こんにちは
ひなたくんサポートチームです
、、、
うるるんの森には
心療内科医のお医者さんがいます

常駐しているわけではなくて
時々飛んでくる=フクロウ先生🦉
と呼ばれています。
医師の先生と連携しながら、
お子さま一人ひとりに寄り添った
プログラムを行っております
前回、
ひなたくんがうるるんの森へ来て2週間目までの様子をまとめました。
今回は専門家の方に向けて
ひなたくんの2週間目までの変化を
フクロウ先生にまとめていただきました。
それなりに、医療用語も出てきますが
興味のある方は是非
目を通してみてください
― なぜ、2週間で変化が出たのか ― (心療内科医による分析)
ひなたくんにおいては
、滞在開始から約2週間という比較的短期間で、
対人反応や身体安定性に明らかな変化が観察されました。
この変化を「自然な成熟」や「一時的な適応」とのみ捉えるのは不十分であり、
環境と関わりによって、ひなたくんの覚醒水準が下げられた、
と考えることで、より整合的に理解できます。
*「覚醒水準」とは、
その時の脳と身体の「緊張度・起動度」を表す状態のことです。
覚醒水準が高すぎると、落ち着いて人を見る・体を使うことが難しくなり、
適正な範囲に下がることで、周囲と関わる余裕が生まれます。
◾️最大の要因:覚醒水準を下げる環境と関わり
ひなたくんは、
・外からの刺激に対する処理容量が低い一方
・覚醒水準が慢性的に高い
という「高覚醒・低統合」状態にあった、と考えられます。
この状態では、
・注意
・対人反応
・運動制御
はいずれも困難を伴います。
うるるんの森での滞在は、
・自然に囲まれた静かな環境
・負担の少ない、予測可能な安定した生活
・ソワン・マサージュによる、心身の緊張やエネルギーの滞りからの解放
などの要素が重なり、
「覚醒水準を下げ続ける環境」として機能したと考えられます。
その結果、
交感神経優位な高覚醒状態が、抑制される方向に働いた可能性があります。
◾️ 身体安定性の向上
また、滞在前とは異なり、
・地面を感じながら歩く時間の増加
・急かされない移動
・抱き上げられすぎない
といった、負荷は低いが、頻度の高い身体刺激が増えたことで、
感覚統合が促され、身体機能がより安定したと考えられます。
この身体安定性の向上も、
覚醒水準を低下させる方向に働いたと考えられます。
◾️ 母子関係
母子関係においても、
愛着形成が急速に進展した、というよりは、
・抱きかかえ
・食事の介助
・強制的な誘導
といった、高覚醒状態を前提とした、母親による調整行為が減少したことによる、
母子の関係性の緊張緩和が、覚醒水準を下げる方向に働いた、と考えられます。
※これは、母子関係の質が低下していたことを意味するものではなく、
一時的に高まっていた調整行為が緩和されたことによる変化と考えられます。
◾️「2週間という期間」の意味
2週間という期間は、
・学習や訓練の効果が十分に現れるには短いですが、
・自律神経・覚醒水準の再調整が起こりうるには十分
という、神経生理学的に意味のある時間幅です。
ひなたくんの変化は、
スキル学習や行動修正のみで説明するのは難しく、
慢性的に高かった覚醒水準を下げられる「環境と関わり」を
一定期間維持できたことが、中心的に寄与したと考えられます。
今後も2週間ごとのまとめを
継続していきます。
よろしくお願いします![]()


