もう、辛い.....

黒執事は私のヲタク人生の中で2番目に沼った作品です。(順番的に)

そこからずーっとことあるごとに沼を掘り続けてるのですが.....

最近ツイステやったり、大学の講義で英国の文化をやった、ということもあって、「ああ!黒執事見たい!」と思ったのと

「1周しかしてない黒執事Ⅱ期、チャレンジしたい()」

ということで、昨日と今日で見てきました。

.....結果、前と同じく病みました。

正直、Ⅰ期後半〜Ⅱ期最終話まではかなりの鬱展開でアニオリ回も多めでエグいんですよね、話が。

でも、私はこの鬱具合がクセになりますね。

という訳で、ただの布教用感想ブログです。見てた人もこれからって人も、ネタバレは含みますが黒執事単行本派でアニメも全部見てる人が書いてるんだ〜って、なんとな〜く読んでくれたら嬉しいです!(出来るだけ簡潔にします)

--------------------✂︎キリトリセン✂︎--------------------

(公式様からお借りしてきました。)

ああもう、辛い.....

cv的には本当申し訳ないほどに最高なメンツ。画像左から、

シエル・ファントムハイヴ(cv.坂本真綾)

セバスチャン・ミカエリス(cv.小野大輔)

クロード・フォースタス(cv.櫻井孝宏)

アロイス・トランシー(cv.水樹奈々)

.....2期はじめて見た頃は何とも思わなかったけど、今並べてみると明らかに。配役が豪華。

ストーリー的には、原作だとまだまだ坊ちゃんの復讐相手が微妙に定まってないので

セバスチャンも相変わらずイエスマイロード状態ですが(?)

アニメ1期では、1期に出てきたアニオリキャラの天使・アッシュ(cv.日野聡)がファントムハイヴ家を襲った真犯人となっていたため

坊ちゃんが復讐を遂げてセバスチャンが魂を頂く.....はずでした。が。

アッシュとの戦いでセバスチャンの、坊ちゃんとの契約印が刻まれた方の腕を持ってかれて契約が無効になっていた隙に坊ちゃんの魂を掠め取った悪徳悪魔がいるんですよ〜〜

(なー!!!!!にぃ?!?!やっちまったn.....←うるさい)

それが2期でほぼ主役のクロードです。蜘蛛です。うえぇええ私は苦手。

んで2期1話は色々とシュールでして(というか2期全体がシュールな笑いに包まれてます)

・アロイスがハンナ(悪魔でメイド。cv.平野綾)を目潰し

・異常なテンションのアロイスについていけない(これは終始)

・突然始まるクロードのイケメンシーンと思ったら唐突に開催されたタップダンス劇場だった

・セバスチャンがもの凄いイケボで坊ちゃんの魂を取りにアロイス邸へかち込みにくる

・クロードがもの凄いイケボでそれを阻止する

1話だけで凄いシュール具合と耳の幸福度。それはそれは世界一幸せな国に肩を並べられそうな勢い。

こんな感じでシュールさの中に潜む狂気を感じつつ物語が進んでいくので確実に精神を殺られます.....いい意味で。

漫画を読んで、1期を見てると、冷ややかで薄笑いを浮かべ、人の命を何とも思ってないと言うか彼なりの合理的な考え方が垣間見える坊ちゃんだけど

アロイスに比べたら、育ちも、生きてきた人生も、やっぱり違うよね。。。

でも、アロイスを否定してる訳じゃないけど、

彼は彼で壮絶な人生を生きてきてるわけで。

悪魔たちにとっては喰べる魂たちの生き方の美学を見抜いてそれに心底惚れた相手に仕えたい、その奪い合いが中心で、

アロイスは終始「愛」がテーマで最初から最後まで愛情不足、からのかまちょ、裏切り、

報われたのか謎.....

坊ちゃんは孤高の魂って感じですね。

けど奪い合いからは何も生まれないし勝者になったとしても残るのは偽物の愛っていうか、最後は虚無って感じだし.....

本当に誰も救われた気がしませんね.....

------------------------------オワリ----------

終始抽象的な表現が多いですが、このモヤモヤした感じ、考え込んじゃいますが嫌いじゃないです。むしろ好き。

だからこそ今、全国民に見て欲しいなぁって思いますね。

イケボにも闇にも浸れる唯一無二の作品です。

飽くまで貪って下さい。