学校でも本人に提示して、常に意識できるように、担任の先生にお願いをしました。

 

今回の行動は関心ひきよりも、「自己刺激」的な要因が大きく、授業中に出てしまう声などは、自分で不適切であるということが、おそらく自覚できていない状態でした。

 

この行動は、叱ったり注意をしたりするよりも

 

*事前に大きな声を出さないように設定する

*できているとき(本人の努力)を賞賛する

 

ことがとても重要になります

 

以上が学校での予防策になりますが、予防だけではなく、適切な行動も覚えていかなければなりません。

 

ABAでは、

 

「人間の行動は、学習によって獲得されたものであり、不適切な行動は誤った学習の結果としておこる」

 

という考え方に基づいて指導します。

 

学校で、適切な代替え行動をどうやっていれたか…

次回に続きます↓

 

『授業中に大きな声で発言してしまう』への対処③ ~代替行動を入れる~

 

 

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