私の知っている経営者で、とても過保護な経営者がいる。
従業員に表現の仕方、言い方、やり方まで細かく指導する。
それを毎回同じように繰り返す。その従業員たちは、その経営者の言う通りにやっていれば安泰であり、文句も言われないという発想になり、その経営者の言う事を文句も言わず聞いて、淡々とこなすが、どんどん自分の創造や発想を出さなくなり、仕事を割り切るようになる。
従業員たちがキャパを超えてくると「それなら自分でやれば」という心の抵抗が起きる。
この心の抵抗は、絶対口に出さないから厄介者である。
このような経営者は職人肌の方に多いような気がするが、経営者は、物事の目的だけをしっかり伝えて、表現の仕方、言い方、やり方は任すべきである。失敗したら失敗の原因を自分で気付かせるようにもっていくことが大切だと思います。
当然、その間には、従業員の失敗による「時間」という経費がかかる。
その経費を恐れて、表現の仕方、言い方、やり方までも細かく指導していると、従業員の能力が奪われ、脳無しになっていく。後には、恐ろしい心の抵抗まで起きる。
案の定、その会社は衰退の一途を辿っている。たぶん、経営者は全く分かっていないだろう。
私も14年間、会社経営をしてきたので同じような経験をしたことがあります。
身に覚えのある経営者の方々、要注意ですよ!!