さて、今回は
心療内科医のフクロウ先生より、
うるるんの森での関わりを通して見えてきた
つながる力についてのお話をお届けします🦉
うるるんの森で、自閉症の子どもたちに
これほど目にみえる変化が
短期間で現れるのはどうして?
と思っている方必見です👀✨️
⬇️フクロウ先生による前回の記事はこちら
「愛着」を育む環境
前回、子どもの発達は、
・認識(わかる力)
・関係(つながる力)
この2つが両輪のように育つことで進んでいく、
というお話をしました。
自閉症(ASD)の子どもは、
この2つがどちらも
ゆっくりなことが多いです。
今回はその中でも、
「関係(つながる力)」が
どのように育っていくのかを
考えてみようと思います。
生まれたばかりの赤ちゃんでも、
ママが顔を動かすと目で追いかけようとしたり、
声をかけると耳を向けるような仕草がみられます。
つまり、人間にはもともと
「ひとに関わろうとする力」が備わっている、
と考えられます。
この力を小児の精神科領域では、
「愛着(あいちゃく)」と呼んできました。
ここでいう愛着とは、シンプルに言うと、
「安心できる人に近づいて、助けてもらう力」
のことです。
そしてこの愛着は、
子どもの「関係(つながる力)」
を育てていく大きな原動力になります。
しかし、自閉症の子どもでは、
・人に近づくのが不安
・人に目を向けるのが難しい
・声に反応するのが難しい
などにより、
人への愛着行動(近づく、目を向けるなど)
が出にくく
そのため関係(つながり)の発達が
ゆっくりになりやすいのです。
ただし、
自閉症の子どもが人とつながりにくいのは、
「愛着」の弱さの問題だけではありません。
ひなたくんには、
頭や背中を触られるのをとても嫌がる
「触覚過敏」がありました。
もともと愛着行動が出にくいことに加え、
からだを触れられることが苦手だったため、
抱っこやスキンシップが「安心」になりにくく
人に近づくこと自体がさらに難しい状態でした。
そうした中で、
うるるんの森での生活が始まりました。
先生による「ソワン・マサージュ」の施術、
そして毎日の、
様々な動物たちや広大な自然との
温かな関わりによって、
こころとからだに
穏やかで落ち着いた情動(安心感)が届けられ、
不安や緊張が次第にほぐれてきました。
人に安心して近づくことが難しいひなたくんにとって、動物や自然といった「ことばを必要としない環境」もまた、大きな安心の支えになっていたのだと思います。
そうした経験を通して、ひなたくんは、
不安や緊張などを「一人で処理する」のではなく、
人や動物、自然に支えられながら落ち着いていく(共同調整)という経験を重ね、人とつながるための土台(愛着)を育んでいったと考えられます。
愛着を育みやすい環境と、
ソワン・マサージュの組み合わせこそが、
うるるんの森で、自閉症の子どもたちに
これほど目にみえる変化が短期間で現れる理由
だと考えています。
次回は、「ソワン・マサージュ」の秘密についてお伝えできればと思います。
フクロウ先生、
ありがとうございました![]()
子どもが人とつながる力の土台になるのが、
「愛着」です。
自閉症のお子さんは不安や感覚の特性から、
人に近づくことが難しい場合があります。
愛着を育みやすい環境とソワン・マサージュがそろう、うるるんの森だからこそ、短期間での大きな変化が生まれているんですね![]()
自閉症の子どもにとって、
「人に関心を向けること」自体が
大きな壁だと感じています。
だからこそ、
無理をせず愛着を育める環境はとても貴重です。
安心できる環境とソアンマサージュにより、
愛着を感じられる神経の発達が進んだのでしょう。
正直
そんな場所はなかなかありませんが、、、
うるるんの森にはそれがあり、
だからこそ大きな変化が生まれているのだと思います![]()
「ソワン・マサージュ」の秘密も
お楽しみに![]()
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