起業を考えている方々へ。
この混沌とした経済構造不況の中、独立志向の方が少なくなっているとよく耳にします。
独立しようと考えている方もリスクを避け、少ない元手で成功できるビジネスを模索する傾向にあるようです。
元手が300万円で始められる事業は、一般的に参入壁がとても低く競合相手が多い。
釣りで例えると・・・魚がお客様、釣り師が起業家で、魚も釣り師も両方多い状態。
元手が1億円なければできない事業は誰にでもできるわけがないので、その時点で競争相手が少ない。
要は、魚が多く釣り師が少ない状態。
確かに300万円を元手に起業して、短期間で10億の会社にした人もいます。
でもそういう方は、実力や努力だけではなく、運や経済背景などの要素も必要になりますので‘非現実的’だと思ってください。
現代、今から300万円で事業を始めるのであれば当然、300万円以上の利益が必要となります。
まず、自分の人件費だけで最低年収300万円は必要です・・・でも300万円では現実的には苦しいですよね。
事業が失敗するリスク(10年で90%以上の会社が倒産する)を考えると、サラリーマンで年収300万円をもらったほうがよっぽど良いのではないかと思います(今の時代に限ってですが)。
今の日本は物余りの状況ですので、本当にお客様が必要としているものを開発して販売したとしても高度経済成長期でもない現状では簡単にビジネスとしては成立しません(新興国で物を売ることは賛成です)。
世の中にはお金をかけずに始めることができる起業の本はたくさん出ていますが、1億円を元手に成功する本は見かけたことはありません。
当然、1億円を集めることができる人はごくわずかなのでそのような本は売れないから出ていないだけでしょうが。
ビジネスの枠組みについても、1億円からの成功率の高い事業の話はなかなか来ないものです。
・・・というか、そのような話は上場企業等の資金が潤沢にある会社にまず入り、お金の集まらないところには話しすら来ません。
今後、国の施策や経済状況をしっかり鑑みて、どのようなビジネスをすべきか大枠を捉えて起業することをお勧めします。
そして資本は1億円集めてから成功率の高いビジネスに取り組むことです。
では、どうやって1億円を集めるか・・・。
本気で考えている方は・・・お問い合わせください!!