こんにちは

ひなたくんサポートチームです。


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🔺写真右は10月23日、お花に興味を持ったひなたくん、写真左は、1月7日、うさぎの置き物をみて「うさぎ!びっくり」と気づくひなたくんです。



、、、表情の豊かさが、、、違いますね照れ飛び出すハート



さて今回は

フクロウ先生にお聞きした内容です!


少し専門的なお話ですが、

ママたちにもできるだけ分かりやすくなるように書いています。

よかったら、ぜひ読んでみてください。


自閉症における「環境・関わり」の影響


🦉

自閉症の原因は、


1. 外因性(遺伝以外の要因による脳・神経系への影響)


2. 内因性(遺伝的な素因:発症しやすさに関わる)


3. 環境要因(環境との相互作用:症状の出方に関わる)


この3つのどれか一つが原因、と

単純に言えるものではありません。

むしろ、これら3つを立体的に

考える必要があります。



  1. 外因性(遺伝以外の要因による脳・神経系への影響)は決定条件ではない


自閉症の脳研究は進んできましたが、

現時点では、

「自閉症なら、必ず脳のここがこうなっている」という決定的な所見は見つかっていません。


また、たとえ遺伝以外の要因で

脳や神経系に負荷がかかっていたとしても、

発達の力がそれを上回り、

目立った遅れをきたさないケースもあります。


つまり、脳や神経系への影響は、

「自閉症の決定条件」というより、

発達に何らかの負荷を与えうる条件

の1つと考えられます。



  2. 内因性(遺伝的な素因)は最有力だが、「遺伝だけ」でもない


現時点での研究では、

自閉症は内因性、

つまり遺伝的な素因が

最も有力な要因と考えられています。


しかし、もし遺伝だけが原因であれば、

生きづらさにつながる遺伝的要因は、

世代を重ねるうちに少しずつ減り、

発生率も下がっていくはずです。


ところが、実際には自閉症の発生率は

少し減るどころか、

増加傾向ともいわれています。


また、これまでの研究では、

・親や家族に自閉症の人がいなくても

発症することがある

・出生前後の要因や生活環境が、

症状の出方に影響する可能性も示されている


こうした事実は、

「発症には多くの遺伝子が関わる(多因子遺伝)」や

「遺伝×環境相互作用」

という考え方につながっていきます。


つまり、遺伝で

「なりやすさ」は決まっても、

環境によって

「症状の出方」は変わり得る

ということです。



  3. 環境要因により、症状の出方が増幅・軽減される

自閉症児における特性や行動特徴が、

環境だけから引き起こされるとは

考えにくいです。


なぜなら、多くの場合、

環境が問題になる以前から

すでに自閉症の特性は

みられることが多いからです。


しかし、環境が無関係かといえば、

むしろ逆です。

自閉症の子どもは、

定型発達の子ども以上に、

環境からの影響を受けやすい

と感じています。



この世に完全無欠な環境などあり得ませんし、

育児や親子関係だって順調にばかりいくわけではありません。

それでも、多くの子どもは、

多少の負荷を押し分けながら

成長の道を歩んでいきます。


ところが自閉症の子ども達は、

発達の脚力(自己調整の力)が弱いために、

通常なら「ありふれた環境負荷」

に過ぎないものが、

過大な負荷となりやすいです。


自閉症の子どもは、

発達の歩みがゆっくりなので、

環境の影響に気づかれにくいこともあります。


しかし、実際には、


・ありふれた日常の刺激

・ありふれた生活の乱れ

・ありふれた親子のすれ違い


このような環境や関わりが、

心理や自律神経に与える影響を、

自閉症の子どもは定型発達の子どもよりも

受けやすい可能性がある、と考えられます。


だからこそ、

自閉症の子どもにとって大切なのは

「原因探し」ではなく、

負荷を下げる環境づくりと、

安心を増やす関わりを積み重ねることだ、

と考えています。



うるるんの森で見られたひなたくんの変化は、

こうした環境要因の調整によって、

症状の増幅が抑えられ、

安定が促された結果と考えられます。


🦉🦉


フクロウ先生ありがとうございましたうさぎ


手袋超要約まとめ

自閉症は、遺伝・脳神経・環境が

重なって生じ、

原因は一つではありません。

遺伝はなりやすさに関わりますが、

症状の出方は環境で変わります。

だからこそ、

原因探しより

「負荷を下げ、

安心を増やす関わり」

が大切です花花


関連記事:うるるんの森で見られた

「ひなたくんの2週間の変化」を、

心療内科的視点から

もう少し詳しく整理した記事はこちらです。

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