7/21追記

恐れ多くもアメトピに掲載いただけたようですねあせるただし、付けていただいたタイトル「日本より安い米国での不妊治療費」というのは私の意図しないものであり、このブログを読んで勘違いしてしまわれる方がいたら困るので追記いたします。

 

アメリカの医療費は、加入している保険によって本当に様々です。アメリカ人同士では不妊治療については周りに話しても、医療費(自己負担額)に関しては話さないと言われているほどです。

 

昨今、アメリカは不妊治療に力を入れている州が増えてきているようで、幸運にも私が住んでいた州はそれらの州のうちの1つに該当し、加入していた保険会社も補償内容を見直した(不妊治療も補償されるようになった)直後でした。

 

そのため、特にこれからアメリカで不妊治療をしようと考えている方はご自分の保険内容や州の情報をよくご確認くださいね。

 

このブログはあくまでも、海外で不妊治療した人間の一例だととらえていただければ幸いです。

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今回は、アメリカでかかった不妊治療費をまとめます。

 

アメリカ駐在中の内容は、今回で最後です。

 

アメリカでは、2019年2月から7月まで人工授精をし、その後は体外受精のできる病院に転院して2020年5月まで通院を続けました。

 

幸い、加入していた保険が2019年1月から不妊治療も適用可となり、2割負担で治療を受けることが出来ました。

 

タイミングよく保険適用可となり本当に有難かったです。

 

では、以下に治療費をまとめます。
※以前更新分は費用確定前の情報も載せていたので、今回のまとめと若干の違いがあります

 

●タイミング、人工授精
実績:タイミング1回、人工授精4回
総額(薬代含む):$9,294.68(日本円で約99.6万)
自己負担額:$1,250.42(日本円で約13.4万)

 

人工授精費用に関しては以下にまとめてあるので、詳細はそちらをご参照ください。
【まとめ】米国での人工授精費用

 


●体外受精(採卵期、移植期の薬代)
実績:採卵(アンタゴニスト法)、移植(ホルモン補充周期)
総額:$3,917.72(日本円で約42万)
自己負担額:$242.54(日本円で約2.6万)

 

採卵期の薬の費用に関しては以下にまとめてあるので、詳細はそちらをご参照ください。
体外受精に必要な薬の保険適用結果

 


●体外受精(薬代を除く)
実績:採卵1回、凍結胚移植1回
総額:$50,905.37(日本円で約545万)
自己負担額:$4,564.08(日本円で約49万)

 


●まとめ
総額(保険適用前):$64,117.77(日本円で約687万)
総額(保険適用後):$6,057.04(日本円で約65万)


こうしてまとめてみると、保険適用後の費用は日本で同様の治療を受けるよりも安かったです!
※もちろん日本も病院によって費用にばらつきがあるので一概には言えませんが、少なくとも私が現在通っている病院より安いです汗


アメリカでの病院通い、言葉や文化の壁があってなかなか思うように進まないことも多かったのですが、(妊娠には至らなかったけど)やっぱり不妊治療は受けて良かったと思います。

 

妊活は時間との戦いでもあるので、私の性格上「何もしない駐在期間(2年間)」だとしたらそれはとてつもなく恐ろしいことで、旅行も何も楽しめなかったと思うので。

 

高額な医療費も覚悟していましたが、結果的に保険が効いて想定よりも低い金額で済みましたしね。(あ。これは完全に金銭感覚は麻痺してますねあせる)

 

私は結果が出ないまま帰国して日本で治療を続けることになりましたが、現在海外で不妊治療に励まれている皆様、大変なことも多いと思いますが、陰ながら応援させてください。

 

そして、お互い元気なベビーに恵まれることを心より願っております。

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今回は2019年12月に更新した「海外から日本の保険会社に対して給付金の申請が出来るのか」の続きです。

 

給付金をゲット出来たら更新すると言っておいて、半年近く更新が滞ってしまいましたあせる

 

今更ですが、アメリカでかかった医療費のまとめも兼ねて記録に残しておきたいと思います。

 

私の子宮内膜ポリープ切除手術に関するスケジュール(給付金受け取りまで)は次の通りです。

 

●2019.12.上旬
日本の保険会社から給付金申請書を入手

 

●2019.12.中旬(手術5日前)
術前検査

 

●2019.12.中旬
子宮内膜ポリープ切除手術
通訳さんを通して、給付金申請書(病院記入分)の記入を依頼

 

●2020.1.中旬
病院から給付金申請書(病院記入分)を受け取り、日本の保険会社に郵送

 

●2020.2.上旬
日本の保険会社から書類到着の連絡と不備の指摘(給付金受取口座が未記入だった)
→メールで追加情報を送り、無事に受理されました

 

●2020.2.上旬(受理連絡の翌日)
給付金の着金を確認

 

 

【まとめ】子宮内膜ポリープ切除手術にかかった費用

 

・術前検査(手術5日前に受けた超音波検査)
   診察料 $1609.00 (日本円で約17万)
   →自己負担 $0.00


・子宮内膜ポリープ切除手術
   診察料 $9429.52 (日本円で約100万)
   →自己負担 $7.59(※術後に服用する痛み止めの薬代のみ)


・日本の保険会社からの給付金 10.5万円

 


なんと、手術に関わる医療費については、夫の会社で加入していた保険でほぼ全てカバーしてくれていました!

 

保険が無かったら1日で100万も飛んでいたのかと考えると恐ろしいですね…

 

そして、手術代は全てアメリカの保険でカバーされて個人負担は0にも関わらず、日本の保険からはちゃんと給付金も出ました。

 

独身時代からちゃんと保険に入っておいてよかったです。

 

後日談ですが、日本の保険会社からメールで請求書の受理報告と入金報告を受けているにも関わらず、給付金入金の連絡がご丁寧に私の実家にも郵送されてましたあせる


何も知らない両親は、心配して連絡してきましたよ…

 

良性のポリープを切ってもらっただけだから、大丈夫~」と、不妊治療につながるようなキーワードは出さずに切り抜けたけど、これだけは本当に余計な出来事でしたえーん

 

それまで、メールで保険会社に対して「実家への郵送はやめてくださいね」と依頼していたのですけどね。

※保険会社から、海外の住所登録に対応していないので住所変更しない(実家の住所を記載する)よう指示されていました汗

詳しい治療内容とまではいかないものの、体外受精に挑戦しようとしていることを打ち明けていた友人は日本に3名いました。

 

といっても、LINEで「今度体外受精に挑戦しようと思うんだ~」と簡単に打ち明けただけで、その後は特にそのことについては触れていません。

 

ちなみに、3名の内2名は最近出産報告を受けました。残り1名も連絡が無いだけで妊娠している(または出産している)のかな、と思ってこちらからは特に連絡はしていません。

 

また、母や義姉には私たち夫婦が不妊であること、日本で人工授精したことは伝えているものの、アメリカで不妊治療を進めていたことは話していません。

 

そのため、不妊治療そのものや、不妊に関係する将来の不安を打ち明けることが出来るのは、夫のみでした。

 

こうして、ブログでアメリカでの不妊治療の不安など書かせていただいて、同じように不妊に悩んでいる方のコメントをいただいたり、ブログを拝見することで勇気づけられることは多いのですが、夫以外で対面で誰かに話を聞いてもらいたいという気持ちもありました。

 

しかし、アメリカで出会った日本人の方は不妊とは程遠い(大体が2人以上の子持ちだった)ので、とてもじゃありませんが打ち明ける気にもなれません。

 

その中で唯一、不妊に悩んでいることを打ち明けたのは、アメリカでお世話になった英語の家庭教師(アメリカ人)でした。

※彼女は日本語は話せません

 

彼女と知り合ったのは、私がアメリカに来て2週間後から通い始めたESL(英語教育プログラム)でした。そこで、私が彼女のクラスに配属されたのです。

 

ESLには週に1日通い、1年ほど経ったころに(英語が全く上達しなかったので)週一で個別に家庭教師もお願いすることにしました。

 

それまで、他の生徒さんも交えて彼女の家にお呼ばれされたり、近くのカフェでお茶などもしていて、私が在米中に知り合ったアメリカ人の中で一番交流があったのも彼女です。信頼関係もあったので、彼女には話しても大丈夫、と思えました。

 

彼女には2人の娘さんがいましたが、いずれも成人して結婚しているという状況も、話しやすかったのかもしれません。

 

家庭教師に来ていただく際、いつも授業の初めは雑談で、彼女から「近くでこんなイベントがあるよ」と紹介してもらったり、私がアメリカで困っていることを質問したりということが多かったです。

 

家庭教師を依頼して一か月が経った頃、いつものように彼女から「○○のイベントおすすめよ!」と紹介されたのですが、おすすめされるイベントの多くが子供連れで訪れるような所だったんですね。

 

それで私が、

 

私「興味はあるけど、そのイベントは子供が多く参加するだろうし、それを見ると悲しくなるから行きたくないの

 

と答えたんです。当然、彼女からは「どうして?」と聞かれるわけで、

 

私「私たちは子供を授かることが難しいの。だから、子供が大勢いるところに出かけるのは辛いんだよ

 

と答えました。

 

すると、彼女は私が不妊で悩んでいたことを受け止めてくれて、「養子縁組とかもあるわよ!」って励ましてくれました(笑)

 

この、いきなり養子についての話に飛ぶところが実にアメリカ人の発想ですよね。

 

でも、「大丈夫。すぐに授かるわよ!」とか言われるより、ずっといいです。

 

私「もちろん、将来的には養子縁組を考える必要があるかもしれないけれど、今は体外受精をしているんだよ

 

アメリカに来て、初めて誰かに不妊治療について打ち明けた瞬間でした。

 

それからは、レッスンの最初の雑談で治療について相談することが増えました。

 

流産した時も、彼女に話を聞いてもらえて、寄り添ってもらえたのは本当に有難かったです。

 

コロナの影響で病院に通えなくなり、帰国前に移植ができないかもしれない。となった時も、

 

彼女「旦那さんだけ先に日本に帰国して、あなたは残って移植してから帰国したらどう?うちでよければ来ていいのよ

 

と声掛けもしてくれました。

 

もちろん、私が不妊で悩んでいることは「周りの人には内緒にしておくわね」と言ってくれて、帰国直前まで親身に接してくれました。

 

今、日本で不妊治療を続けていますが、もし赤ちゃんを授かることが出来たら第一に彼女に報告したいな、と思います。

 

早く、その日が来ることを願って流れ星

5月に書いたブログ「流産の原因は?」の続きです。

 

 

 

アメリカでコロナによる緊急事態宣言が出される前に、不妊治療をしていた病院から再度甲状腺の検査を受けるよう言われ、その結果TSHは正常範囲であるもののT3とT4が基準値未満であることが分かりました。

 

この時、担当の内科医からLevothyroxine(チラーヂン)を処方され、6週間後に内分泌科のドクターと面談し、その後血液検査を受けるよう指示されていました。

 

内分泌科の予約も、血液検査の予約も、いずれも予定していたのは4月末です。

 

この頃は病院も「生命に関わる検査・手術以外の来院をお断り」状態だったので、病院から電話で予約変更の依頼がありました。

 

内分泌科のナースから与えられた選択肢は2つです。

 

1.予定通りの日程(4月末)でオンラインで診察を受ける
2.対面で診察を受けたいのであれば、6月中旬が最短の日程

 

6月上旬に本帰国予定の私が選べるのは1のみです。そのことを伝えたら、

 

(内分泌科)ナース「オンライン診察では病院側から通訳は付けないので、自分で手配してください

 

と言われました…。

 

コロナ禍で自分で通訳を手配する(自宅に来てもらう)って、一体どのような方法をとればできるんでしょうか。

 

途方に暮れた末、アメリカで内分泌科のドクターと会うことは諦めました。

※後でお世話になっていた病院通訳さんに確認したら、オンライン診療でも病院通訳を用意していると言われました。この時の担当ナースが勘違いしていたのか、面倒くさがりだったのか、今となっては分かりません…。

 

しかし気になったのは、内科医から処方されたLevothyroxine(チラーヂン)が本帰国するまでの分の残量が無かったことです。

 

また、4月末に予約していた血液検査は受けられるのかどうかも分かりません。

 

そこで、内科医のオフィスに連絡して指示を仰ぐことにしました。

 

私「4月末に予定していた内分泌科のドクターとの面談はコロナの影響で中止になりました。現在内科で処方されているLevothyroxineはいつまで服用する必要がありますか。
4月末に血液検査がありますが、予定通り病院に行ってもよいのでしょうか。また、6月に日本に帰国予定ですが、今後必要な治療について教えてください


(内科)ナース「(内科の)ドクターは内分泌科のドクターを訪れるよう指示していますので、こちらではその問題に対応できません。内分泌科のオフィスに連絡してください

 

実は、上記のナースの回答をもらうまでにも数回やりとりがありました。私の質問とは見当違いなことを言ってきたり。最終的には上記の通り、切り捨てです。

 

実は内科に連絡する前に内分泌科とも連絡は取っていて、

 

(内分泌科)ナース「初診もまだの患者に対して、ドクターは服薬の指示やアドバイスを出すことはできません。内科と連絡を取ってください

 

と言われていたのに。

 

仕方ないので、再度内分泌科のオフィスに電話し、内科との経緯をお話しました。


この時のナースはとっても優しい方で、事の経緯を聞いた後、

 

(内分泌科)ナース「私から内科に電話して、あなたに今後の指示を出すように伝えておくので安心してください。血液検査も、ラボは空いているので予定通り受けてください

 

なんとも心強いお言葉です(涙)。


その後、無事内科から連絡をもらい、血液検査後に改めて指示を出しますと言っていただけました。

 

それから受けた血液検査の結果は、

 

TSH 5.41 uU/ml
※0.046(11月)→0.228(12月)→1.6(3月)

 

T3とT4が基準値内で、TSHだけ激増しててびっくりです。

 

今までTSHが基準値を超えることは無かったのに。薬だって飲んでいるのに。薬が体に合っていないのでは?など、思わず疑いの目を持ってしまいました。

 

これに対して内科のドクターから「これまで通り1日1錠薬を飲んで、日本で病院に通えるようになったら検査を受けてください」と言われて終了です。

 

結局、甲状腺に関して正式な診断名を下されることもなく、もやもやが残ったままアメリカを去ることになったのでした。

ご無沙汰してます。引っ越しのどたばたでなかなかブログの更新ができないままとなってしまいました。
 
そして、6月に本帰国しました。
 
コロナ禍での帰国で、成田空港についてからも検査やらホテルでの隔離やらで不自由な時間を過ごしてまいりましたが、それらから無事解放され現在に至ります。
 
もう「駐在妻」ではないのでこのブログのタイトルも変更しなければ、と思うのですが、まだアメリカでの通院のこと、アメリカの体外受精の費用のことなど全ては書けていないので、その更新ができたらひっそりと変更しておきたいと思います。
 
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3月中旬にアメリカでの治療継続が不可となったことを受け、私がまずしたことは帰国後の病院探しです。
 
私の病院探しの観点は以下の通り。
 
・体外(顕微)受精で実績がある
・交通の便(家から片道最大1時間半)
・中刺激〜高刺激
・インキュベーターが新しい
・メールで問い合わせ可能
・他病院(特に海外)からの凍結胚の移送実績有り
・着床前診断の相談ができる
 
これらの条件に当てはまった病院にさっそくメールにて質問しました。
 
1.帰国後、何日経過したら通院可能か(コロナを考慮)
2.甲状腺の再検査と専門医の紹介は依頼できるか
3.アメリカにある3個の胚盤胞は移送するか、アメリカに残すか
4.アメリカの医療記録は有効か(感染症やAMHの検査記録)
 
以下が回答です。
 
1.帰国後14日経過したら通院可能
2.甲状腺の再検査もするし、必要なら専門医を紹介可能
3.胚盤胞は3個ともグレードはあまりよく無さそうなので、高額な移送費をかけるよりも日本で採卵からやり直すことを推奨する。ただし破棄はしないで残しておくように。
4.海外のものでも1年以内の記録は有効
 
予約に関しては、1ヶ月前から予約可能と言われました。
 
とりあえず、日本で治療継続できる算段が立って一安心。
 
さっそくアメリカの病院にMedicalRecordの入手手続きをして、2週間ほどで受け取ることができました。
 
届いたのは漫画の月刊誌なみの厚さの紙です。ちなみに費用は$17ほどでした。