今治のB型事業所 エコステーションはるかす さんへ。

30名以上の方が登録されていて、本当に賑やかに楽しそうにお仕事されていました。
訪問時には今治タオルの包装(コロコロで糸くずを取って、組み立てや箱の中に封入していく)の作業を見学させてもらいました。
このほかにもムクナ豆茶やしいたけなど自社製品もあります。

お繋ぎくださったA lot of Optionsさん
からのオーダーで魚網を解いて卓上織り機で織物にしたり。
今治タオルの残糸を活用した織物などもあるそう。

焼き物もできるし、作業の種類が多いのは魅力的ですね。
何より利用者さんたちがとっても楽しそうでした。

ラオスの活動を案内して
石巻のブルースカイティー、美瑛の青い池ハーブティーのご紹介。

利用者さんのことを第一に考え、頑張っている事業所さん。
パッケージデザインの向上など、より良い製品が作れますように。

愛媛県内の視察、お世話になったみなさん有難うございました。





福祉視察
砥部にあるNPO法人ころころさん。
生活介護、B型事業所、短期入所と20名以上の方が利用する施設です。
34年前に障がいを持つ我が子が高校卒業するまでに施設を作る!と立ち上げたそう。

人気で売り切れがちな梅干しは無農薬栽培の七折小梅を塩だけで梅干しに。
今年は600キロくらい製品化できたそうです。

手間ひまかけた製品が正当な金額で売れてほしいですし、県外の方達にも知ってもらう機会が増えるといいですね。
梅を干す作業が大変で(日中は外で干して、夜は室内にしまってから帰る)、その時期に手伝いにきて!とのこと。

利用者の皆さんは楽しくおしゃべりしながら箱作りを頑張っていました。
毎日のお弁当が美味しいから見て!とお弁当も見せてもらいました。

地域を回っていると親御さんが立ち上げた福祉事業所が多いですね。
皆さん苦労して苦労して、同じ境遇の子達が入れるように働けるように積み重ねて今があります。

のんびり和気藹々、ほっとする事業所でした。
ありがとうございました。





B型事業所 風のねこ さん訪問。

主に精神障がいのある方達が通っている 静かでゆったりした事業所です。

編み物、フエルト、織り、お寺さんに納品するお結び玉 などを得意なものをそれぞれ製作されています。
器用な方も多いし、可愛い仕上がりになっていますが、固定で販売したりPRできる場が少ないようです。
大量生産はできないので、一般流通にのせることは難しいけれど、もうちょっとテコ入れできそう。

織については今治タオルの残糸を活用していたりして、面白いですね。
色味のバランスをとれば作れるものの幅が広がりそう。
ラオスのバッグ・ポーチ類とコラボで作っても面白いし、風のねこさんオリジナルのカラーシリーズがあっても良いかも?

文化庁委託事業で「幻聴幻覚ワークショップ」を実施されているのも興味深いです。風のねこさんでは2018年頃から利用者さん同士で幻聴・幻覚の聞き取りをはじめて、言葉や絵で表現をする活動をされています。
統合失調症は100名に1名ほどいるといわれる中、その症状や状況について知る機会は多くありません。

少しずつですが話すことや表現することが、やりやすい社会になってきていると思います。

SWHとしてはものづくりのほうで協働を模索してければと思いますし、表現の取り組みも学んでいきたいですね。

よろしくおねがいします!





環境新聞さんに連載掲載いただいた『環境と福祉を考えるラオスツアー』
3/25版でなんと6回目となりました。



3回目の掲載記事では障がい作業所の視察をメインに。





ラオスの現状を知る機会になりますね、有難いです。

記事でも取り上げられているラオスの障がい作業所の竹うちわ作り。
障がい当事者メンバーがバンビエンの森林センターに出向し製作中。

竹のカットは力仕事でなかなか大変ですが頑張りましょう。

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訓練の期間を終えて、製品をどれくらい作れるかのチャレンジに入っている竹うちわづくり。

ラオスの障がい作業所メンバーがバンビエンの森林センターに出向し作業できるよう協力隊員さんが調整してくれて、スタート。
事前に森林センターのスタッフさんたちが竹の切り出しと下準備を進めて下さいました。



ラオスは大量生産には向きませんが、他国では受けにくい小ロットや同型の作り溜めなど、生き抜くための独自ルートを模索したいところ。

竹うちわのチームリーダーとして活躍する障がい当事者メンバー2人のやる気が高く、これを仕事にしたい!教育側にたちたい!と思ってくれています。






ラオス展はコロナ禍の2020年にスタート。
毎年カラーを変えながら、ラオスの民族女性たち・障がい作業所が新しい製品を作る機会を得られるよう組み立て、日々実験のように続けてきました。

やってみないと分からないことも多い&社会環境も変化していく中での開催はなかなか大変でしたが

少しずつニーズも把握できるようになってきて、外からラオスに入る側がやるべきことも意識するようになり。

実験が続いたので
もう少し好きなものも我儘に作りたいなと思うこの頃。
今年は同系色とグラデーションの一年です。

2020年〜 青のラオス展
2021年〜 赤のラオス展
2022年〜 深緑のラオス展
2023年〜 琥珀のラオス展
2025年〜 白のラオス展
2026年〜 あわいこいラオス展

合間で
2021年洋服を作り始めて、纏うラオス展。
2023年初めての海外開催、パリでTissage du Laos。
どれも必要なステップだったと思います。

※ラオス展の素敵チラシとロゴのデザインは ろじゆらデザインさんが担当してくださってます

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旭川市倫理法人会のモーニングセミナーに佐藤等先生と登壇させていただきました。ㅤ「日本にルネサンス(再生)の支度はあるか」
というテーマで佐藤先生にお話しいただき、その後ラオスの話も交えながら対談形式で進めさせていただきました(なんと46名の方がご参加!!)。

佐藤先生のお話のなかで
日本は海に囲まれているから、移動し逃げ出す場所がない分、文化は深く掘り下げられる傾向にある。
陸続きの国のように新しく入ってきたもので塗り替えるのではなく深化していくというお話がとても心に残り忘れられない・・・!
住んでいると当たり前になって気が付きにくくなってしまう日本人の良さ・面白さを再発見したような気持ちになりました。

2022年からおかだ紅雪庭でラオス展を開催させてもらっています。
佐藤 等先生がおかだ紅雪庭の高橋富士子さんを繋いでくださったことで、旭川にご縁ができて

カムイ大雪バリアフリー研究所の只石さんや松浪さんにお世話になり、美瑛の青田さんをご紹介いただいて
ラオスと美瑛の障がい者雇用を支える「青い池ハーブティー」を流通できるようになりました。
2024年、2025年はラオスの障がい作業所のメンバーを連れてきて初雪、ボッチャ体験などもできました。

1つの出会いが大きく広がり 知らない が 知っている に変わり
地域に向けて何ができるか
福祉を自分ごとにしていくために何ができるか
福祉の真ん中にいる人たちが活躍していくには何が必要か
少しずつですか考える機会を増やせているかなと思います。

青い池シリーズは布ものも増やせたら良いなと思いますし、旭川の福祉まわりももう一歩チャレンジできれば。

旭川・美瑛エリアで活動できるように下地を作ってくださったお二人に感謝です。
そしてそのお二人と講演に参加できて感無量でした。

【報告 石原ゆり奈】